|
テーマ:日々自然観察(9783)
カテゴリ:ぼちぼち歳時記
先週の土日は長野県の天龍村に行って来ました。村にあります私立どんぐり向方学園中学校の サマーキャンプに参加させてもらいました。土曜日は学校から2時間近く歩いて標高1000m程 ある峠山に登り、頂上近くの草原でキャンプを張りました。 カマド無し、トイレ無し、水場は山頂近くに住んでみえる数軒のお宅から長~いホースでいた だくといった極めてサバイバルなキャンプなのです。 さすがに圧巻は手作りトイレです。テント設営地の端に穴を掘って板を渡し、参加者の方の持 ってきてくださったグラスファイバーの棒を柱にして目隠しのブルーシートを張るという素晴 らしいものです。大、もしくは小をしたら傍らのスコップで穴の中に土をかけてOKです。 普段は誰も人がいない所だからできる貴重な体験です。改めて排泄物は有機物なんだなぁと実 感しました。 草原のキャンプ地は自然のクッションで満点の寝心地でした。 どんぐり学園にはビオトープがあります。近寄ってじっくり観ていますと、いるいる たくさ んメダカもミズカマキリモも、幾種類かのアメンボウもいます。 風に吹かれてビオトープに架架かっている板の橋にいますと 「カサカサ… カサカサ…」 と耳元、頭の上を鮮やかな赤色のトンボが舞っています。トンボの羽音なんて聞いたことがあ りませんから驚いてしまいました。イトトンボ、シオカラトンボもいますが赤トンボが圧倒的 に多いです。 ←水面に映る青空 隣にあるビオトープにはアヒルが住んでいました。二羽のアヒルはつがいでしょうか?仲良く 二羽で暑いのに寄り添うようにわずかな日陰に身を寄せていました。 二日間の天龍村滞在は身も心もリラックスできて、締めくくりには天然温泉「おきよめの湯」 で湯上り美人になるという最高の休日なのでした。 おきよめの湯→http://www.vill-tenryu.jp/okiyomenoyu.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ぼちぼち歳時記] カテゴリの最新記事
|