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Scotch ケンの放言どころ

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2013年01月の記事

全31件 (31件中 1-31件目)

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　男も女も外見より中味！

　　　近頃イケメン、イケメンとちょっとハンサムな男は例外なく女性に支持　　　される風潮だ。　ほんじゃ、中味はどうでもいいのか？　アホでもチョン　　　でも・・・・・そうではあるまい。　アホと一緒になってもメシは食えまい。　　　常識がない。　向上心がない。　幼稚でマザコンだとか。　勤め先での　　　人望もない。　おまけに浅慮浮薄ならどうしようもあるまい。　例えどん　　　なにイケメンであっても・・・・・ホストクラブのホストならいざ知らず。　　　女性にしたって、キレイだ。　どこから見ても美人だ。　スタイルがいい。　　　外見に惚れて結婚したら酷い目に遭う。　料理は下手。掃除洗濯など　　　したことがない。　子供が出来ても真面に子育てがダメ。　こんな女性　　　と結婚したら一生の不覚であろう。　　　恋愛だ～、見合いは嫌い、愛のない結婚なんて・・・・・そりゃ～愛がある　　　に越したことはない。　偶さか合コンでも何でもいいけど出会った相手と　　　恋愛が始まる。　そのホットな間に冷静に相手のキャパシテイが見抜け　　　ればよし・・・・・でも惚れた弱みで大抵は、"あばたもえくぼ"　状態で肝心　　　の必要条件の確認が無いままに結婚に至る。　　　そして現実の結婚生活。　こんな筈じゃなかった！　早いのになると成田　　　離婚なんてのもある。　新婚旅行でどっちかのバケの皮が発覚して　　　早々もう我慢ならんという。　多くの人の祝福を受けた結婚式が済んだ　　　ばかりだというのに！　双方の親達の面目丸つぶれ。　出席者の空しさ。　　　　費用のムダ。　どれをとっても世間に顔向けできるものではない。　　　だから結婚は慎重に、相手を見極められるまで時間をかけて決心すべき　　　なのである。　近年離婚が増えている。　表向きの理由　”性格の不一致”　　　が殆どだが大部分現実の生活と甘い夢が混同しているのだろう。　　　現実は日常だから一つ一つの思惑違いをお互いの忍耐とか努力で埋めて　　　いく必要がある。　育ち、生活習慣、食習慣などの違う二人が一緒になるの　　　だから違って当然なのである。　それを譲ったり、どちらかに同化したりして　　　家庭を成立させてゆく必要があるのだ。　　　お見合い結婚のいいところは、仲立ちする人がお互いのことをある程度　　　既に知っているという事である。　そこからお付き合いが始まって場合に　　　よっては恋に発展することもあるからこれは言うことはない。　　　　勿論この広い世の中、男性でも明眸皓歯、頭脳明晰、女性でも容姿端麗、　　　才色兼備の人達もいて、その組み合わせもある。　が、少ないだろう。　　　だから大抵は男は大らかでどっしりとして包容力のあるのがいいし女性は　　　容姿は二の次でチャーミングが一番に思うがどうなんだろう？

2013年01月31日

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　小さい頃からの食習慣

　　　今では家人のつくる味に慣れてしまったが結婚当初は若干の戸惑い　　　があった。　我が家の母親は農家出身だったので食べ物についての　　　知識は農産物以外は余り熟知していなかった様な気がする。　　　だから魚の見分け、生きのよしあしなどは勿論魚料理もそう俎上に登　　　らなかったように思う。　かと言って戦中戦後の食糧難の時代には生き　　　のいい魚なんてそうそう手に入らなかったのも事実である。　　　その点、家人は北の玄関口の生まれだから魚のことはよく知っている。　　　生きがいいかどうかなんてのは瞬時に見分ける。　私は未だによくは　　　分からない。　多分、目の色とかお腹の膨らみやらで判断するのだろう　　　が決定的なことは分からない。　お陰様で魚だけは生きのいいものしか　　　買わないので私はその恩恵に預かっている。　　　結婚して一番の違いは納豆に砂糖をかけるか、かけないかであった。　　　私の家では納豆は砂糖と醤油をかけてドロドロに混ぜるのである。　　　そしてそれをご飯にのっけて食べてきたのだ。　　　ところが家人の家では醤油とネギだけしか加えないのである。　当初、　　　慣れなくて暫く困惑したのを覚えている。　逆に我が家の姉妹は未だ　　　納豆には砂糖をかけているようだ。　どうしても味というものは奥さんの　　　食習慣に馴染んでいくようである。　　　また、ハムエッグでもソーセージエッグでもソースしか使わなかったから　　　結婚して醤油とソースを用意された時、ありゃ～と思った。　我が家の食　　　習慣よりもかなり進んでいると思ったことである。　今ならマヨネーズなど　　　もあって子供はそっちの方を好むかも知れない。　好みで使い分けする　　　などと言う事は我が育ちではなかったのであった。　　　妹が結婚して関東の家に一泊した翌朝出されたハムエッグに既にソース　　　がかけられていたのを見て今度は自分が違和感を覚えたことであった。　　　食習慣というものは奥さんのそれに馴染んでゆくものとつくづく思う。　　　その他、赤飯には小豆ではなく甘納豆を入れて炊いたし、あれも独特　　　なものだったのだろう。　結婚してからはとんとお目にかからない。

2013年01月30日

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　嫌いな人とつきあう・・・

　　　もう現役を退いた今は殆どないけど、多分居たとしても今の身分では　　　付き合わないで離れてもいいからだろう。　現役では仕事上どうしても　　　接触しなければならない嫌いな人、ウマの合わない人、肌合いの違う　　　人が誰しも周囲に居たのではないか。　　　何故こんなことを思うかと言うと、私たちがいつも幸せで満足して過ごす　　　為にはいつも好きな人達に取り囲まれていたいと願望してるのではない　　　かと思うからである。　言う事なすことが気持ちよく受け入れられ相手たち　　　からはいつも快い言動がシャワーの様に浴びせられる。　こんな幸せな事　　　はあるまいと思うがどうだろう。　　　現役の頃はどうもウマの合わないのがいた。　顔も見たくない。話もしたく　　　ないのがいた。　そんな人間とは意図的に接触を避けたものだ。　そういう　　　人間は以心伝心で相手もその気配を感じていてこちらを敬遠していた。　　　まあ、人によっては円満な性格というか八方美人と言うか誰とも旨く出来る　　　人達もいる。　こういう性格の人は無頓着というか達観していると言うべき　　　か、ある意味私などが真似の出来ない尊敬すべき人間である。　　　そこに行くと私などは人を色分けする性格なのでマイワールドにハマら　　　ない人間とは疎遠になり寄せ付けない。　かと言ってアチラワールドに　　　属すると区別する人間が、そう多いわけではありません。　10人居れば　　　多くて１人くらい。　　　思うに我々の様な平凡人にとっては好きな人も嫌いな人もあると言うのが　　　普通の人生ではあるまいか。　唯、仕事にいる場合はそうしてドライに割り　　　切って対処できるが難儀なのは舅・姑と嫁の関係にある人達である。　　　これは大変だし同情に値する。　同居している場合は逃げるに逃げら　　　れないからだ。　嫌でもおうでもそれなりに付き合って行かなければなら　　　ない。　生活習慣が違ったり、価値観が違ったりするとどうしようもない。　　　世の中にはそんな関係で苦しんでる人達が沢山おられるだろう。　　　が、私にはお助けできるアイデイアも持ち合わせていなし、これは群れを　　　作って生活する人間にとっては避けることのできない条件なのだろう。　　　精々右脳の働きをマヒさせていくより仕方がないのだろうか・・・・・　　　　　

