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テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:ダーリンのこと
前回のレネの超スピード婚もかなりの衝撃だったのですが、もう一つ我が家を震撼させる出来事がありました。
イライジャの弟、イアンの結婚です。 と、言ってもまだ結婚はしなくて、イースターの日に結婚するそうです。 相手はもちろん、あの、ベスです。 ベスとイアンが付き合い始めたのは去年の秋、ハロウィーンを過ぎたあたりからだから、まぁお付き合い的には3ヶ月くらい。そしてイースターのころだと5ヶ月くらいにはなるのでしょうか? レネほどのスピード結婚ではないけど、やっぱりスピード婚な気がします。 まぁね、ウチの両親もお見合いしてから約半年後に結婚してますから、長く付き合えば良いというわけではないのかと思うけど、やっぱり、私的にはもう少し長くお付き合いした方がいいんじゃないかなって思うんです。 それにイアンは一度結婚に失敗してるし。。。 レネの結婚とイアンの結婚がもとで、今回また私とイライジャの言い争いになってしまいました。 ダーリンは、突然私に向かって、 「俺たちは結婚できない、というか、オレが結婚できない」 と、言い出したのです。 私はこれを聞いたときショックで泣いてしまいました。 ダーリンは続けて私に言いました。 ダーリン 「見てみろよ。俺の最愛の両親はオレが幼いときに離婚している。そして今、ステップファーザーは浮気している。イアンは結婚したけど、すぐに離婚してしまった。どうせ今回のベスとの結婚も一時の感情に流されて結婚してるから、前のときみたいに1年も経てば別れるだろう。ママドゥだってジョアンともうすぐ離婚する。レネだって、一時の感情に流されて結婚したから、どうせ半年もすれば別居→離婚なんてことになるだろう。セルゲイの両親だって離婚してしまった。サトの両親みたいに、ずっと仲良くできるなんていう保障はどこにもないんだ。みんな離婚しちゃうんだよ。」 私は絶句しました。 イライジャの言ってることは確かです。 まぁ、セルゲイの両親の離婚は、巷で言う熟年離婚というやつですが。 イライジャは、またも結婚に対してネガティブに考え始めてしまったのです。 ダーリン 「結婚できないというのは間違った言い方かもしれない。俺は結婚したくないんじゃなくて、絶対に離婚をしたくないんだ。絶対に!!」 これが、たくさんの悲しい離婚を見てきたダーリンの本音だと思うのです。 ダーリン 「サトと別れたいんじゃない。一緒にいたい。サトがいない生活は考えられない。でも、結婚するのが怖いんだ。今の俺たちでは結婚してもうまくいかなくなって、どうせ他の奴らと同様に別れてしまうに決まっている。」 このように言われてしまったら、なんていえばいいのでしょう? ダーリンは悲しい離婚をたくさん見てきて、そこから結婚するということの重大さを他の人より重く感じてしまっているのです。 私だって結婚したら離婚なんてしたくない。 永遠の愛なんて信じないけど、頑張って永く継続させたい。 ダーリンにもそうに伝えました。 そしたら、 「サトは結婚の良いところだけを見ていて、悪いところを見てない。だからそういう風にいえる。サトが考えてるより結婚を長続きさせることはとても難しいことなんだ。」 といわれました。 私もダーリンに聞きました。 「仮に今のまま私たちが結婚したとして、生活が変わると思う?」 と。 基本的には変わらないと思うのです。 私たちは一緒に住んでいて、寝起きを共にし、家事は私がして、ダーリンが稼いでくる。そして二人で学校へ行く。 変わることといったら、私のビザのステイタスと、学費(今は高いOut stateの学費を払っている。)が安いIn stateの学費になること。あとはわたしが働けるようになるくらい。 私はそのようにダーリンに伝えました。 ダーリンは 「変わらないかもしれない。でも、もしかしたら変わってしまうかもしれない。だから怖いんだ。誰も結婚するときは、一生変わらないって思うものなんだ。でも変わってしまうんだ。」 といいました。 ダーリンが言うことはもっともなことです。 でも、もう少しポジティブに考えてほしいのです。 私はイライジャが幸せならそれでいい。 でも、イライジャが人一倍寂しがり屋なことを知ってるのは、ダーリンの両親でも家族でもない、私だけ。 そんなイライジャが一生一人でいることは苦しいことに他ならないと思うのです。 私と結婚しなくてもいいから、せめて結婚に対してもっとポジティブに考えられるようになってほしいと思います。 人の考えを変えるのはとても難しいことかもしれないけど、せめてイライジャには幸せになってほしい、そんな気持ちを込めて、これからのイライジャをバックアップしていきたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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