自由葬で
脳梗塞で入院していたおじいちゃんが8月20日に退院してきてから約二週間、朝5時に転んで起きられなくなったと連絡があったり、おむつもうまく履けなくて床に失禁してしまったりと色々大変でしたが、ケアマネージャーさんにも連絡して、デイサービスや介護ベッドの手配等も進んでいた矢先、今度は脳出血をおこし、9月1日に亡くなりました。退院してからは、ご近所さんが庭の手入れしてくれたり、煮物作って持ってきてくれたり、毎日誰かが訪問したり電話で励ましてくれたりと、心配して様子を見てくれていたようです。亡くなる前日も、「歩けるようになったらまたカラオケ行こう」と楽しく話していたんだとか。友人や仲の良いご近所さんにも会えて、苦しむ時間も少なくて、最期を自宅で迎えられた事は幸せだったのではないかなと思っています。葬儀の方も既に済ませたのですが、おじいちゃんも生前、葬式はやらなくていいと言っていたので、コロナ禍だし、家族葬で身内だけでこじんまりとやろうと親族で相談したにもかかわらず、葬儀社との打ち合わせで、喪主のおじさんが葬儀社の提案を全て頷いていたら、出された見積もりが200万円越えになってしまって。( ̄▽ ̄;)さすがに黙っていられなくなって、自分が口出しして、かなり費用抑えさせました。だって、親族10名くらいなのに、50万円の祭壇なんか必要ありません。更に、香典返し100個ってどういう計算なのだ。で、後でおじさんに、本当に200万の葬儀にするつもりだったのって聞いたら、全然分からなかったからただ頷いていただけだって。おぃおぃ(・_・;)しかも、葬儀社にもノルマがあるのでしょうね、きっと、無宗派の自由葬にするから、これ要らない、これも不要、なんて値引いていったら、ここはこれだけ値引くので、こちらのオプションだけはどうしても入れさせてくれとゴリ押しされてしつこかった。ご遺族様の意向を最大限に取り入れて素晴らしい葬儀にしますなんて言っていたけど、意向を受け付けてくれねぇじゃないか。(笑)まぁ、そのどうしても入れてくれと言われたオプションが、シンセサイザーの生演奏だったので結局受け入れましたけどね。それと、自由葬だからとサービスで作ってくれた生前の写真を使ったスライドショーはとても好評でした。最低も25枚は写真が欲しいと言われたので、探すのが大変ではありましたが、おじいちゃん、福島時代の写真も自宅にちゃんと取ってあった!!若い頃から亡くなる直前までの写真を上手く編集してくれて、親族からも一緒に写った写真が有ったねなんて思い出話が出てきたり。でも、自分とおじいちゃんが写った写真が1枚も無いんですよね、ここ10年くらいに撮影した写真は全て自分がカメラマンで撮影したから。葬儀が終わってもまだやることはたくさんあるので、全然気が休めませんです。( ̄▽ ̄;)