2013年01月29日

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　おしゃべり

　　　おしゃべりは女性の専売特許みたいに言われるが男性にもいる。　　　大体、あることないことペラペラしゃべるとどうしても余計なことを　　　言うことになる。　　　つまり他人の噂とか誇張して拡大して終いには話に酔って自作に　　　まで至るとこれは大変である。　針小棒大でも困るのにそこに自作　　　が加わるとターゲットになってる人は恐慌であろう。　　　おしゃべり人は哲学や科学のことなどは話すまいし、政治のことなど　　　ならオンの字であろうが恐らくその分野は聞きかじり程度だろう。　　　独身者であれば凡そは会社や仕事場のことで上司のことやら同僚の　　　こと、待遇のこと等々で、これらは内向きで周りで聞かされて気持ちの　　　いいことは何一つない。　　一杯飲み屋で気焔を上げてる連中の殆ど　　　は会社への不満、上司への不満である。　　　そんなに不満なら上司や会社に直訴してそれで思う通りにならなけりゃ　　　辞めたらいいと思うのだがそれが出来なく殆どが単なる愚痴で終わる。　　　女性の場合は多分、多分ですぞ～、　自分達の子供のこと嫁さんの事、　　　婿さんのこと、舅・姑のことそして自分の旦那のことが殆どではないか。　　　我が家人もかつての会社時代の友人達。　在学時代の友達。　子供の　　　同級生の母親たちのグループ。　等々いくつかのグループと折に触れ　　　ランチを共にしたり、お茶を飲んだりしておしゃべりしている。　　　きっと私などは丸裸にされているに違いない。　まあ彼女の友人達とは　　　顔を合わせることはないからいいが内心余り心地いいものではない。　　　おしゃべらーはおしゃべりそのものが楽しい訳だから話題が面白おかし　　　ければいい。　それでおしゃべらー達は欲求不満を解消しているので　　　ある。　真面目に政治の話するより例えば芸能人の噂話とかが格好の　　　ターゲットになるだろう。　テレビはひな壇に芸能人を並べ大阪の〇沼　　　えみ〇などはそんな話ばかりであのネタこのネタを引っぱってきては　　　おしゃべりしているに過ぎない。　彼女はそれで億つくカネを稼いでる。　　　　結構毛だらけなテレビ様々の世の中である。　スポンサーは全部下り　　　ろと言いたいのだが視聴率がそこそこあるからね～！　　　また一方芸能人の誰それがどうしたとかどうでもいいことをそれ専門の　　　いい齢した男のレポーターがいて、あれこそホントにつまらんと思う。　　　　人の噂をネタにしてメシを食ってる情けなさを本人たちはどう思ってる　　　のだろう。　パパラッチの出来損ないというべきか。　正月にはハワイ　　　にまで出掛け、芸能人の誰それが来ただのと、そんなの放っといたら　　　いいだろう。　日本はおめでたい国である。

2013年01月28日

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　ダジャレなりとも笑いある人生を・・・

　　　笑うことは大事である。　いつもシカツメらしい顔してると周りがギスギス　　　して潤いがない。　人生、真面目、生真面目では面白くないからちょっと　　　は冗談ジョークがあってもいい。　　　「御教訓カレンダー」　三日坊主めぐりにこんな言葉がのっている。　　　　　　「四畳半一間の頑張り　－　下宿生」　　　　　　「愛って絶えるものなのね」　　　　　　「ぼくは君といる時が一番しわよせがくるんだ」　　　　　　「金類みなちょうだい」　　　　　　「まっ！　ぶたの母」　　　　　　「歯が為にカネは要る」　　　　　　「無駄な貞操はやめろ」　　　　　　「飛び出す車は旧式止まれない」　　　　　　「目に入れても見たくない」　　　　　　「父替える　－　飽きっぽい母」　　　　　　「コネにて一件落着」　　　　　　「間借りなりにも楽しい我が家」　　　　　　「家具より高い鯉のぼり～♪」　　　ひとりで電車の中などで読んでいると思わずプフッ！　っと吹き出したり　　　して・・・・・こういう足元の軽さがいい。　普段真面目に主婦している人が　　　プッと思わず笑みを浮かべるのがいい。　　笑うのに時間のかかる人は　　　勉強不足だと思わねばならん。　　　真面目な会社人間が偶にはこんな言葉でニヤニヤするのは意味深い。　　　お～し、オレだって一つや二つ作ってみるべとなればもっといい。　人間　　　心にゆとりが出来てフトコロが広くなる。　　　ダジャレといえばそうかも知れない。　が、人生一直線で直球ばかりじゃ　　　渡れない。　押したり引いたり曲げたり曲がったりが面白いのだ。　　　どうです、賢明なる諸兄姉に於かれては！

2013年01月27日

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　お愛想

　　　寿司屋や飲み屋でお勘定する時に客の方から　「お愛想して！」　　　と言うのは本来は間違っているという。　この言葉は店の側から　　　言うべき言葉で、「お愛想もなく済みません、お勘定を・・・」　と言う　　　時に使ったそうな。　それがいつの間にかお勘定のことを　"お愛想"　　　と客が使うようになったという。　私なんかしょっちゅう使っている。　　　「愛想」　というと男でも女でも愛想のいい人というのは気持ちのいい　　　雰囲気を出している。　ニコニコして人懐っこい人はみんなに好かれる。　　　これは天賦のものか家庭の躾けによるものかは分からないが、多分　　　生まれつきのものに家庭の躾けが付加されたものだろう。　親がそうだ　　　と子供が見習う、そして身について自然に出てくるようになる。　　　欧米に一度でも行ったことのある人はそのことを痛感するのではないか。　　　全部が全部ではないが彼らの殆どは顔を見合わせるとにっこりする。　　　あれはキリスト教の　「汝、隣人を愛せよ・・・」　から来るものかどうかは　　　知らないが兎に角愛想がいい。　　　一般の日本人はどうだろう。　大抵は無愛想が多いのではないだろうか。　　　これは国民性にもあると思う。　島国育ちだから外国との交わりが少なく、　　　偶さか会ってもぎこちないと言うか見て見ぬふりをする。　シャイなのだ。　　　心の中では好奇心や関心があってもそれが素直に表面に出ぬのだろう。　　　もちろん言葉の壁もある。　まあ、表面は愛想がなくても、付き合ってみると　　　非常に中身の温かい日本人もいる。　知識もあるし頭もいいのが日本人　　　なのかも知れない。　だから世界中で日本人は信用されるのかも知れぬ。　　　「如才ない」　という言い方もある。　これは愛想がいい。抜け目ないとか、　　　しっかりしている等の意味だろう。　こういうタイプはビジネスの世界では　　　いわゆる出世する方だろう。　　　勘定のお愛想は兎も角、愛想はあったに越したことはない。　よしんば　　　表面が無愛想でも内面に愛想があればそれはそれでいいのではないか。

