熊本城築城400年祭プレイベント~エリック宮城さんを迎えて~
熊本城築城400年祭プレイベントとして、ジャズの僻地熊本へ、あのエリック宮城さん(Tp)の登場です。このイベント、サブタイトルに「未来を担う青少年の夢コンサート」と題されており、実は、主役は、小学・中学校の吹奏楽部のこどもさんたち。見ていて、それはそれは清々しく、けなげ、かつ、その実力たるや、ワタシたちもちょっとたじろぐほどでした。中でも、小学校(ワタシの母校)の吹奏楽部で、ホントにちっちゃ~い女の子がトランペット持って、堂々と前でソロをとる姿には、胸が熱くなり、瞳もうるみ、ステージ駆け上がって、抱きしめてあげたくなるくらいに感激しました。「ちっちゃいことはコンプレックスじゃない。むしろステージでは、誰よりも目立つくらいの魅力になるんだから、堂々として、自信持って!」と教えられたような気持ちでした。だはっそんなこんなで、光栄にも、Cosmic'80もエリック宮城さんと同じステージに上がるという幸運な経験をさせていただいたわけですが、エリックさんのソロ、そのバックで「I Remember Clifford」を弾く・・・・なんという暴挙、いや、快挙練習のとき、コンマスからは、「Cadenzaはコードで追いかける」という指示を出されておりましたが、それは無理というもの。自由に即興的にやるのがCadenza,どんなコードが飛び出すかもわからないし、どのくらいの長さになるのかもわからない。秋空の澄んだ熊本城に、不協和音をとどろかせてはまずい!ここはやはり、エリックさんの邪魔をしてはいけないんじゃ??(笑)と、あえて無伴奏にしました。スミマセン。でも、やっぱり、よかったと思います。10月としては猛暑の1日が終わり、夜、へとへとのだらだら~っとしていたら、NHK-FMで、「守屋純子セクステット」のライブ放送が。奇しくも、トランペットはエリック宮城さん。今日、間近に聴いたあの人のあの音だあ・・・・と、しみじみ聴いていたら、いつのまにか、寝てしまってました。心地よい疲労感。明日はきっと元気で起きられます。