イラク戦争!
米、イラクへ20,000人増派決定!任期をあと2年残すブッシュはイラクへ20,000人の追加派兵を決定した。 シーア派とスンニ派の抗争を抑え込むべくバクダッド中心への派兵である。 米兵の死者は既に3,000人を越え、戦争の犠牲になったイラク市民の死者は60,000人にもなろうとしている。アメリカが目の敵にしたサダムフセインは昨年末死刑に処せられこの戦争の大量破壊兵器所有という疑いの大義もなかったと証明された。 唯々イラクという国を混乱に陥れ双方で70,000人以上の犠牲者を生んだこの戦争の意義は一体何であったのだろう?戦争であるという名目でその殺人の罪を問われないとしたらその間違った大義の為に犠牲になった人々の立場はどう償われるのだろう。戦争で犠牲になるのは戦争を始める当事者でなくいつもそれに参加する兵士であり巻き添えを食う市民なのである。日本は第二次世界大戦までにそのことは痛烈に身に沁み込まされているはず。 日本は一日も早くタイミングを見てアメリカに加担している航空自衛隊を撤収されなければならない。 後衛であろうと兵站であろうと戦争仕掛け人ブッシュに加担していることには間違いないのだから。