平松次郎『サンマイ崩れ』
角川書店の文芸雑誌・野性時代7月号。2006年度日本ホラー小説大賞短編賞受賞作です、精神障害のある青年が、病院を抜け出しボランティアに行く話しです、その先が、土砂崩れでながされたお墓、どこからホラーに突入するんだろう、途中まで、気づきませんでした、はじめっからホラーだったのです、最後の方、6ページづらいで気づき、がぜん面白くなりました、よしもとばななさんがホラー好きなので、ホラーに興味がありました、今まで怖そうで興味なかったけど、よく考えてみると、ミステリタッチで、謎解きなんかあって、面白そうじゃないですか、ちなみに、SFファンは、不思議な物語はなんでもSFだと思っているのです、もちろんホラーもだー。