なんちゃってピアニスト日記

ケーシー高峰さんの訃報。
こどもの頃、
日曜の昼にやっていたお笑い番組を家族でよく観ていた。
ケーシーさんの怪しいお色気医学漫談は、
こども心にもオモシロかったが、
親の前で笑っていいのか、
ちょっと躊躇していたことをおもいだす。

少し前には萩原健一さんの訃報。
そんなにファンだったわけではないが、
昔のVTR、最近のVTRが流れるのを観れば、
どの年代のショーケンもカッコイイではないか。気づくの遅ッｗ
いろいろと事件を起こしたり、
女性問題を繰り返すハナシを聞きかじるたび、
怖い、気難しいひとだとの印象を持っていた。
NHKの「クローズアップ現代」で、
彼の特集があった。亡くなる直前まで密着したドキュメンタリーだった。
夜中、録画を観ながら号泣。
人知れず病気と闘っていた。
死の直前まで俳優であり、
ひっそりと逝った潔い最期だった。
そんなショーケンの生涯最後の女性、
妻の冨田リカさん。ショーケンに
「このひとに遭って、過去はすべて忘れた」
といわしめた女性。強く気高く、
足がキレイだ（さすがモデルさん！・・ってカンケイないかｗ）

ひとは誰しも、
人前には見せない苦難をかかえているもの。
そうおもって毎日を過ごせば、
けっして自分だけが特別に苦労しているわけではないとおもえてくる。