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テーマ:中学生ママの日記(17673)
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結構 本好きの私ですが、最近はめったに小説を読んでいません。本屋に行くと殆ど新書
コーナーで今の自分の気持ちにフィットしたものを選んで読んでいます。 最近読み終えたのは「ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書 なぜ学び、なにを学ぶのか」 という青少年向けの新書です。 16歳の教科書 各分野の専門家が中高生に向けて様々なメッセージを送っていて、大人の私が読んでも 「そ~だったのか!」 とポンと膝を打つような言葉が散らばっていました。 中学生の時に「なぜ 数学をやらなきゃいけないのか?」という数学の苦手な生徒の多くが 考える愚痴をつぶやきっぱなしでした。数学とは方程式を解くことぐらいでしか考えていず 計算の遅い私は証明問題に一縷の望みを抱いているような生徒でした。 数学の面白さを味わう前に挫折感だけが広がりひたすら赤点を免れるためだけに数学の学習 をしていました。きっともっと楽しい数学の世界が広がっていたにも係らず逃げまくっていた ような高校時代でした。 この本の中に「数学を嫌いにさせられる最大の原因」が書いてありました。 「どうしてこんなことも わからないの?」「ほかのみんなは できてるんだぞ」 そうそう、そうなんです。こんなこともわからいの?って言われてもわからないんですもの。 でも、ここまではわかっているのにどうすればいいんだよ~!ともがきながら通り過ぎて 終わりといった事の繰り返しだったように思います。 しかも、その自分自身の失敗を子どもにも体験させているといった愚かな事を繰り返して しまっています。 自分自身の為というよりも子を育てる親のためにももっと早い段階でこの本を読んでいたら 別の世界が開けていたのか?と口惜しいばかりです。 ですので、すでに大学生になった娘たちでなく中三の息子にはぜひ読んでもらおうと思って います。 知的好奇心を潰すことなく自分の行くべき道を歩んで行って欲しいものです。 ドラゴン桜 (1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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