川嶋哲郎さんのライブ堪能♪
哲ちゃん(だから気安く呼ぶな?)、川嶋哲郎さんのライブに行ってきました。あたふたと開場1時間遅れで到着、ドア開けてビックリ!出入り口付近まで、立ち見のお客さんでいっぱいのヌアージュ。人垣をかき分け、背伸びして、遠目に観る川嶋さん。今年、夏のアートプレックスで会ったときより、スリムになられたように見えます。とにかく、情熱的な縦揺れでブロウしまくる方なので、静止した一瞬をとらえようにも、なかなか難しい。(つか、それが目的じゃないんですが)カリプソ風の曲では、テナーサックスなのに、パーカッションの音になったり、スチールドラムの音になったり、またフルートの持ち替えの曲では、声と音と同時に発音、腹話術???(違)ホント、どっからどのようにして音を出してらっしゃるのか不思議でならない!!リクエストの「Hush-A-Bye」に応えてくださり、シロウト衆のどんなささいな質問にも、誠心誠意答えてくださり、「信頼している同士が一緒にやるんだから、相手の音なんて聴く必要はない。聴いてる場合は相手が信頼できていないから。」という言葉には、目からうろこが落ち、哲学的な「論語」の会話には、ふむふむと耳だけ動かし、お寿司をほおばりまくった、忙しくもオイシイだらけのアフター。ドラムの菅原さん、階下からのクレームで、バスドラが踏めないというハンディがありながらも、その卓越したテクでもろともせず、ベースの小牧さん、いちばん若いのに、文字通り、底辺で二人をしっかり支える大黒柱。本当に信頼しあってるトリオなのでしょう。いいライブでした。 ●川嶋哲郎(Ts,Fl)●菅原高志(Ds)●小牧良平(Wb)