雨上がりの街路樹
午前中でバイトが終わり午後はゆっくり久里の散歩です。相方は仕事が忙しく本日は散歩パスです。久里と二人なのでいつもより遠出をしました。久々に平和公園を巡ってみようと坂道を登っていきました。街路樹のイチョウはすっかり黄色になり曇った空でも鮮やかに街を彩っています。午前中は雨が降っていた名古屋市内は水溜りが所々にできています。ポツポツ雨が降ってきましたが、雲の動きは結構早いので通り雨と踏んでそのまま平和公園に向かいました。公園の入り口からいきなり紅葉した落ち葉の絨毯です。思わず「素敵ねぇ~!」と久里に声をかけてしまいました。 ←はい?すぐに興奮するんだからぁ。(久里)落ち葉は一様な色ではなくマゼンタ多目の赤や少し青みがかった黄色など道一面に敷き詰められています。美しいグラデーションがため息を誘います。名古屋の街にいてこんなに美しい紅葉が堪能できるなんて幸せです。発見したのですが、周りが赤や黄色で彩られているとユーカリの青い葉はやけに白っぽく見えるのは不思議です。周りの木立が青々としているときはわからなかったのですが。すっかり葉を落としたケヤキ(だと思う)の木立に多くのカラスが街のあちこちから戻ってきたようで盛んに鳴き合いをしています。「カ~ア カ~ア 」「ア~ア ア~ア」どんな情報交換をしているのでしょう?何本ものケヤキにはカラスが鈴なりです。小高い平和公園に雲間から夕日が差し込み輝いていました。ちょっと綺麗な顔立ちの青年(たぶん)が長い間西の方角を見つめていました。猫ヶ洞池からは日の出から日の入りまでを美しい木立の合間から眺めることができ、住むんだったらこんな場所いいなぁと思うのでした。たくさんの猫さん達もお住まいで植え込みの根元に同じ柄行の大小の猫さんが丸くなってこちらを見ていました。たぶん親子で母猫は子猫に「リードで繋がれている犬たちには注意しなさいね。大人しそうな 顔していて結構 やんちゃなんだからね」なんてこちらを観察しているのでしょうか?家に戻って来る頃にはすっかり陽は落ちてそろそろライトが必要かな?といった感じになりました。しっかり散歩ができて幸せな久里との時間でした。イチョウで思い出しましたが、かぐや姫のアルバムに山田パンダさん作詞・作曲の「眼をとじて」というのがありましたね。毎年 イチョウの黄色を目にすると思い出します。山田パンダさんの作品はなぜかホッとして案外好きです。ふと口ずさむとパンダさんってのがわりにあります。 Forever Young Concert in つま恋/吉田拓郎,かぐや姫[DVD]