2013年01月26日

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　布団のぬくもり

　　　夜中トイレに起きて戻ってきた時の寝床の温もりはホント嬉しい。　　　うひょう～温かくて気持ちいい。　今頃は室内の温度も冷たいから　　　自分の体温で温めた布団の中は極楽である。　　　トイレが近くなって多い時で4～5回も起きることがある。　積年の酷使が　　　祟って身体の器官もあちこちとガタがくるから仕方ない。　これは人間で　　　ある以上は等しく蒙る退化現象であろう。　　　夏の暑い夜など薄掛け一枚でも撥ね退けて寝ることを思えば何という　　　違いなんだろう。　毛布と布団で外気を遮断し寝床の中はマイワールド　　　である。　朝なんかはなかなか起きたくない。　いつまでも寝床の中に　　　留まって一日過ごしたいくらいだ。　　　現役の頃は足元に電気アンカを入れて寝ていたこともある、小さい頃　　　は湯たんぽを使っていた。　関西に来て炬燵に足を入れて寝ていた事　　　もある。　でも今はなにも無しで足先の毛布を内側に折って冷気が入ら　　　ない様にすると体温で布団の中が温まる。　　　皆さんの中には部屋全体を暖めて寝る人もおありだろう。　大方は足元　　　に暖房器具を入れて寝る人が多いのではないだろうか。　私の様に男ら　　　しく？自分の体温だけという人がいたら尊敬はしないが同類として親しみ　　　を感じる。　　　大寒に入って関西は一段と寒さが厳しくなった様な気がします。　例年は　　　これ程ではなかったように思うけどどうなんでしょう。　　　３月の啓蟄まで朝のジョギングを止めておりますので身体が鈍っており　　　ます。　体重は71キロちょっとですが運動しないから筋肉も隆々ではなく　　　ボテボテに違いありません。　当分の間、困ったもんです、でいかなきゃ　　　しょうがない様です。

2013年01月25日

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　粉もん食文化

　　　関西は粉もん食文化と言われる。　うどん、お好み焼き、タコ焼きなど・・・　　　実は私はそう好きではないのです。　嫌いかというとそうではないんだけど　　　好きかとそうでもない。　つまり優柔不断なところです。　　　私は北方地方の生まれ育ちなので食の好みは関東以北の人々のそれに　　　近いと思います。　なのでウドンよりソバが好みなんです。　関西のウドンと　　　言えば　"きつねうどん"、甘辛く煮た油揚を入れたうどん。　不味いことは　　　ないけど私にはちょっと甘味が合わない。　お好み焼きもタコ焼きも麦粉の　　　ベチャっとした感じがどうも・・・これも嫌いではないんですよ。　唯、好きか　　　と言われればそうではないという程度です。　そんならゴチャゴチャ言うな　　　などと怒らんといて下さいね、話なんですから。　　　お好きな人には申し訳ないのですが個人的な好みですのでお許しを。　　　お店のメニュウに他の、例えば〇〇ソバとか丼物でも或いは焼きそばでも　　　あったらそっちにするというだけの話です。　　　ウドンも近年は讃岐ウドンなるものが関西でも勢力を伸ばし、あのシコシコ　　　麺の歯応えでウドンファンを魅了しています。　が、面白いことにシコシコが　　　嫌いだという人も結構いるのですね。　元々のグンニャリしたのがいいのだ　　　という。　世の中色々ですね～・・・、伊勢ウドンなんてのは太くてグンニャり　　　しているんでしょう？　名古屋のきしめんはどうなんだろう。　あの平たい形　　　でビラビラした麺。　あれは味噌を吸うから合うんかなぁ～・・・　　　私はソバです。　ソバなら何でもいい。　ザルでもモリでもカケでもかも南蛮　　　でも天ぷらでもどれでも全部好きです。　やっぱり育ちなんですな～、ＤＮＡ　　　と言うか、ソバは寒冷地の肥沃でないところでも育つと言うから北海道は　　　昔からソバの産地だったのです。　信州もそうですが寒冷地がソバの成育　　　にはいいのですね～。　近年は蕎麦粉の80％以上は輸入ものらしいけど　　　そうすると中国なんでしょうな。　　　調べてみました。　そば粉の輸入について；　　　　　輸入先　　　中国　　　63363トン　　　　　　　　　　　　米国　　　11196トン　　　　　　　　　　　　カナダ　　　1474トン　　　　　　　　　　　　　国産　　　19000トン　　　これは2006年の統計ですが大きな変動はないでしょう。　　　因みに小麦粉は630万トンも輸入しています。　小麦粉の用途は　　　広いですからこれくらいは普通なんでしょう。　これで、世界の5％　　　らしいですよ。

2013年01月24日

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　ペットの死

　　　よっぽど動物が嫌いな人なら兎も角殆どの人は犬やネコやその他　　　ペットを飼った事がおありだろう。　そして多くの人はその死に直面　　　した経験をお持ちだろうと思う。　　　我が家とて例外ではない。　二番目の倅が高校生の頃化学の教師と　　　折り合いが悪くなり荒れた時期があった。　その時に緩衝的にと犬を　　　飼ったのである。　これが結構効力を発揮して倅に懐いてかなり柔和　　　になった。　けれど散歩は朝が私、夕方が家人の仕事であった。　　　結局この犬、シェットランドシープの雌だったが８才で病名不明のまま　　　他界した。　随分あちこちと病院に行ったが病名不明、大阪府大付属　　　動物病院にも行ったが不明。　最後は腰が抜けて歩行困難になり伏せ　　　たきり、介護用のシーツで起居、これが３ヶ月続いてある日、力つきた。　　　その時は長男、次男と家人と四人で最後を看取った。　可哀そうで、皆　　　して涙して見送ったことであった。　可愛いペットとの別れはつらいもの　　　である。　　　犬もネコも他の動物もモノ言わないし文句もお世辞も聞くことがない　　　から尚更である。　中には賢くて温和しくて謙虚でさえある動物もいる　　　だろう。　出しゃばらず、見栄えはしなくともイザと言う時には役に立つ　　　犬もいるだろう。　そんな頼もしい味方が居なくなったらどうしますか？　　　そんな動物が寿命が来て従容として死を迎えるとしたら、あなたなら　　　どうします？　どう思います？　多分、つらいと言う以外言い様がない　　　のではありませんか。　　　同じ別れでも文句たれの亭主のそれより無言で一方的に可愛いがれた　　　し従順だったペットのそれの方が悲しかったりして、哀しい話ではある。

2013年01月23日

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　ウンチク（薀蓄）たれ！

　　　いるんですな～、世の中には！　ちょっと名の売れた寿司屋など。　　　北海道は小樽のナントカ寿司屋は観光雑誌などで名が売れ、客が　　　殺到するもんだからエラそうにどっちが客か分からんような態度で　　　仕切っているらしい。　アホかと思う。　そんな寿司屋には誰も行か　　　なけりゃいいのだ。　そうすりゃちょっとは反省するんだろうが・・・・・　　　とんでもない話である。　寿司屋なんてのは新鮮な魚さえあれば誰　　　だって出来ると言うと叱られるかも知れないが早い話はそうだろう。　　　勿論、握り方とか酢飯の具合とか江戸前なんかは前仕事の大切さ　　　なんて事は百も承知である。　　　大阪でも一度、現役の頃得意先に接待されたことがあってミナミの　　　とある地下の寿司屋に行った。　そこがそれに近かった。　イカを握　　　って、これは塩で、とか言いどこぞ外国の岩塩かなにか勿体ぶって　　　出す。　これは昆布締めにしてありますからそっちの薄目の醤油で！　　　とか抜かす。　　　うるせ～やい、好きにさせろ！　オレ様だって寿司くらい、あちこちで　　　食ってどうしたら美味く食えるかぐらい知っとるわいと言いたくなる。　　　でも、そこはそれ、連れてきて呉れた得意先のメンツもあるから腹の　　　中ではそう思っていても我慢する。　　　そんな寿司屋には二度と足を踏み入れたくないもんだ。　私の好きな　　　ラーメン屋にもウンチクたれが出てきた。　最近テレビなんぞで取り上　　　げられるもんだから一端の職人ぶったのがいる。　所詮ラーメンはラー　　　メンなのだからどんなに有名になっても庶民の味方として謙遜的で　　　なくてはならないのだ。　　　世の中のウンチクたれ屋さん。　”稔るほどこうべの垂れる稲穂かな”　　　っちゅう言葉があるんだよ。　自分がその道を究めたかどうかは周りが　　　決めることなんだよ。

