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テーマ:徒然日記(23508)
カテゴリ:ぼちぼち歳時記
昨晩 NHK総合で「SONGS」という歌番組で『BEGIN』が出ていました。
このグループは前から気になっていたのですが、アルバムを買うには至ってはいませ んでした。グループの成り立ちから現在の心境を歌と供に綴っていく構成でした。 三人の出身である沖縄の石垣島が育んだ音楽性、人間性が歳を重ねる毎に色濃く表れ、 人間の根幹である生きるということを真剣に表現しているところに共感しました。 生まれ育った町や村、海や山、自分を取り囲んだ人間関係が人の生きていくための 大切な糧となることが歌で表現されていました。 そう考えると自分のふるさとは何処にあるのか?心の居場所は何処なのか?自分が 必要としているものは何なのか?と心細くなってしまいました。 古い仕来りが今現在も生きている場所、そしてその仕来りが自分を必要としてくれる 事がアイデンティティの確立には必要不可欠のように思いました。 自分の親もじいちゃんもばあちゃんも同じ事をして、今自分が仕来りに携わり次世代 に伝えるために覚えていく。形だけでなくその精神も受け継いでいくことが自分が 何者であるかの証なのではないだろかと思っています。 都会の新しい街にはそういった古くからの仕来りがなく、祭りは形骸化してこなすだ けのモノになってしまっています。たぶんそこには歴史的な必然性がないのでその様 な気持ちになってしまうのではないでしょうか? 今一度 自分の出身のふるさとの事を考えて自分自身が何者であるかを考える時が来た のではないかと「島人(しまんちゅ)ぬ宝」を聞きながら思うのでした。 CD ビギン『ビギンの島唄 オモトタケオ2』 K.ヤイリ BEGIN共同開発! 誰でも弾ける楽器 K.yairi 一五一会 +ハードケース 因みに上記の「ヤイリ」の一五一会は岐阜県のギター製造メーカーです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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