『現代農業』6月号 「尿素で減農薬」で見ました。
チッソ肥料である尿素を農薬の薬液に少量混ぜると防除効果が高まります。
ハンドクリームに浸透力の高い「尿素入りクリーム」がありますが、
同じような原理なのか、尿素が葉の表面のワックス層やクチクラ層の細胞をゆるめ、
農薬を浸達しやすくする作用があるようです。
この作用で農薬の希釈濃度を薄くすることが可能で、尿素混用は減農薬に役立つ。
除草剤をまくとき、18リットルの薬液に一つかみ程度(二〇〇~五〇〇倍)の尿素を混用。
すると枯れ始めが迅速で、スギナでも根までしっかり枯れるといいいます。
殺菌剤や殺虫剤にも尿素を二〇〇~一〇〇〇倍で混用します。。
農薬への尿素混用はアメリカでも一般的で、
少量散布でも効果にムラが出ないようにするために利用されています。
また、尿素によって浸透がよくなるのは農薬だけではないようで、
生育活性剤やリン酸の散布液に混ぜて効きをよくする使い方もあります。
上記のようなことが書かれてありました。
と言うことは・・・・。ニームやメネデールなどと混用しても効果が期待できると思います。
尿素はお近くのホームセンターで500gあたり160円くらいで販売しています。
大量に要る人は20Kgの袋もありますが、混用目的だと持て余しますので
コスパは悪いですが小袋のほうがおすすめです。
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