2013年01月22日

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　自分の齢の自覚

　　　あまり書きたくない話題なれど事実から顔を背けて知らんふりするのも　　　なんだし思っていることを書いてみる。　　　皆さんはまだないかも知れぬが自分の年齢は普段なかなか自覚出来　　　難いものである様だ。　これが例えば善行であれ悪行は兎も角、もし　　　新聞にでも住所どこそこの〇〇さん（〇〇才）と出たならば、うひゃ～、　　　オレだぁ～って客観視できるに違いない。　これは世間との比較の問題　　　である。　普段それを意識していないから自分の年齢がどのレベルに　　　あるものかを知覚していないのである。　いつ迄も年齢が止まった様に　　　思っているのではないだろうか？　これは私だけであろうか・・・　　　さて、こんな年齢（どんな年齢かは公表を憚るが）になるとする事なす事　　　新鮮味が余りなくてデジャビュ（既視感）のことが多くて物事に興奮とか、　　　感動が少ないような気がするのである。　齢を取るという事は驚きや発見　　　を失うことに通ずるのだろうか。　　　でもそれはそうであったという経験からくる安心感でもある。　そのことは　　　気持ち良い座り心地である。　美味い料理を食べても、これは以前にも　　　どこそこで食べたことがある。　旅行して美しい景色を見ても、あ～かつて　　　のあそこのものに似ている。　そんなことを思ってしまうとニベもないが。　　　感動が薄くなっている様な気がする。　あ～、もう多分これが最後の機会　　　だろうな～と、別な感傷が生まれるのだ。　若い頃の様に素直な感動や　　　喜びに浸れないのである。　　　齢を取るということは生まれた頃の赤ん坊に近づくことであると言う人も　　　いるから、その意味ではもっと無邪気に喜怒哀楽の感情を表せばいい　　　のかも知れない。　でも、出来ませんなあ～それは。　却って忍耐し納得　　　し理解し遠慮し老成ぶってしまう。　皆さんはどうなんかなぁ～？　　　

2013年01月21日

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　大鵬幸喜氏の思い出！

　　　大鵬幸喜さんが72才で亡くなった。　　大鵬幸喜さんには思い入れが　　　ある。　この人は白系ロシア人で確かお母さんが日本人だったのでは　　　なかったか。　北海道は弟子屈の出身で色の白い体格の立派な相撲　　　取りで序の口からどんどんと出世してやがて柏戸と並んで柏鵬時代を　　　現出した。　　　巨人大鵬卵焼きと言われた程当時の子供には人気があった。　野球は　　　巨人、相撲は大鵬、食べるものと言えばタマゴ焼きで、言うなれば子供　　　なれば誰しも好むという陳腐の代表の様なものだった。　私は陳腐を嫌っ　　　たかして野球は阪神を好んだ。　その結果が今日のトラキチの姿である。　　　大鵬幸喜は凄かった。　未だに破られていない幕内32回の優勝経歴　　　を誇る。　兎に角強かった。　毎場所柏戸との横綱対決は当時の相撲　　　ファンにとっては堪らなかったもんだ。　当時のスポーツは今と違って　　　プロ野球と大相撲しか極端に言えばなかったのである。　　　大鵬氏は現役を退いてから糖尿病に苦しんでおられたことは知られる。　　　大相撲力士の殆どが通る道である。　太る為に炭水化物を過食する　　　悪弊が原因だ。　大きくなる為には炭水化物を食事として摂らざるを得　　　ないのだろうが改善する道はないものか。　　　柔よく剛を制するというが大鵬氏は正に柔であった。　身体が柔らかそう　　　で、どこから攻め込まれてもふわっと包まれ土俵の外に運び出されると　　　いう感じの相撲だった。　あの頃は外国人力士も居なかったから国産の　　　純粋種だけの世界だったのではないか。　今の大相撲は隔世の感で相撲　　　の世界もすっかりインタナショナルになってしまった。　　　大横綱大鵬幸喜氏のご冥福を心よりお祈りする。

2013年01月20日

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　イロをつける・・・＾＾

　　　のっけからこんな話を書くと、まあまあ流石ナニワに商売人上がり　　　だなぁ～と言われるかも知れない。　私の場合は商売人と言うより　　　ビジネスマンに近い商売人であったけど・・・　　　先日も　"値切る"　話を書いたがナニワにはもう一つ、"イロをつける"　　　と言う言葉があって船場ではよく使っていたらしい。　"らしい"　と書い　　　たのは現代では殆ど死語になっている様だからである。　　　「おっちゃん、ちょっとイロをつけてぇな・・・」　「そない言うたかてこの値　　　はあんじょうマケてるのでっせ」　「まあ、そやろけどもう少し何とかして　　　ちょうだいな」　「しょうないなぁ～、ほなこっちの方でちょっとイロつけさ　　　せて貰いまっさ～」　と番頭はオマケ用の品物を2～3枚持ってくる。　　　「イロをつける」　とは物事の扱いに情を加えるという事で値引きしたり、　　　割引したりすることである。　昔の船場ではソロバン片手の掛け売り　　　（現金でなくツケで売る）であったから現金正札と違って値段の交渉が　　　出来たのである。　だから大量に仕入れる小売り屋には多分にイロを　　　つけた様である。　　　イロとは　「イロをなす」　とか　「イロを売る」　とか　「イロ男」　などの　　　意味に通じる。　何もない無地とは違って＋α　が付いているものです。　　　同じ商売でも付けた値段のまま、はいどうぞ！　という味もそっけもない　　　商いより人情味があっていいのではあるまいか。　　　　能率とか効率など二の次だった時代にはそうした人情が商売に介在　　　していたのである。　懐かしいと思いませんか。　今でも個人商店の　　　八百屋さんとか魚屋さん、お肉やさんなどはそれに近いやり方でマケ　　　たりマケさせられたりの人情商売があるのではないですか？　　　イロを付けてくれる様な・・・・・”気は心”　と言って気持ちのいいもの　　　ですよね～。

2013年01月19日

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　あれもつつき、これもつつき・・・

　　　キツツキ（啄木鳥）の話ではない。　酒を飲みながら食べる時の話で　　　ある。　私にはどうも変なクセがあって、家人が作ってくれる酒の肴を　　　一品ずつ平らげるのである。　つまり洋食のコース風の食べ方である。　　　和食の場合、洋食と違ってお膳の上には一挙に同時に料理が並ぶ。　　　魚を一口食べたらお浸しを、うま煮をつまんだら酢の物を・・・・・という　　　具合に、大体は万遍なく食べるのが普通でしょう？　　　ところが私は一品ずつ平らげる食べ方をする。　おかしいでしょうか？　　　何か、味がコロコロ変ると異に思うからか、　おかしなジーさんでしょ？　　　と言っても我が家の食卓には大層なゴチは並ばない。　ある日の夕食　　　では、メインが鶏のトマト煮にキャベツの千切り添え、ホーレン草のお浸し、　　　アジの干物の焼いたの、カブの酢の物、イカの塩辛、野沢菜と大根の　　　漬物などがあるとする。　そうすると先ずメインを食べてしまうのである。　　　勿論350ｍｌの缶ビールを飲みながら・・・・・次にホーレン草にお醤油を少し　　　垂らして食ってしまう。　缶ビールが空になると日本酒をレンジでチンして　　　カン（燗）し、今度はカブの酢の物である。　　　そんな食い方をする。　まあ～どうでもいいっちゃどうでもいいのだろうが　　　おかしなクセがついたものである。　旅行などに行き、宴会でお膳が出て　　　10～15品が並んでいても、あれもつつきこれもつつきが出来ないのだ。　　　100％そうでもないがそれに近い。　　　”無くて七癖”　と言うが私のそれがクセなのかは知らぬが我ながら変な　　　クセがついたものだと思う。　多分直せと言われれば気をつけて直る事と　　　思うが今のところ別に他人に迷惑を掛けることでもないので其の侭である。

