男はシャイで臆病で・・・・・
決め手になるのは男からの告白である。 「好きです、結婚して下さい」 女性の待ちに待った言葉だろう。 合コンだ婚活だと言っても切り札は 男からの告白がないと前に進まない。 男は元来シャイで臆病なのだ からそしてエエカッコしいでもある。 だから口説いて、もし断られたら どないしょう、カッコがつかんと考える。 そして止むを得ず諦める。 それにしても現代はムードのあるところが少なくなった。 時代性かなぁ とも思うが筆者の青春時代は結婚を決意するまでのムーデイな環境は 沢山あったような気がする。 大体音楽からしてフランク永井とかマヒナ スターズとか松尾和子とかムードで売る歌手がいっぱいいた。 喫茶店だって仄暗い奥まった二人きりになれる場所がいくらでもあったし、 クラシックファンのカップルなら名曲喫茶なんてのも沢山あった。 かかる 音楽はパットブーンの 「アイルビーホ-ム」 とか「砂に書いたラブレター」 都はるみの 「北の宿」 石川さゆりの 「津軽海峡冬景色」 などなど・・・ 多少筆者の個人的好みだがフォークソング界では南こうせつ、さだまさし、 イルカ、伊勢正三などなど若者の心をゆさぶった。 映画だって 「慕情」 だの 「ローマの休日」 だの筆者が好きだったキム・ ノヴァクの 「ピクニック」 などなどオノコ乙女の心を熱く燃やした恋愛映画 がゴロゴロあった。 いやでも恋愛の雰囲気を掻き立てられたもんだ。 それがどうだろ、現代はAKBだヒップホップだなどが主流でムードも何にも ありゃしない。 恋愛、結婚まで至るプロセスにムードがなさすぎで直接的 に過ぎるのではあるまいか。 筆者の取りこし苦労なのだろうか。 だから 独身の植物男性が増殖したり、女性が晩婚傾向になったりするのではある まいか。 その元凶になっているのが日教組教育だとしたら大変問題だ。 横一線 で競争を排した教育は本来人間の闘争心克己心を弱めライオンやサル の様な弱肉強食的競合を避け画一で金太郎アメ人間ばかりを創出する。 その結果社会に出て熾烈な競争に耐え切れず直ぐ挫折して会社を辞める ひ弱な人間ばかりだ。 かくして家に籠り他を拒絶してニートになり独身 生活に不安も感じない半端人間が出来上がる。 挙句が女性の晩婚や 終生の独身者を増やすことにつながるのだ。 少子化の元凶は日教組教育といって憚らないが如何なもんだろう。 筆者の独善だろうか! 教育とは個々の人間の個性を伸ばし強いものは 強く、弱いものはみんなで助けるのが教育だ。 一線に子供達を抑えては いけない。 運動会でも1,2,3の優劣を作るべきである。 弱いものに妥協 させる教育はいけない。 だから 「二番目なら何故いけないんですか?」 なんて発想になる。 その時点でもう敗北、負け犬になっているのである。