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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:ライブレビュー
小倉のテナーサックス奏者田部俊彦さんと、 熊本のサックス奏者仲地数光さんの2冠の2管に(!)、 これまた超メジャー級ピアニスト野本秀一さん、 若手の田中誠さん(Bs)、亀井俊児さん(Ds)の豪華ユニット”Groovin' High"。 ベニー・ゴルソンの「Whisper Not」からスタート。 2つのサックスが重厚に響くリフはまさに大人の関係 ”ウイスパーノット”な世界だった。(どんな世界ダヨ) その後も「Beautiful Love」そして、ユニット名の「Groovin' High」は チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーのテイクから。 そのハゲしく疾走するフレーズにひゃあ~~、興奮!! 変わってキャノンボールアダレイのボサノバ「バッド・・・デイ・・ファレ・・ンス・・?」 (ウロ覚え)では、 都会的なゆらぎ感でクールダウン、心地よく落ち着く。 その後も「Four Brothers」など2管用にハーモナイズされ、 アレンジされた曲が多く、 その独特のアンサンブルの妙を楽しむこともできた。 そしてまた、サックス二人のアドリブ回しと、 一歩控えめなアドリブと、しかし、 しっかりとした存在感のあるピアノのバッキング。 それぞれがお互いに、 その会話の中で、 音のみならず、 心の声まで聴きあっているかのようだった。
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