2013年01月18日

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　気品

　　　品の話はこれまでにも何度か書いてきた。　気品というのは大事な　　　ものである。　品のないのはどうもいかん。　持って生まれた氏育ち　　　をモロに出されては堪らんことがある。　旅行して地方のホテルでの　　　朝のバイキングなどの場面では彼我の家族の差は歴然とする。　　　かく言う私とて鉄道員の息子であるから決して氏育ちがいいとは言えん。　　　貧乏人の子沢山で親子して苦労した。　でもマナーだけはうるさく育った。　　　これはジー様が福岡藩の武士であった所為で親爺が少しでもその気配　　　を受け継いでいたからかも知れない。　　　でも大したことはない。　私にも卑しい面があり自分で厭になり、何とか　　　そうならない様に戒めてきたものである。　思うに、気品にも究極一つの　　　タイプというのではなく、いろいろなタイプの気品がある様だ。　　　　　　　1.　いつも考え続ける人の、人生感からくる品。　　　　　　　2.　生まれ育ちからくる品。　　　　　　　3.　一つの道を究めたことから出る品（職人、学者など）　　　また、自然相手に達観して生きてる人にも品がある。　本をよく読む　　　人で知識の旺盛な人も落ち着きがあり品を感じる。　　　お笑いで、タケ〇、ト〇ロ、〇ンマといるが〇ンマには品の欠片も感じ　　　ない。　同じお笑いなのにどうしてなんだろう。　知識や氏育ちが所作　　　や表情に表れるものか。　あるいは個人的な主観なのだろうか。　　　外見は最低条件として品に関りがある。　穿いている靴が汚れていたら　　　先ず失格。　着ているものが垢じみたいたら除外、あとは目線がキョロ、　　　キョロと定まらないのもダメ。　動作が落ち着いてゆったりとしている。　　　食事したり、酒を飲んでいる時にも品というものは滲み出る。　どういう　　　のが品がいいかは考えてみて下され。　　　昨日宮中の歌会がテレビで中継されていた。　天皇皇后両陛下はじめ　　　皇族の方々の立ち居振る舞いは流石気品に溢れていた。　　　正月以降よしもと芸人の下品を見せつけられた目には対極の清涼剤で　　　あった。

2013年01月17日

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　ちゃうん、ちゃう？

　　　犬のチャウチャウのことではない。　大阪弁で、"違うのと違う？" 　　　という意味である。　普通は、"ちゃうんと、ちゃう？"　と言うのかな～！　　　聞き慣れないとケムに巻かれた感じになる。　　　標準語で言うと、"違うんではないの？"　となり、ちょっとキツイ言い方　　　になる。　で、"違うんでないでしょうか？"　と丁寧に言ってるのである。　　　今、小学校で英語を教えるやり方は、"ちゃうん、ちゃう？"　英語より先に　　　教えるべきことがあるんとちゃう？　言葉を教えても中身がなけりゃ日本人　　　として困るのではないか。　国際人として礼儀作法とか日本人として歴史　　　の素養とか宗教観や、そんなこと・・・・・中身空っぽにして言葉だけしゃべ　　　れても国際人として通用しないと思うがどうなんだろう。　　　だから英語もいいけど並行して素養を教えるべきだと思うのです。　ちゃい　　　ますか？　この競争激しい世の中で生きてゆく為のチエ～バクチの恐さ、　　　金銭感覚（カードで借金する恐さ）、麻薬の事も、親子の事、辛抱と忍耐、　　　隣近所との交わり、人助け、弱者への配慮等々折に触れそういう素養を　　　身につけさせることが大事である。　そうなると学校出たての教師では　　　ムリだろうと思うのである。　この事については何日か前に書いた。　　　大津市のイジメ自殺の問題、　あの学校のやり方、教育委員会の対処の　　　仕方。　”ちゃうん、ちゃう？” 　　　大阪市桜ノ宮高校の体罰、生徒の自殺の問題、校長の対処の仕方、　　　教育委員会のあり方、”ちゃうん、ちゃう？” 　　　言葉というのは意思を伝達するツール（道具）に過ぎない。　道具を　　　否定はしないがその前に自分を磨くことである。　歴史、文化、宗教、　　　道徳など素養が相俟ってないと皮相で中身がない空疎な人間でしか　　　ない。　学校は先ずそれを助けることであろう。　家庭だってしかりだ。　　　自由だ、平等だ、権利だと教える前に人間として必要なことを先ず頭に　　　叩き込むことである。　そうとちゃう？　それはちゃうちゃうと言われたら　　　こっちが困っちゃう。

2013年01月16日

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　お坊さんの月参り・・・

　　　毎月15日はお坊さんに月参りをお願いし仏壇にお経を上げて貰う。　　　北海道の幾春別という昔の炭鉱町から先祖代々の墓をこの箕面の　　　山に移したのは親爺が亡くなる少し前であった。　　　それは平成８年だからもう１７年。　早いもんである。　爾来毎月都合　　　で前後の日に変えることはあってもずうっと続けて来て貰っている。　　　我が家は禅宗の曹洞宗で浄土真宗等に比べるとお寺の数はずっと　　　少ない。　　墓をこちらに移して魂入れをする時にこちらで同宗派の　　　お坊さんを電話帳を繰って探し当てたのが現在のお坊さんであった。　　　5～6人いた中で決め手になったのは名前で如何にも拳骨和尚の様　　　な名前だったのでこの人はと決めて電話したところ快諾してくれた。　　　初めて会った時その風貌を見て人間正に名は体を表すもんだなあと　　　思ったもんである。　拳骨和尚にふさわしく魁偉のお人であったのだ。　　　ああ、このお坊さんでよかったと安心しそして今日に至っているが今　　　だに間違っていなかった様である。　　　毎回般若心経と修証義第一～四章の何れかを唱えてくれる。　家人と　　　私は神妙にお坊さんの後ろでお経を聞く。　お経が終わると居間で暫し　　　コーヒーなんぞを飲みお茶菓子をつまみながら世間話をする。　　　昨秋はお坊さんカンボデイアへ何かの団体旅行でアンコールワット　　　の遺跡を訪問した際の現地の貧しい仏教徒の真摯な生活ぶりの話、　　　また何年か一度に海外旅行をするのでこの頃のお坊さんも結構海外　　　へ出掛け見聞を広げているのでそんな話をしたり。　近年お坊さんも　　　国際的になってエライ変ったもんだな～と感心する。　　　曹洞宗の本山は福井の永平寺だから彼はその近くのお寺で厳しい　　　修行をしたというそれに纏わる話はよく聞かされた。　永平寺は私も　　　二度訪れたが冬は雪深い山奥で修行などはさぞかし艱難辛苦の　　　苦行であったろう。　浮世とかけ離れた環境でよくぞ耐えたと思う。　　　そんなお坊さんとの関係ももう17年にもなるのである。　長いものだが　　　早いものでもある。

