全米興行成績、「ラスベガスをぶっつぶせ」が首位キープ
週末の全米映画興行成績は、ベン・メズリック原作「ラスベガスをぶっつぶせ」が興収1510万ドル(約15億円)で2週目も首位キープに成功した。2位には、ジョージ・クルーニー監督・主演、レネー・ゼルウィガー共演最新作「Leatherheads」が初登場ランクイン。1920年代のアメリカン・フットボール・チームを舞台に、経営難のチームを救うため奔走するチームの看板選手と、彼が自ら獲得した大学リーグのスター選手、さらにそのスター選手の経歴に疑いを抱きスクープを狙って2人に近づく女性記者、3者の間に生まれる複雑な恋模様を描くロマンティック・コメディ。共演にジョン・クラシンスキー。そして3位に初登場となったのは、アビゲイル・ブレスリン、ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー共演のファミリー・アドベンチャー「Nim's Island」。2位とは僅差のため確定順位では入れ替わる可能性も。科学者の父と絶海の孤島で2人暮らしの少女ニムは、動物たちと遊びながら楽しい日々を過ごしていた。しかしある日、父が遭難してしまい、困ったニムは彼女が愛読するヒーロー冒険小説の作者に助けを求めるのだったが…。原作はウェンディー・オルーの同名児童書、監督はジェニファー・フラケット&マーク・レヴィン。「シンプル・プラン」の原作者スコット・スミスの待望の長編2作目として大いに注目を集めた『ルインズ 廃墟の奥へ』を映画化した秘境サバイバル・スプラッタ・ホラー「The Ruins」は5位に初登場。メキシコのリゾート地カンクンに卒業旅行にやって来たアメリカ人4人組。平凡なリゾートライフに退屈し始めた頃、現地で知り合ったドイツ人旅行者と一緒にジャングルの奥地にあるという遺跡へと軽い冒険気分で向かった彼らだったが、そこには彼らの想像をはるかに越えた未知の恐怖が待ち受けていた。出演はジョナサン・タッカー、ジェナ・マローン、ショーン・アシュモア、ローラ・ラムジー、ジョー・アンダーソン。監督は新人Carter Smith。速報順位は以下の通り。 順位 タイトル 興収$ 累計$ 1. 「ラスベガスをぶっつぶせ」 15.1M (45.5M) 2. 「Leatherheads」 13.4M (13.4M) 3. 「Nim's Island」 13.3M (13.3M) 4. 「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」 9.1M (131.0M) 5. 「The Ruins」 7.8M (7.8M) 6. 「Superhero Movie」 5.4M (16.8M) 7. 「Meet the Browns」 3.5M (37.7M) 8. 「Drillbit Taylor」 3.4M (25.5M) 9. 「Shutter」 2.8M (23.1M) 10. 「紀元前1万年」 2.7M (89.3M) 今週は、ジェームズ・エルロイ脚本、キアヌ・リーヴス主演の犯罪ドラマ「Street Kings」、「プロムナイト」をリメイクしたティーンズ・ホラー「Prom Night」、デニス・クエイド、サラ・ジェシカ・パーカー共演ラブ・コメディ「Smart People」などが公開に。