家事と育児と時々ミシン。

数日前に図書館に行きました。kanokanoを連れて行ったのでゆっくりじっくりと
言うわけにはいかなかったけれど…いろいろ選んでちょっとＨＡＰＰＹ。
優等生な読書家ではないけれど…子どものころから活字を読むのは好きでした。
まだ読んでない本が数冊あって「どれから読もうかなぁ～」と考えるときがこの上なく幸せ。
今回少し興味深い本を借りました。

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百年の誤読
買うのはもったいないけど…図書館で借りるのにお勧め。
過去１００年のベストセラーを辛口に再評価してます。
自分が知ってる本もいろいろ出てきて興味深い１冊。

古典や純文学みたいなものは昔から苦手だったけれど…
なんとなくタイトルだけ知っているもの・昔読んだもの…過去１００年のベストセラーを滅多斬り。
あらすじや引用も盛りだくさんで…これ一冊を読めばだいたい読んだ気分になります（笑）
ツッコミのポイントがなんとなく自分の批評と似ている部分があったので余計にツボにはまったのかも。

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群ようこさんの「あなたみたいな明治の人」を今読んでる途中です。
これは明治女の心意気がずしりと伝わってくる一冊です。
森鴎外の実母の話とか。女性運動の活動家の生い立ちの話とか。
あまり興味はなかったんだけど…群ようこさんは好きな作家さんなので何となく。

私も女の子を持つ母なので…教育方針みたいなものに意外と惹かれました。
なかでも富本一枝という人のお母さんの言葉がずしり。
「一番はずかしいことは、困った人をたすけたことをいつまでも覚えていること」
なるほどなぁ…と思いました。
困った人を助けるのはすばらしいことだし困った人にさらりと救いの手を差し伸べる人になりたいし…。
もちろん娘にもそういう人になってほしいけれど…
過去に売った恩をいつまでもいつまでも手柄みたいに話す人はいやらしい。

文字として改めて読んで大きく共感。これは自分にも娘にも言い聞かせなければ…。

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あとは大橋歩さんのエッセイやＬＥＥのインテリアの本などをちょこちょこと。

月曜日には以前頼んだ雅姫さんの本が２冊と津田晴美さんの本が届く。
年間購読を予約した「天然生活」も確か２０日が発売だったはず…

読んでない本が山積みのこの状況がとても幸せ。
ネットにはまってるし…娘はぐずぐず言うし…読書の時間は確実に減っているけれど
かさかさの心に水分を補給してくれるのもぶつかった壁の高さにため息をつくときに
乗り越えるヒントをくれるのも…やっぱり活字だしきれいな写真だし。
だから本を買うのがやめられない。だから本を捨てられない。

いつだったか…大量の雑誌や新聞を溜め込みすぎてアパートの床が抜ける事件があったけど。
あそこまで乱雑な集め方・保管の仕方はしていないけれど…１０年後２０年後を考えると笑えない。

経済的なことも収納のことも考えずに欲しいだけ本を買える身分になりたいなぁ…