2013年01月15日

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　結婚は人生の墓場？？？

　　　近年結婚を躊躇（ため）らう男性が増えと～る。　曰く、自由時間が　　　なくなる。　小遣いが減る。　子供を育てるのにカネが掛りすぎる。　　　将来の生活が安心できない。　等々の理由で二の足を踏み出せず　　　ついつい独身生活が長くなって・・・・・長くなると年齢が行って益々　　　相手に対する条件、また相手からの条件が難しくなるから結婚が　　　遠くなる。　どうやらそんな悪循環のようである。　　　もう一つ大事なのは経済実態として正社員が減って派遣社員の様な　　　立場の若者が増え、結婚生活を営むに必要な給与になっとらんと言う　　　現実もある。　それに、フリーターやニートの若者も多い。　　　思うに、小泉政権時代に企業に与（くみ）したアメリカ流の人材派遣会社　　　の認可とその促進政策がそれまでの終身雇用制という日本の雇用関係　　　の美風を大きく損なったのは何ともモノマネの大バカ政策だった。　規制　　　緩和だけを見て実態予測が出来ていなかった愚策。　　　アンケートによると結婚したくないという男性は20～30代で30％位と　　　いうから70％は結婚願望を持っていることになる。　それでも独身者が　　　多い現実は経済的理由が大きな比重を占めている事は間違いない。　　　また、上に述べた理由の他に結婚すると掃除、洗濯から育児の補助　　　までせにゃならんし、そんなら結婚なとせん方がマシだと思うらしい。　　　一方すんなり結婚する男性はそんなことを考えずにさっさと結婚する。　　　結婚するのが当たり前と考えて、その後のことをゴチャゴチャ考えは　　　しないで結婚生活に突入するのである。　結婚後にそうして様々なる　　　悲哀を味わうのは別の話である。　後悔もあろう。　諦めもあろう。　　　　でも耐え忍んで結婚生活を送っているのだ。　こういう人達こそ少子化　　　に歯止めを掛けてガンバッテいるのだから国は出来る限りの援助の手　　　を差し延べるべきと思うが如何なものか。　　　勿論、それ以外に経済的にも恵まれ充実した結婚生活を送っている　　　人達も半分近くはいるだろう。　　　一方女性からすれば、結婚前には様々な条件を前提として思っている。　　　曰く、舅姑の面倒を看ないで済む次男坊がいい。　給与は〇〇万円以上　　　であってほしい。　土地持ち家持ちがいい。　ハンサムで背丈〇〇〇ｃｍ　　　以上はほしい。　などと美人もへちゃむくれも同様に考えている。　　　そうは言ってもそんな条件に当て嵌まらない男性を好きになったら　　　今度はその男性の条件に自分を合わせようとする。　結局理想と　　　現実がなかなかマッチしないのが大部分のカップルだろう。　　　男女の間は出雲の神様が決めるのか、赤い糸で前世から結ばれて　　　いるのか、はたまた人為的な合コンがいいのか、世話好きばあさん　　　のお見合いがいいのかは知らんが、ともかく男女とも独身で生涯いる　　　のは不自然である。　若いうちはいいが齢とっていくと自分の係累が　　　居ないというのは淋しいもんだ。　それを考えて結婚に踏み切ることが　　　一番いい。　異論のある人はどうぞ文句垂れてちょうだい・・・・・

2013年01月14日

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　「何でも使わんと衰える」　という話！

　　　昔の話、刀も使わないと錆びて切れ味が悪くなるといわれた。　　　そりゃそうだろう、しょっちゅう何かを切っている刀は現役だから　　　ピカピカの鋭さを持っていたに違いない。　使わないと錆びて当然。　　　人間の身体もまたしかり。　例えば足を骨折して膝上から足先まで　　　ギブスで固定して肢を使えなくしておくと肢の筋肉は急激に痩せ　　　衰え、一ヶ月も経つとその肢はげっそりと細くなる。　　　これを専門用語で　「廃用性萎縮」　というらしい。　　　これは身体のどの部分にも言えて、血管や関節、腱、或いは内臓も　　　そうだという。　いつもきちんと食事を摂っていないと胃の働きは悪く　　　なり消化液の分泌も減り腸の吸収も悪くなる。　　　心臓も適度な運動をしないと弱くなる。　肝臓も腎臓も膵臓も同じだと　　　いう。　一般に、ものを食べ過ぎたり、飲みすぎたり、働かせ過ぎると　　　体調を崩すことばかり考えるが、少々オーバー目に働かせる方が逆に　　　いいのだそうだ。　　　　何でもそうだわね～、運動でも手前、手前でムリしなければ、それ以上　　　の向上は望めませんもんね。　脳も同じだというから精々アタマを使う　　　ことが大事みたい。　いつも考えることをしないと左脳の思考力は退化　　　するのですぞ～。　毎日アタマも使わずのんびりのほほ～んとしている　　　と脳は着実に退化するのだそうだ。　　　引きこもってテレビばかり見ていると脳は受け入れるだけの機能になり　　　イメージを膨らませたり、創造的な能力がなくなるらしい。　そうしてボケ　　　に向かって一直線。　　　ナニのムフフの方も例外ではないという。　常に好奇心を失わずチャンス　　　があればチャレンジするのがいいという。　そういえばチャップリンなんか　　　90才で子供を作ったんですもんね～！　日野原先生だってきっとその方面　　　は兎も角、「廃用性萎縮」　など関係のないほど身体の機能を万遍なく　　　使用しておられるから100才を越えてもお元気なのだろう。

2013年01月13日

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　「君が代」　って・・・

　　　この言葉を聞くと、「ナヌッ」　と条件反射するレフトウイング（左翼系）　　　のお人達がいる。　まあそう目くじらを立てんと私の話も聞いたんさい。　　　調べてみると、「君が代」　とは何をさしているのかという点であるが　　　諸説あって、この歌ができた当初は、「目上の人、または尊敬する人」　　　などの意味であったが明治になって現在のメロディと共に歌われる様　　　になりそれは天皇とか天皇の治世を表すようになった。　　　この歌詞はもとを辿ると今から千年以上前、平安前期の醍醐天皇の　　　時に紀貫之が編集した、「古今和歌集」　の中に記されてあるらしい。　　　・・・が、残念なことに詠み人知らずだという。　　　かつて小渕総理が、「君が代の君は、日本国民統合の象徴である　　　天皇をさすと共に、国民のこともさす」　と言ったのは、この歌の由来　　　から言って間違いではないようだ。　戦時中の印象が余りにも強い　　　ものだから憎っくき仇の様に思うかも知れないがアタマを冷やして　　　冷静に考えれば、「君が代」　は　「君達の代」　でもあるのである。　　　決めつけることはない。　平安朝の時代から営々と歌い継がれてきた　　　文化的伝統のある歌なのである。　ならば途中で不幸な時代があった　　　としても日本人なら寛容な心をもって受け入れるべきではないか。　　　「君が代は、千代に八千代に、さざれ石の巌となりて、苔のむすまで」　　　意味は、「君達の御代は千年も万年も、小さな石が集まって大きな岩　　　となり、その表に苔が生えるまで続いてほしい」　というのである。　　　平安時代は794～1192で前期であれば約800年だからもう1200年　　　前にこの　「君が代」　が詠まれたのである。　そんじょそこらの米国の　　　「星条旗よ永遠なれ」　などと一緒くたにしてもらっては困るのだ。　　　FIFAサッカーの試合の前にもボクシングの試合の前にも国歌の演奏　　　がある。　日本のプロ野球も米国大リーグの様に試合前の国歌演奏を　　　やればいい。　「君が代」　は荘厳な響きがあって重厚無比である。　　　日本国民であるなら国歌に敬服すべきだろう。　それが嫌なら中国でも　　　北朝鮮にでも亡命したらいい。　かつての連合赤軍の様に喜んで受け　　　入れてくれるだろう。　時代錯誤の考えを子供達に押し付けることこそ　　　もう自分達が時代錯誤者であることに気がつかねばならない。

