今日のお茶飲み話
丸川さんはどうして自民党から立候補することにしたのでしょうか?プライベートなことはどうでもいいのですが、以前自民党を批判する本を出したというのに、「光栄です」などといって立候補するなんて。山谷えり子氏やはまよつ氏みたいに、前とまったく違った立場で発言しはじめるタイプなのでしょうか?それとも、自民党のいいかげんさを身をもって示そうとしている? 少し前にラジオを聞いていたら、ある元議員が電話でインタビューに応じていました。「政治はおいしいのですか?」という質問に「自民党についていればおいしいでしょうね。私のように公明党を批判するとマスコミに相手にしてもらえなくなってつらいです」「今日は中継なので発言させてもらえますが、そうでないと私の発言はカットされてしまいます」とおっしゃっていました。「日本は形式は民主主義だけれど実際には民主主義ではない」とも。 白川勝彦さんは政教分離を主張してしばらくボディーガードを雇わなくてはならなかったそうです。白川さんのサイトを少し読み返してみましたが、2000年に書かれた「自自公連立の政治論的批判」の結び、「国民の信頼を得られる連立の形態を、一人ひとりの政治家が模索しなければならない。そのキーは、ごく普通の意味におけるリベラリズム=自由主義ということになろう。真の自由主義者がすべてをのりこえ大同団結をしなければならない。そうしなければ21世紀の展望を切り拓く政権はできない。すべての自由主義者、団結せよ。そのときは刻一刻と迫っている。」を、今政治を変えないと大変なことになると思っている人たちは、今度こそ実現しなくてはいけないと思います。白川勝彦の自薦論文集 「自自公連立の政治論的批判」より政治家は官僚とどう向き合うべきかもお薦めです。