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カテゴリ:本
12月5日水曜日の熊日新聞。
熊本市下通にある老舗バー「名も知らぬ驛(えき)」を舞台に、 短編集を自費出版された方の記事。 今年4月急逝した元マスター、市原さんは、 母の同級生で、何度かお会いしたことがあった。 接客業らしく、ほがらかでユーモアあふれる方だった。 年齢を理由にお店を譲ってからは、 シルバー人材センターに登録されて、 有料駐車場で働いていらっしゃるときいていた。 そこでのトラブル解決の武勇伝なども聞かされ、 お元気に余生を過ごされている中での、 突然の訃報。突然死。 ピンピンコロリが理想とよくいわれるが、 もし当人に、 何の心の準備もないままでは、 あまりに不条理ではないか。 せめて、 「名も知らぬ驛」で過ごした多くの人たちの記憶の中に、 そして、この小説『名も知らぬ駅に来ませんか』の中で、 市原マスターが生き続けることを願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 7, 2018 12:10:06 AM
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