今日は、小泉首相の靖国参拝でニュースで騒がれてますよね。
今も2000人の孤児の母っていうテレビドラマをSAYAKAと見てます。
学校のお友達がどうしても見せてくれないから
SAYAKAもほしいってねだられてこの本を今日は注文しました。
戦争を知らない私が、伝えられない戦争の悲惨さを
伝えていくのにとても役に立ちそうです。
ガラスのうさぎ
一九四五(昭和二十)年三月十日。東京都上空にアメリカの爆撃機B29の大編隊があらわれました。
雨あられのようにふりそそぐ焼夷弾。
東京大空襲です。
十二歳の敏子は、この空襲でお母さんとふたりの妹をうしないました。
さらに、目の前でお父さんもなくしてしまいます。
ふたりのお兄さんは戦争にいっていました。
たったひとりになってしまった敏子にのこされたのは、半分とけて形のくずれたお父さんの形見、「ガラスのうさぎ」でした。
小学校3・4年生から。
【目次】
下町のガラス工場/お国のために戦場へ/生きて帰っておいで/お母さんのもとをはなれて/ほのおにのまれた東京/ガラスのうさぎがとけた/弾丸の雨/わたしはひとりぼっち/水くみの日々/焼け跡の希望と涙/もう二度と戦争はしない