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予想外に遅い歩みでしかも日が落ちてしまい暗がりでの下山は危険極まりないです。
途中で宿に連絡しようにも市ノ瀬まで携帯電話は圏外です。後で知ったことですが、ドコモ だけは通話可能だったようですが、大人はみんなドコモ以外でアンテナが立ちません。 別当出合のつり橋を渡りようやくゴールとなりました。既にビジターセンターは閉鎖され 真っ暗になっていました。 とにかく無事に下山したので記念碑の前で皆で集合写真を撮って 「ハイ!ポーズ」(暗がりで!) マイクロバス運転のSさんがほんの少し先に下山して車を駐車場より少し上まで上げて くれていました。それでも疲れたA君は 「もっと上まで来てくれればいいのに!」 とチョッピリ怒っていました。 「バスが上げられるとこまでは来てくれているんだから ありがたいじゃなない。 それとも昨日歩いた駐車場の坂道下りた方がよかった?」 「それは嫌だ~!でも、疲れた~!歩きたくない」 「じゃ、転がってく?おばさん 転がしてあげるよ」 「嫌じゃ~!」 なんて最後までじゃれあいながらバスに辿り着きました。先ずは市ノ瀬まで行きます。 今回同行いただいたK坂さん、Hさんとはここでお別れです。山の歩き方、靴の履き方、 紐の結び方、高山植物の説明等など…大変お世話になりました。80歳の後期高齢者のHさん は腰がしゃんとしてメタボなど程遠いシャープな身のこなしが素晴らしく素敵でした。 バイリンガルで日本語と英語とのミックスの駄洒落でその場を和ませてくださいました。 次回の白山登山の予定は2年後ですのでまたご同行いただくことをお約束してお別れしま した。 色んな方の援助があってこの白山登山も大団円へと向かうかと思われていましたが… 市ノ瀬で漸く携帯電話がつながり、これから泊まる宿に連絡がつきました。 宿のご主人、女将さんは大変心配なさっていて各方面に連絡を取りあわや捜索隊出動か? というところまできていたのでした。 チェックイン予定の時間からかなり遅れても連絡が入らず、暗くなってきたので最悪の事態 を考えてご主人が奔走してくださったようなのでした。そんな事は露とも知らずのんきに 下山し無邪気にしていた私たち大人も含めて反省しきりの一日なのでした。 女将さん曰く 「白山は神様のお山ですから、甘く見てはいけません」 本当にそうです。慣れからか白山を甘く見ていたところも無きにしも非ずで女将さんの お怒りはご尤もで今後の白山登山の課題にするべきなのかと思いました。 汚れを落とすために町の温泉を利用しました。30分で入浴完了という超特急での入浴です。 本当はゆっくりお湯に浸かって疲れを取りたい所ですが、Kさん、Tさんを追い立てるよう にそそくさと済ませて宿に向かいました。 超遅いチェックインに暖かい夕飯(しかも大ご馳走)でおもてなししていただいて、しかも 山の幸をふんだんに使ったメニューは何度目であってもホッとするのでした。 その夜は疲れもあって早く床について寝入ってしまうかな?と予想していたのですが同行の 学園の親の方Mさんと夜明け近くまでじっくり話しこんでしまいました。 ま、翌日はバスに乗って帰るだけだから いっか~って感じで有意義な時を過しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.11 12:20:36
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