神様の砂遊び
この開聞岳を「神様の砂遊び」と表現された方がいらっしゃいます。このブログのなかで「お気に入り」にも登録させて頂いている方でyasootjpさんの表現なんですが、すごくお洒落な言葉ではないでしょうか?この開聞岳の周りは山が無く、開聞岳が薩摩半島の海に面しており、そこに神様が砂を運び山にしたのでしょうか?今から約60年前、日本が太平洋戦争をしていた頃、鹿児島の知覧という場所に基地がありました。特攻基地です。片道の燃料と爆弾を積んでそのまま敵艦に激突するのです。日本の勝利の為に、己の命と引き換えに・・・。その特攻隊の隊員達は沖縄にいるアメリカ軍に激突するために知覧を旅立ちました。彼らが最後に見た景色、この開聞岳をどんな思いで見たのだろう・・・。この開聞岳を見て、人それぞれに様々な感想を持つと思います。しかし、今から約60年前に多くの若者が犠牲になり、この国の為に生き、死んでいったことを改めて感じたいものです。薩摩隼人~ぼっけもん~は何か悩み事やつらい事、壁にぶち当たったり、失敗をした時、自分が嫌になった時はいつも、この特攻隊員のことを思うようにしています。彼らのつらさに比べれば自分が悩んでる事自体が、情けなく恥ずかしく思う。強く生きなければ・・・親から貰った大事な身体と人生を、強く生きなければ・・・。ただ、心からそう思う。