カテゴリ:介護
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今回は、高齢者が病院に入院された場合、どうして、すぐに退院させられるのかを考えてみましょう。 ところで、あなたは、逓減制をご存じですか? つまり、長期入院が原則的にできない理由は、この逓減制という制度があるからです。 逓減制とは、簡単に説明すると6ヶ月ごとに、病院等に支払われる療養費が、減らされる制度のことです。 つまり、減らされる前に退院させて新しいひとを入れたほうが儲かるということです。 これは、社会的入院をさせる病院が増えたために出来ました。 社会的入院とは、病気が治って自宅に帰れるにもかかわらず、病院へ入院させ続けることをいいます。 つまり、ムダな医療費を使わせないためためです。 ということで、現在は、病院に入院させておけば介護は、病院まかせでということは、通用しなくなりました。 でっは、どうすれば、お年寄りが介護施設へ長くいられるのでしょうか? 今までは、介護療養型医療施設という医療、介護中心の施設に入ることができました。 しかしながら、この施設は平成24年までに、すべて介護保険対象外の施設となり、有料老人ホ-ムなどの施設への転換が図られる予定になっています。 この介護療養型医療施設では、介護保険と、医療保険両方適用がされています。 ですから、介護保険対象外の施設となり、有料老人ホ-ムなどの施設への転換が図られることは、大変なことなのです。 そこで、経済的負担が少なくてすむ施設といえば特別養護老人ホ-ムということになります。 今回は、ここまでです。 最後まで、お読み下さいまして、ありがとうございました。 上山行政書士事務所でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月11日 10時02分37秒
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