2013年01月12日

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　値切る

　　　「安～うして～な～」　「ダメです」　「そんなこと言わんと～」　「いや、　　　できまへん」　「あ～そう、ほな、いいわ、隣で買うさかい」　「ちょっと　　　待ちい～な」　　　昔から大阪は商人の街と言われその所為か買い値の駆け引きは、　　　結構根付いている。　私がいた船場では戦後しばらくまでは算盤　　　片手でマケるマケないの商売をやっていたのだ。　殆どは地方から　　　仕入れに来る小売屋相手だったから10枚単位（デカ）で売っていた。　　　それを一枚でも正札で売るアメリカ式のキャッシュ＆キャーリーシス　　　テムを採用して船場に販売革命を起こした会社が私の初めて就職　　　した会社だった。　ソロバン片手のマケるマケないの商売から脱皮し　　　て大成功したのである。　ピークは年商1500億円位まで行った。　　　しかし大阪にはまだ昔のクセが残っているようである。　関東の方は　　　エエカッコしいが多いとは言わんが余りその習慣はないようである。　　　　　　　凡その話をすると小売上代（価格）が1000円ならその4掛け即ち、　　　600円が仕入れ値である。　つまり小売屋さんの利益は400円で　　　ある。　その400円を巡って関西では攻防するのだ。　　　私は経験はないが百貨店でも値切れると、よく本などに書いてある。　　　百貨店も外商部（外回りでよく購入してくれる顧客相手の営業）などは　　　売価の1～2割はディスカウントするのが普通である。　だから百貨店　　　でも常連客には値引き商売をしているのだ。　　　唯、正面きっては百貨店でも専門小売店でも値引には応じてくれない。　　　正札販売をモットーとしてる。　だがモットーであって絶対ではないのだ。　　　売り場のペーペーさんには値引きをＯＫする資格？はない。　交渉先は　　　売り場上司というかエライさんである。　エライさんは売上や利益の責任　　　を持っているから場合によっては応じてくれるらしい。　　　売る小売屋の立場としても売れないよりは譬え利益が半分になっても　　　売らないよりはマシなのだから売ってくれるのである。　当然の理屈で　　　あろう。　タテマエは値引きしない。　が、ホンネは値引きしても売りたい　　　筈である。　そこを衝くわけである。　　　どうです、参考になりましたか？　ナニ？ならない。　あたしは紳士・淑女　　　だからそうゆうことはしません、ですと？　こりゃまた失礼をば申しやした。

2013年01月11日

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　盲亀浮木のように・・・・・

　　　「こんにちは！」　と挨拶されて慌てて　「こんにちは～」　と返す。　　　昨日、道路を歩いていて突然挨拶された。　知らないのである。　　　　憶えがないのだ。　ボランテイアの活動で私の顔を覚えていた人　　　であろうか。　　　通り過ぎてから顔を思い出しアタマの中でアチコチと辿ってみるが　　　どうも過去の知り合いに結びつかないのである。　過去のゴルフで　　　友達の友達で一緒に回った人だろうか？　それとも数えきれなく行　　　った飲み屋で隣り合わせにでも座って話をしたのだろうか？　　　相手は私のことを知っているのである。　だから挨拶をした筈なのだ。　　　それとも私に似たような知り合いがいてその人と間違ったのであろうか。　　　どうも気持ちのいい話ではない。　皆さんにもその様な出来事はありま　　　せんか？　　　「盲亀浮木」　この熟語は読んでの通り、盲目の亀さんが水から浮上す　　　ると偶々浮いて流れている木に当たった。　つまり滅多にない事が起こ　　　った場合の例えである。　こうして馬齢を重ねると過去の柵（しがらみ）が　　　突然現実のものになることがある。　　　まだアルツハイマーではないから大抵の事は憶えているが、よく現役時代　　　泥酔まで行かなくとも飲んだ後どうやって電車で帰ったものか翌朝起きて　　　記憶が途切れていた事はよくあった。　もしそんな時に関りあった人ならば　　　絶対に憶えていることはない。　　　記憶力には自信のあった手前、こういう事が起こるとどうも気持ちのいい　　　ものではない。　これからはより注意して記憶力の保持にしっかり努力せ　　　ねばならないと思ったことである。

2013年01月10日

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　アメとムチ

　　　「バカヤロー、アホ、クズ、役立たず・・・！」　あらゆる罵詈雑言を浴び　　　せられらたことがあった。　今は会社が潰れて雲散霧消したから言って　　　もいいだろう。　安宅産業という商社である。　ここの課長に私は幾度と　　　なく叱られた。　　　当時、安宅産業は一流商社としてソ連貿易をしていた。　ソ連は外貨の　　　ドルがなかったからバーター取引、即ち物々交換みたいなもんである。　　　ソ連は針葉樹林が豊富で木材がふんだんにあったが物資が不足して　　　貧乏だったのだ。　だから日本からセーターなど衣料品と木材を交換　　　取引をしていた。　私の会社はその安宅産業にセーターを生産して売り　　　渡す契約をしていた。　その製品引き渡し納期に遅延した訳である。　　　それが一度ならず下請けのセーター屋が生産の遅延をするからその度　　　に安宅産業の課長に叱られるのである。　まあ酷かった。　アンパンマン　　　みたいな顔した男だったが、あそこまで言わなくてもと当時は商売が嫌に　　　なったほどだった。　悪いのはこっちだから兎に角平身低頭で一方的に　　　謝った。　叱られてなんぼ、商売だからそれでも結果として利益が出れば　　　いいのだからと我慢したことである。　私は直接の担当でなかったけれど　　　責任者であったから呼び出されて代りに叱られたのだ。　　　一通りの商売が終わった時点で、オレもちょっと言い過ぎたけど勘弁して　　　くれ・・・・・とかの一言でもあったらまだ救われたが、とうとうそれもない侭　　　に疎遠になり、そのうち相手の会社はつぶれてなくなった。　　　さて、意味合いはちょっと違うが大阪の高校で体罰の所為で高校生が　　　自殺したニュースが拡がった。　今日のワイドショーはどこもその話で　　　もちきりである。　バスケクラブのキャプテインが顧問の教師から体罰　　　を受け続け、責任感もあって耐え切れず家で自殺したというのだ。　　　アホ、バカ、マヌケ、しっかりしろ！　やる気あるんか！　どうなんだ！　　　どういう具合に叱られ体罰を受けたのかは知らんが教師たるもの厳しさ　　　があってもいい。　子供を導くのに私個人は少々の体罰めいたものは　　　仕方ないと思っているが、片方では昨日も書いた様にホメることもないと　　　いかん。　つまりアメである。　ホメられることによって子供は上昇志向で　　　やる気が起こるのである。　それがいつも叱られるばかりで一方的な状態　　　だと下降志向でどんどん内向する。　そして恨みに思ったり自分の不甲斐　　　なさに悲観して今回の様な自殺につながってしまう。　どうもこの顧問教師　　　はホメることがなかったような気がしてならない。　だからこの生徒にとって　　　救いがなかったのだろう。　　　体罰があるという情報の下に学校側ではアンケートを取ったらしいが　　　件の顧問教師に確認したところ、それはないということで学校側は不問　　　にして体罰はなかったと結論を出していたという。　　　　傷をなめ合う内々で、生徒を守らず自分達の体面を保とうとする体制は　　　本来生徒を主体とすべきなのに自分達を守ろうとする姑息さは、これは　　　間違っている。　子供を教育する学校としての立場として順序が逆さまの　　　様な気がするが如何なもんだろうか。　　　どうも近年アメとムチが使える教師が少ないのではないのか。　つまり　　　教師の社会経験の欠如がこうした問題を多発させているような気が　　　するのである。　教育大学を出て直ぐ社会経験のないままに教師に　　　なって果たして子供達を立派な社会人として送り出す自信があるもの　　　だろうか、甚だ疑問である。

