000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Dreams Come True~☆!!!

Dreams Come True~☆!!!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

sazaechan

sazaechan

Calendar

Category

Favorite Blog

大相撲【速報】令和6… New! ほしのきらり。さん

🍇新作・長編歴史小… New! 神風スズキさん

20241108 New! ☆らぴゅた☆さん

木を切る 月の卵1030さん

***(@_@;)ついに… **ばらぞの**さん

Recent Posts

Freepage List

Free Space

2018.07.26
XML
テーマ:乳癌(20)
カテゴリ:乳癌日記

翌日5月19日(2017年)はMRI検査の日でした。
MRIもCTスキャンも、私には初めての検査。
どんな検査だろう、ってちょっとだけ好奇心でワクワクです。

      

​​​​​​​​上のイラストのように、てっきり上向きで横たわると思っていたら、うつむきで寝てくださいとのこと。最初はそのままで撮影し、後半に造影剤を入れて撮影するということで、耳栓を渡されました。
音がやかましいのだそうです。
確かにやかましかったです。
ダ、ダ、ダ、ダとドリルで何かを砕いてるような音?
結構振動が響いてきました。
後半に造影剤を入れられると、全身に温かいものが駆け巡り、変な気分。

検査は40分ほどで終わり、待合室で診察を待ちます。
先生に、​全摘手術はやめて、温存手術に変えたい​ということを伝えなくちゃと思うと、ドキドキ身構えるひと時でした。

その間、手術の後にランニングしている人はいるかしらと、​「乳癌、手術後ランニング」​と検索をかけて、経験者を探してみましたが、期待したような内容の投稿は見つかりませんでした。
一つだけ、ランニングを再開したという方の話を見つけましたが、術後1年以上も経過してようやく少しずつというものでした。
​​
​​がっかり。​​​しょんぼり

私は秋のマラソン大会に出たいのです。
フルマラソンを走りたいのです。
少しでも早く走れるようになりたい。
でも、手術後に走ってる人の経験談はみつからない。
やっぱり無理なのか・・・

そして、手術も化学治療も受けず、自然療法だけでがんばると言って闘病日記のブログを始めた方が、1年、2年とたつうちに癌が転移し、どんどん悪化している様子を綴られているのを読み、気持ちが暗澹としていきました。

一つ違えば、私もこうなるのか・・・
私は癌なんだ・・・と息苦しさがこみ上げてきます。


ようやく診察の番が来て、告知以来の主治医との対面です。

告知の日から、私なりにいいと言われることは取り組んできていたつもり。
腹六分、炭水化物や糖質を抑え、人参リンゴジュースを毎日飲み、アロマオイルを塗り、ホ・オホノポノを実践し、癌細胞にも感謝の波動を送りと、前向きに取り組んでいました。
心のどこかで、いい結果が、奇跡のような結果が出ないかな
調べたら癌細胞は思ったより小さかった、大したことなかった、と言われないかな、と期待していたのです。

残念ながらMRI検査で撮影した画像からは、期待した奇跡はありませんでした。改めて、本当に、間違いなく​癌細胞がしっかりある​という確認がなされたのでした。

ここで、主治医に勇気を出して、​「全摘手術ではなくて、温存手術にしたいんですが」​と切り出してみました。

エー!!! 部分手術ですか!
あなたのはね、癌細胞が繊維状にあちこちに伸びているから、これを一つ一つ繊維に沿って部分的に取っていくというのは、ちょっと大変なんですよ。

​「そこを何とか、できませんか」​と粘る私。

「そうですか。そこまで言うなら、挑戦してみますか」
と私の意をくんでくれようとした主治医でしたが、カルテの検査結果の値をスクロールしながら確認していき、​「あ、癌細胞の活性化率が○○%だね。ちょっと高いね。んー、やっぱり、無理!僕は部分手術は勧めません!」​というきっぱりした言葉に、

​「わかりました!やっぱりいいです。全摘手術にします!」​と心を決めたのでした。

前日Mさんの熱心な勧めで、心は動いたものの、本当はどうしたらいいか動揺していた私。

お医者様を信頼して任たいと思っていたところに迷いが生じて、とりあえずMさんの勧めから先生に伝えてはみたが、本心からそうだったのかはわからない。

何がいいのかなんて、初めての経験だから、人の意見に左右されて右往左往の私・・・

癌細胞の活性化率のその値が、本当に高いのかどうかは私にはわかりませんでしたが、主治医がその値を見て、やっぱり無理と判断したその言葉で私の心は決まり、Mさんにも言い訳が立つと気が楽になったのでした。

病院からの帰り道、初めて​​​​がつたい、泣きながら運転して帰りました。
切なく、悲しく、先が見えない不安で一杯の私でした。​​​​​​​​​​​






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.07.26 17:31:45
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X