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テーマ:DVD映画鑑賞(14120)
カテゴリ:映画
チョッ前の土曜日、近所のゲオで旧作7泊8日70円をやっていまいした。
相方は「待ってました!」とばかり雪の上がった翌日 残り少なくなったDVDの棚から 珠玉の4本をレンタルしてきまいした。 その中で「21グラム」というのがなかなか良い作品でどんどん引き込まれていきました。 何の縁も所縁も無い三組のカップルが絡み合うストーリーです。最初のシーンで血まみれ になった男を抱える女性。その2人を乗せた車を運転する男。この三人の関係はいかに? 物語は時間が前後しながら進み、始めのうちはよくわからなくて糸がこんがらかった感じ で頭の中でもがいていましたが、次第に糸が解けて行きまるで渦巻きの中に吸い込まれる ような感覚で物語りに引き込まれていきました。 人間の勝手な思惑や自分よがり、日常のふとした瞬間が招く悲劇。でも、人間は死ぬ時は 皆、21グラム軽くなって天に召されると言うことは?その21グラムとは魂の重さなのか? どんな死に方をしても21グラム減るという事は始めて知りましたが、死ぬ瞬間に口から すぅっと魂が抜け出ていくような映像が想像されました。 その魂は自分の身体の上で自分を眺めているような感じもします。 「長いことありがとうね。私の身体…」 ってそしてゆらゆらと漂って風になる(千の風か?)。 人間にとって死とは一番身近であって、一番遠い存在にしたいもの一つなのですね。 LOVE!シネマ2500::21グラム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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