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heliotrope8543

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January 20, 2008
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 横浜元町のスイスオルゴールのお店で開かれるゴールコンサートを聞いてきました。
スイス オルゴール ルヴィーブル

 時代を追って説明をしていただきながら、音色を楽しみました。ここにも手紙を書くピエロのオートマタがあります。さらさらとペンを走らせるときには顔も目で追っているかのように横に動き、居眠りをするときには縦に動きます。ランプの明かりが暗くなったのを左手で明るくします。何度見ても詩的です。ランプの焔の明かりに顔と衣装の白が映えるということで、照明を落としても見せていただきました。一旦火が消えて暗くなってから、白い姿が浮かび上がります。余談ですが、歌舞伎も昔はろうそくの明かりだったから白塗りだったのだと納得。

 蓄音機が発明されてオルゴールはすたれてしまいましたが、量産されていたディスク型が最初に姿を消し、職人手づくりのシリンダー型を作る会社はベビーベッドの上に一時はどこの家庭にもあったメリーゴーランドがヒットしたおかげで、生き延びたそうです。

 75弁のオルゴールは耳には聞こえない低・高周波が脳幹に作用してアルファ波を出させるそうです。高価なものですが、100年使えるので、代々子どもの情緒教育に使えるというお話でした。とてもなごむ音なので、ぎすぎすしがちな今の時代、ひとつあったらいいなあなどと思います。婚約するときに、血塗られているかもしれないしあまり使うときのないダイヤモンドの指輪よりオルゴールをもらうほうがよいかもしれません(私は手遅れですけど)。家族のテーマ曲というか、思い出の曲になりますし。

 お昼をとってから、映画「Earth」を見ました。自然の雄大さ、美しさ、厳しさをずっしりと感じる映画でした。喰うか喰われるかという場面は手に汗握ります。つい追われる方を応援したくなりますが、追う方も餌が捕れなければ飢え死にしてしまいます。以前読んだ本には、草食動物は天敵がいないと数が増えすぎ、餌がなくなって絶滅する、だから、敵のように見えても共生しているのだ、と書いてありました。自然の中で生命が循環していゆくのなら、かわいそうだけれど、納得がいくのですが、温暖化のせいで何日も泳ぎ続けてやっと陸地にたどりついたホッキョクグマが追い詰められて無理をしてセイウチを捕ろうとするという賭けに出たあげく、力つきてうずくまる姿はせつなすぎます。温暖化は太陽の黒点のせいだという人もいますが、そうだとしても人間が地球を汚し続けてよいはずはありません。化石燃料を燃やせば二酸化炭素だけでなく排ガスも出ますし、原発は周囲に癌が増えるとか放射性廃棄物が出る、バックアップ用に結局火力発電所が必要など、問題があります。

 やっとのことで渡り鳥がたどりついたところが汚染されていたなどということにならないよう、私達は生活を見直さなくては、と思います。動植物だけでなく、人間についても、昨日ご紹介した元エコノミック・ヒットマンだったかたが、先進国の人間が安いものを買いたがることが発展途上国の低賃金の労働者を生み出すと言っていたのが、印象に残っています。





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最終更新日  January 21, 2008 01:19:10 AM
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