ひとやすみ

「雨ふりで、畑仕事が今日は出来ないから一緒に昼ご飯を食べよう」と

朝一番に電話が入りました。

畑づくりをしながら、パートに出ている彼女は

私の数少ない友人の一人ですが、

お母さんの介護をしながら、畑・パート仕事と、とても頑張り屋さんです。

せっかくのランチのお誘いですので、

どこかに行くより、家で食べようということで、

私がかっぱ巻きを作っていきました。

このごろ、少し上手にできるようになったので、

はりきって作りました。

ピンク色はサーモンです。茶色はゴンボ、緑はキウリ

なかなかいい色合いで、満足・満足

いーっぱい褒められて、いい気分！

お母さんも一緒に、昔の話や、今の話、入り混じって

笑って笑って、きました。

お母さんを見る彼女の目が、とても優しくて、穏やかだったのを

娘と、私もいつかこんな風になれればなあと思いながら、見ていました。

彼女のお母さんは、86歳、足元が、すこーしおぼつかなくなって、

それでもお話は、とても愉快な方です。

私達の小学生のころまで、話がさかのぼり、

 当時、婦人会の会長をしていた、私の母の事までも話題になり、

気持は、小学生・中学生に戻ってしまいました。

みんな、小さい時があり、86歳のお母さんも

その当時は、まだ30代、子育て真っ最中！

時を重ねるってこういうことなのだなあと、

私の記憶している若いころの母たちの姿を思い出し、

彼女の目が穏やかで慈愛に満ちているのは、

やはり、あのお母さんのもとだから、と思いました。

【なんでも、ばかくさいと思ったらまいね(悔しいと思ったら、駄目だ)

これは、こうなんだ、と思えばいい】

お母さんのこの言葉を、心にいただきまーす

もちろん、私のかっぱ巻きをたくさん褒めてもらい

ほめ上手な彼女に、気分は最高！

私も、畑・パート・趣味の世界と

どんなに忙しくても、決してくじけることなく前向きに、

幅広く、活き活きと動いている彼女を、友に持っていることを、

とてもうれしく、誇りに、思っています。