六月晦日・・・
夏越(なごし)の祓い・・・の日である。 ”水無月の夏越の祓いする人は千歳の命のぶというなり” 今日は丁度一年の半年の終わりの日である。 昔から京の神社では 水無月を食べ、茅の輪をくぐり、お祓いをする。 半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願するのである。 紙人形に姓名、年齢を書き、それで身体を撫で神社に奉納する。 また、その紙人形を川に流す神事もあるようだ。 水無月を食すとは、水無月という菓子があり、それは三角のウイロ ウ地の上に小豆をのっけたもので、小豆は悪魔祓いを意味し、三角 は暑気を払う氷を意味するという。 今日で水無月は終わりだから皆して食っちゃおう・・・さあ、明日 から七月(文月)だよ・・・と言うことか。 関西では6月9日に梅雨入りしてからしばらくは雨なしカラ梅雨で あったが、この4,5日ようやく雨量も多くなって梅雨の季節らし さが出ている。 やっぱ降るべき時には降らないと育つ農作物にも 影響があるというもんだ。 それと降り方がいい。 日中は降らずに夜半、朝方に降るから買物 やらお出かけにも都合がよい。 あと10日もすれば梅雨も明けることだろう。 その間せいぜい雨を 恵んでもらいたい。 あちこちのダムで空っぽになって騒ぐ姿は見 たくないもんね。