つり銭の返し方!
昔は、と言ったら叱られるから以前はと言おうか。 以前は例えば 3550円の買い物をしてスーパーのレジで1万円札を出したら、初め から、はい6450円のお釣りです・・・といって釣り銭をくれたと思うが そうでなかったかい? ところが最近お釣りの出し方が以前と違うんでないかい? 先ず 6000円を1,2,3,4,5,6枚と目の前で数えて返す。 次に450円の小銭 を返し、ありがとうございました、となる。 何だか違和感がない? 子供じゃないんだからまとめて札も小銭も 一緒に、はいお釣り6450円です、といって返せばいいんでないかい? どうもこのやり方は欧米のそれに真似たものか、それとも近年道徳が 乱れてダマす奴がいて、おいネエちゃん、お札が2枚足りんよ! など といって脅すワルが出没し始めたからかも知れない。 おネエさんはちゃんと渡したのに自分で2枚サッと抜いてポケットへ、 そして足らんじゃないのってイチャモンをつけるのだ。 世の中が殺伐 として乱れてきたもんだねえ! 元々日本は善意の者同士の社会だったから他人をダマすなんてのは 滅多に居なかったのにこのところそんなヤカラが多くなったのは何で だろう。 ♪なんでだろう~、なんでだろう~? 日本は算数の九九もソロバンも以前は殆どの小中学では必修だった から1万円引く3550円なんてな計算はアタマの中で直ぐ出来たもんだ。 近年のバ〇教育で高校生になっても九九の出来ないのがいるらしい。 筆者の小学校の頃は九九がスラスラ言えないとボコボコにアタマを 叩かれ居残りさせられて覚えるまで先生が仕込んだから誰でも出来た。 今は個人の尊重とか言ってホ~カ、ホ~カ分からんかい、ほんじゃあ お家でやってきんしゃいね、ってなこと言って甘やかすから出来の悪い のは分からんままに過ごしちゃうんだろう。 ア〇教育が! 欧米人は計算に弱いかして、あちらでタクシーにでも乗って釣り銭を 貰う時はやっぱ、上述したようにデカい札から寄こすのが普通である。 或いはお店で3ドルの買い物をし10ドル札を渡すと、一枚ずつ1ドル、 2、3,4,5,6,はい7ドルと重ねて寄こす。 まるで子供扱いだ。 でもあちらではそれが極当たり前のようである。 落語の 「時そば」 みたいで思わず、”今なん時だ?” って茶々 入れたくなる。 日本の日常生活からソロバンが消えて、代わりに電卓がある風景は 日本人の頭脳を益々退化させているのではないかと憂うのである。 因みに家人は未だ家計簿をソロバンを使って計算している。 筆者 がそれを見て、な~んだ、電卓を使えば正確で早いのに! と思った りするのはこっちがおかしいのだろうか?