全米興行成績、「Disturbia」が新作を抑えV3達成
夏の大本命を目前に控えて、予想以上の静けさに包まれた週末の全米映画興行成績は、D・J・カルーソー監督スリラー「Disturbia」が1000万ドルに満たない成績ながら新作陣のつまづきに助けられて3週連続の首位キープに成功した。2位には「ブレイド3」のデヴィッド・S・ゴイヤー監督スーパーナチュラル青春サスペンス「The Invisible」が初登場ランクイン。主演は「宇宙戦争」のジャスティン・チャットウィン。オリジナルはスウェーデンのヤングアダルト小説作家マッツ・ヴォールの同名原作を映画化したスウェーデン映画「Den Osynlige」。フィリップ・K・ディックの短編『ゴールデン・マン』をニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア主演で映画化したSFアクション「Next」は3位に初登場。監督は「007/ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリ。そして9位に初登場となったのは、リアリティ番組をモチーフにしたスティーヴ・オースティン主演のバイオレンス・アクション「The Condemned」。監督は「ハード・トゥ・ダイ」のスコット・ワイパー。確定順位は以下の通り。順位 タイトル 興収$ 累計$ 1. 「Disturbia」 9.0M (52.1M) 2. 「The Invisible」 7.7M (7.7M) 3. 「Next」 7.1M (7.1M) 4. 「Fracture」 6.8M (21.0M) 5. 「Blades of Glory」 5.1M (108.0M) 6. 「Hot Fuzz」 4.8M (12.6M) 7. 「ルイスと未来泥棒」 4.8M (88.3M) 8. 「Vacancy」 4.1M (13.7M) 9. 「The Condemned」 3.8M (3.8M) 10. 「Are We Done Yet?」 3.4M (43.8M) 今週は、メガヒット・シリーズ第3弾「スパイダーマン3」が満を持して遂に登場。はたしてどこまで数字を伸せるか、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」が持つオープニング記録1億3563万ドルの更新に期待がかかる。その他、カーティス・ハンソン監督ドラマ「ラッキー・ユー(原題)」も公開に。