|
テーマ:DVD映画鑑賞(14219)
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨晩は美大生の長女は大学にお泊りでした。最寄の駅へのお迎えが無かったので
ゆっくりとした夜長を過ごすことができました。 深夜にうら若き女子大生が夜道を自転車で走ってくるのはトロルの目の前に子羊を 放しているような感じなので、相方が骨折する前は相方が、今は私が「大きい山羊の がらがらどん」となって駅に迎えに行っています。 三びきのやぎのがらがらどん しかし、昨晩はそれもないのでゆっくりです。 土曜日に近所のゲオが旧作品7泊8日70円セールをしていたので4枚DVDを借りてきて しまいました。早速「ミリオンダラー・ベイビー」を見ることとなりました。 ●ネットバンキング決済・コンビニ後払いも可能!ミリオンダラー・ベイビー たしか、数年間にアカデミー賞の何かをとった作品だったので題名だけ覚えていました。 クリント・イーストウッド監督だからたぶんいい作品だろうと選んできました。 前半のボクシングジムのシーンは今ひとつだるかったのですが、話が進むにつれて 引き込まれていきました。 ヒロインが反則行為で有名なチャンピオンとのタイトルマッチで負傷し全身不随になる ところから、この映画の主題と思われる「生きること」について問題を突きつけてき ました。 人が生きるってどうゆうことなんだろう?生物学的に生きるのが生きるのでなく、 精神的に自分が満足して生ききった事が生きてきたことの証なのかと。 全身不随となったヒロインにとっては意識はあっても自分を表現できないことは 「死んだ」こととなるので、イーストウッド演ずる老トレーナーに安楽死を望みます。 老トレーナーは悩みます。ヒロインは舌を噛み切り自殺を敢行します。 結局老トレーナーはヒロインにアドレナリンの過剰投与を行い命を絶たせます。 愛情があるが故の殺人ということになります。 人の「生きる」ということ「尊厳死」ということを考える重い作品でした。 午後は「海の上のピアニスト」を見る予定です。さぁ、昼ごはん食べて映画映画! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|