なんちゃってピアニスト日記
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城見町通りpubさがの、今年初。 3月15日で長きにわたった営業を終えるというのにこの不義理。 ワタシは2013年4月からコロナが流行りだす前の2020年12月まで、 この店でピアノの修行をさせてもらった。 マスターのテナーサックスとジャズを演奏したり、 お客様の歌伴をしたり、 その合間に、 グラスを洗ったり、割ったり(こらこら) 水割りを作ったり、 コケてタンコブを作ったりしていた。 マスターは優しかったが、 ママは厳しかった。毎回何かと怒られた。 ”子供部屋おばさん”ならぬ、
「上げ膳据え膳おばさん」には けっこう効けた。効いてもこの程度だから、よっぽど何も出来なかったのねw
店内は別れを惜しむ常連さんたちで満席だった。 常連さんもいい方たちばかりで、 ワタシの拙いピアノでも褒めてくれたり(酒のチカラw)、 数回しか会ったことがなくても、 「ピアニストさんですよね」と声をかけてくれたり、 最後には、出前のたこやきをそこにいた全員にごちそうしてくれた。 これが熱いのなんのって丸ごと1個口に入れたら、 やけどすること間違いなし。
店の名前も「あっちっち」、看板に偽り無し あ~、残念だ。ワタシのお気に入りの店が少なくなっていく。 でもひとまずは、 マスター、ママ、お疲れさまでした、ありがとうございました。