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テーマ:徒然日記(23509)
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伯父のお葬式に行ってきました。
久しぶりに親戚の伯父叔母、従兄弟たちも会うことができました。最近はこのような 儀式のときに会うことが多くなりました。 通夜は雨が降り父の運転する車で葬儀場に時間ぎりぎりに到着しました。しかし、何と 通夜のお経は既に終わってしまっていてがっかりしてしまいました。 他の親戚も「チョッと早めに来たらもうお経始まっていてビックリした」と何とせっか ちなおっさん(住職さん)なのでしょうか? 伯父は綺麗な顔をして棺に眠っていました。愛用の紺色のキャップを枕元において 本当に眠っているようでした。 伯父は前日の午後に身体の調子が変な感じがしてバスに乗って市立病院に行ったそう です。たぶん家族は皆 仕事で出払っていてまさか 死に至るとは本人も思わず、市内 の巡回バスで出かけたそうなのです。 診察しているいるうちに容態の急変で私の母が父と駆けつけたときには旅立ったばかり で声を交わすことができなかったと残念がっていました。 伯父や父母の時代の人は「人に迷惑をかけてはいけない」「困った時にはお互い様」 と相反する言葉で助け合ってきた世代です。最後の最後まで気を使いながら、家族や 兄弟を思いやって生きてきた伯父らしい最後のようでした。 葬儀場での最後のお別れで棺の中は花でいっぱいになりました。今にも起き上がって きそうな伯父の顔が信じられず涙が込み上げてきました。 葬儀場のバスで近隣の市町村との共同の火葬場で親戚を見送るのは何度目でしょうか。 初めての火葬場は私の祖母の時で小学校2年生のでした。当時はもっと小さな規模の 火葬場で窯が一つか二つで銭湯のような煙突が立っていてそこから煙が昇っていたのを 覚えています。 広い待合室は3組の親族で混み合っていました。前日が友引だったためでしょうか。 待合室で次第にお葬式モードから平常モードに切り替わっていくようです。テーブルに 並んだ助六寿司とビールを前にして皆の顔に安堵感が広がり始めました。初七日法要の 算段など実務的な話が飛び交い、急遽 初七日法要に甥姪も出席することなり皆慌てて ご仏前の用意をするしまつとなりました。 しかし、そんな事でもないとどの甥姪も忙しい世代なので食事を共にして近況を話す 機会などないので、伯父からのプレゼントと思って2時間近くを楽しく過ごしました。 伯父さん あの世ではゆっくり過ごしてください。最後までご苦労様でした。 ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.12 13:59:46
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