テレ朝「24Japan」は栗山千明が主演だった。
「24Japan」、最終回を観た。本家アメリカ版「24」のリメイクということで、賛否両論あった。ワタシは本家版を全く見ていないので、この日本版がまったくのオリジナルとして見ることが出来て、毎週期待して観ていた。とはいえ、唐沢さんは、顔立ちが優等生風、”えーとこのお坊ちゃま”顔なので、今回のワイルドなイメージはちょっと似合わなかったな。やはり以前にも書いたが、唐沢さんは平成版「白い巨塔」の財前五郎役がいちばんのハマリ役なのだ。誰が何と言おうと、誰も何も言ってないけど。逆に水石伊月役の栗山千明は、最高に適役だった。最終的には内通者だったわけだが、それがわかるまでの、献身的な、慈愛に満ちたほほ笑みで、班長である唐沢とその妻子を助けてきた表情と、内通者だと発覚し、逃亡前に、唐沢の妻に向け豹変した冷酷なその表情の差に、ひいいいい~~~怖ッ!!背筋ゾクゾク、もう今夜は眠れないタスケテ~~~そしておもった。このドラマは、栗山千明を最高に美しく、恐ろしく、残酷に見せるためのドラマだったのだ。あの妻も、最後の最後に余計なこと言わなかったら、殺されずに、ただ逃がされて済んだかもしれないのに、「今でも夫に未練を持っているの?」みたいなことを勝ち誇った妻のごとく言うもんだから、千明の殺意に火がついたのだ。と、ワタシは思う。で、続編はあるのだろうか???たぶんないだろうな。その時は、唐沢さんがもうおじいちゃんになってるからな、あ、いや、今度は、竜雷太さんの役どころを唐沢さんが演じるのもアリだね(こらこら)