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20日にサツキの部活のバンドは、学校の近くの地域で 地元のみなさんが熱心に「まちおこし」的に行っている 音楽まつりに出演した。 事実上、それが引退興行というわけになる。ま、実際は あと一回、入学式と新入生歓迎会で吹くのだけど、外の 人に聞いていただく場はサツキたち2年生にとって最後だった。 で、まあ終わった後も打ち上げとやらをして、うちに帰って 来た夜、しみじみとサツキがいった。 「あ~、楽しかった。今日はKちゃんとかともすごく 盛り上がったよ。」 Kちゃんというのは同級生だが部活の中ではちょっと異端な 子で、前は彼女に相当腹を立てたりすることもあったので ちょっと意外で、 「そうなんだ?」 と聞いてみた。 すると、意外な答えが返ってきた。 「うん、なんていうか、Kちゃんも仲間なんだな~って 思ったんだ。MとかCは友達だけどね。Kちゃんも、 ほかのみんなも、そんなに仲良くない子もみんな、 仲間だなあって。」 さらに続けて 「おかあさんが前に言ってたことがようやくわかったよ」 と。 え??と思ったらサツキがが 「中学のころにお母さんがわたしに、『友達は友達。仲間は 仲間。仲間としてみたらいいじゃない』っていったんだよ。 そのときは全然いってる意味がわかんなくてさ、 何いってんだよ~、って思ってたんだけど、最近わかった んだよね。別に友達じゃなくたって、同じ(音楽をする) 仲間だって。友達か、そうじゃないか、だけの関係しか わからなかったんだけど、今はおかあさんがいうことが わかる」 って。 実は、そんなこと話したことも忘れていたんだけど、 子供というのは案外親のいうことを聞いていて、 覚えているもんなんだなあと思いました。 それと同時に、 たとえ今は伝わらなくても、わかってもらえないなと 思っても、親として大事だと思うことは、ちゃんと いわなくちゃいけないな、って改めて思いました。 そういえば、メイにはどうも手を抜いている(語る ということについては)気がするので、ちょっと 心をいれかえようと思います(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月25日 19時51分11秒
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