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テーマ:人間関係(922)
カテゴリ:映画
相方が無料券で借りてきた「続・三丁目の夕日」を次女Cちゃんも一緒に見ました。
長女Yちゃんはバイト先の引越しで少々お疲れ気味。 「前のも見てないからパス」 と早々と床に付きました。 心の中に暖かいミルクで満たされていくような映画でした。 現代のご近所づきあいとは違う「お互い様」という言葉がよく似合うあの時代の日本。 家庭の事情で鈴木モータースで預かっていたお高くしていた親戚の女の子も、心からの 優しさ、思いやる気持ちが次第に伝わって幸せとはお金では叶える事のできない尊い ものだということがわかってきて、画面のこちら側の私が「本当によかったね」 と涙を流していたのでした。 大人たちもわかっているのですが、やはりお金で幸せが手に入ると思ってしまいとんだ 詐欺に会ったりもします。 「幸せ」とはいったい何なんだ? お金持ちであること?高学歴であること?人が持っていないものを持っている事? そんな素朴な事を考えるとてもいい映画でした。 家族みんながお夕飯に顔を揃えて、時間に追われず「美味しいね」と言い合える事がささや かだけど、一番の幸せなのかなぁ?と考えるのでした。 「三丁目の夕日」はビックコミックに連載している時から気になって時々読んでいました。 優しいいい人が時折見せる心の中の黒い部分を描く時に三白眼になったりして 「そうだよなぁ。わかるわかる。いつもいい顔してられないんだよね」 と相槌打ったりしていました。 日本のどこの都市でも高層ビルが立ち並び、人一人一人の気持ちや優しさが面倒くさいモノ の様に思われ、合理的なお付き合いや人と比べる生活が身についてしまっている今の私達 にとって泥臭く思われるかもしれないけれど「心の幸せ」が何よりでないかと思うのでした。 「心の幸せ」を手に入れるには余計なシガラミを投げ捨てないとダメなんですよね。 今の私はそのシガラミを投げ捨てる事ができるのでしょうか? 三丁目の夕日 (1) サクラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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