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テーマ:新米花屋の独り言(478)
カテゴリ:仕事のこと
花束を注文するとき、こんなポイントを伝えていただけると嬉しい。
・いつ持っていくのか(次の日なら水処理の問題があるので) ・相手は女性か男性か ・何歳くらいの人に渡すのか ・用途(誕生日、お見舞い、退職祝いなど) ・入れたい花、あるいは色合い、相手が好きそうな花(わかれば) ・スタンダードな形かブーケ風か、好みがあれば ・「花選びなどはお任せします」でもOK ・「こんなイメージで」でもOK もちろん、ラッピングペーパーやリボンの色などを指定してもいい。 大体はこちらで花に合わせて選ぶことになるのだけれど。 今日はこんなことがありました。 とあるお客さんの花束の注文です。花もペーパーもリボンの色もお客さんが選びました。 お客さん「ペーパーはこれとこれね」 同僚B「あ、はい。こちらの色もお花に合ってキレイですよ~」 お客さん「そう。じゃその色でいいわ」 同僚B「はい」 で、作り始めたのはいいのだが、さっきのペーパーに関する同僚Bの一言が凄く気に食わなかったらしい。 お客さん「やっぱりさっきのにして」 同僚B「はい、わかりました」 お客さん「私が選ぶことなんだから、おねーさんはいちいち口を出すもんじゃないわよ」 ん?なんだなんだ? お客さん「客が選んだものに口出ししないで」 同僚B「すいません」 お客さん「私はアートの仕事してるんだから!」 同僚B「そうなんですか」 さや「・・・・・」 店長「・・・・・」 花束が出来上がりました。 同僚B「お待たせしました」 お客さん「ちゃんとキレイに出来たの?」 お客さんは出来上がった花束をじっと見てます。 そして首をかしげて、何も言わずに出て行ってしまいました。 ねぇねぇ、お客さん。キレイに出来たの?って言うのはどうだろう?首をかしげるってのはどうなんだろう? あなたが持っている花束は、あなたの年齢と同じくらいの年数を花屋で働いてきた人が作ったものなんですよ。 同僚B「私、この仕事始めて、花束を見てあんな風にされたの初めて・・・」 まぁまぁ、気にしない気にしない! それよりも「アートの仕事」って言われたときに、私の脳内で高らかに流れたこの曲の話でもしようよ~ にーづくりーごむよーぜろいちにいさん♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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