2013年01月09日

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　七草がゆ

　　　お正月祝い膳や祝い酒で疲れた胃を休める為正月七日には七草がゆ　　　を食べる習慣になっている。　別に食べなくてもいいが日本では昔から　　　そうなっているのである。　行事食とでもいうのか・・・　　　　　　　　　　我が家も毎年家人が作ってくれる。　果たして七草が入っているかは　　　確認したことはないが別にバカ正直に春の七草を揃えて入れることも　　　あるまいと思うから問うたことはない。　　　春の七草。　昔受験の為に憶えた。　セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、　　　ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つである。　その中でハコベラはハコベ、　　　スズナはカブ、スズシロは大根、セリは芹、これは覚えているがナズナ、　　　ゴギョウ、ホトケノザはどんな植物かは知らない。　　　今は便利になってスーパーが春の七草セットとして売っている。　日本は　　　大したもんである。　微にいり細にいり痒いところに手が届く、ホント立派　　　なもんだ。　まあ商売だから売れて儲かればいいのであるが・・・・・　　　　　　　　　　七草がゆを食べる意味は疲れた胃を癒すということもあるけど、それ　　　以外に一年の家族一同の無病息災を願うという意味もあるらしい。　　　これは平安時代からの食慣習だからそれ以上のことは分からん。　　　さあて今日はもう正月八日である。　間もなく成人の日、そして立春と　　　月日は矢の様に早い。　今年の冬は格別寒い。　齢の所為もあるだろう　　　が殊更寒さが応える。　今日からボランテイアがあって私の新年の仕事　　　のスタートである。　格別な意気込みはないが恒産恒心の心境であれば。

2013年01月08日

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　ホメて伸ばす～

　　　「おお～上手だね～」　「中々センスあるじゃない」　「いい、いい、よく　　　出来た」　子供の頃学校の先生や家で両親からホメられたら嬉しくて　　　やる気が出てその結果将来の自分につながった人は多いだろう。　　　"豚もおだてりゃ木に登る"　というのは満更いい加減な諺ではないのだ。　　　逆にクサされた場合。　「お前すごく下手だな～」　「さっぱりダメだ！」　　　　などと言われるとやる気がなくなるものである。　だから小中学校時代　　　の教師の役割というか教え方は子供の将来にとって非常に大事になる。　　　私の場合中学で今だに憶えているが宮地先生という英語の教師が転校　　　してきた。　それまでの教師は教科書だけの授業で今考えれば教師用の　　　虎の巻を見ただけのもので何にも面白くなかった。　ところが新任の宮地　　　先生の授業は違ったのである。　教科書には沿うが殆どはそこから枝葉　　　に発展して冗談も加わるから英語への興味が急変したのである。　　　それ以来興味があるから復習予習をし授業でホメられるから益々面白く　　　なってすっかり好きになったのである。　正に豚が木に登ったのであった。　　　音楽でも高校時代に河野先生に　"君は音程がしっかりしている"　とホメ　　　られて以来シューベルトの子守歌など大好きになった。　それ以来ポール　　　アンカ、パットブーン、プレスリー、レイチャールス、Ｆ．永井、加山雄三、　　　森進一、松山千春、南こうせつ、さだまさし、堀内孝雄などの歌が好きで　　　カラオケで熱唱してきた。　　　ちょっと話の向きを変えよう。　高校時代の国語の教師に、必ず小説を　　　順番に読ませる女教師がいた。　そして適当な箇所にくると　「そいです」　　　と止める。　”それでいいです”　のことを　「そいです」　と言ったのだろう。　　　それはいいが、この教師、”この作者はこういう考えだった”　とか　”こう　　　思ったのだろう”　とか説明し、生徒に一切問おうとしなかった。　本来は　　　”あなたならどう思う？”　とか　”これに対して君ならどう考える？”　とか　　　の意見を訊くべきだと思うのである。　　　答えは千差万別で、考えとか感じ方はそれぞれ違っていいのだから作者　　　がどう思おうが参考にするなら兎も角何も従わせる必要はない筈である。　　　教師と言う者は生徒個々の個性を伸ばしてやることが役目で決めつける　　　立場にはいない。　近年の教育にはどうもその色彩が強いように思う。　　　この詩は哀しい詩ですね。　この歌は楽しい歌ですね。　君が代は国歌　　　でもよくないから歌わない様にしましょう。　どうも子供の感性にまで立ち　　　入って干渉している気がします。　　　”朝起きて歯を磨き顔を洗いそして食事をしました。　それから学校へ行き　　　ました”　この文章には感性も何もありません。　子供にこんな日記を書か　　　せてはいけません。　”今朝は歯を磨いたら歯に沁みた。　虫歯かな～？”　　　”いつもの様に顔を洗おうと思ったらタオルがないじゃありませんか・・・”　　　”タマゴかけご飯ではなく今朝はお母さんに頼んで目玉焼きにしてもらった”　　　そんな日記を書くように教師は教えなくてはダメだと思うのです。　　　何（What)をしたかではなく、どう(How)思ったか、どう感じたか、が主体　　　になり個性を伸ばしてやることが重要だと思うのである。　そしてホメる事　　　である。　ホメ殺しはいかんけど、人間ホメられて悪い気はしないのだから　　　豚でも何でも木に登らせることだ。　そう思っているのです。　ボランティア　　　で日本語を教える時にもその手を使います。

2013年01月07日

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　名前負け・・・・・

　　　SCOTCH　ケンのスコッチはスコッチウイスキーとは関係ない。　苗字を　　　もじっているのである。　ケンはそのまま私のgiven nameである。　　　本当は祖父は　”たけし”　と名付けたらしいが、そう読んでくれる人が滅多　　　にいないのでケンになった。　かつて一人だけ　”たけし”　と呼んでくれた　　　人がいてその人は小学校の教頭だった。　あの人はきっとかなりの日本語　　　通（つう）だったろうと思う。　　　それはそうとして日本人の名前も近年では随分変わってきた。　男の子で　　　男とか夫、或いは雄などと昔たくさんあったけど今では殆どない。　朗とか　　　郎は結構ある。　女の子は昔は〇〇子が圧倒的だったが今はどうだろうか　　　90％はそうではないようだ。　　　名付け親は考えに考えて立派な名前をつけるが長じてその名前に相応しく　　　成長を遂げるのは極わずかではあるまいか。　賢人も英知も孝行も知秀も　　　そうは育たず、女の子だって美加も優も佳絵もへちゃむくれだったりして。　　　親が親なのに子が突然変異を遂げる筈はないのだ。　ＤＮＡは大抵正直　　　なのである。　かと言って名前はどうでもいいってもんじゃないから名づける　　　方は真剣に子供の将来を期待してそれなりに過分の名前を付けるが殆ど　　　は名前負けしている。　　　　　　かく言う私も名前負けしている一人かも知れない。　大病もしないで健やか　　　には育ったが健全であったかというと結構人生余計なことをした方である。　　　その意味では名付けた祖父の期待を裏切って名前負けした方だろう。　　　さりとて今から名誉挽回しようとも時間が足りない。　　　ところで何年か前に自分の子供に　「悪魔」　と命名しようとして役所に　　　受け付けて貰えなかった話が話題になったことがある。　あれなんかは　　　子供の将来も考えずに親が独り善がりで考えた名前だったろう。　　　　いやはやひどい親がいたもんだ。　　　それを考えると子供が期待外れに育とうが男の子は賢明で勇壮な　　　名前がいいし女の子は美しく優しい雰囲気の名前がいいのだろう。　　　結果はどうあれ・・・・・

2013年01月06日

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　季節外れのバカバカしい話・・・

　　　私の好きな東海林さだお氏と椎名誠氏の対談の本を読んでいると、　　　他人の居る電車の中とか静かに皆が本を読んでる図書館などでは　　　とてもじゃないが読むことを憚る。　　　　吹き出してばかりいるから周りがびっくりするのだ。　思わずプッって！　　　「今、不思議に思っているのは蚊なのね。　蚊はブイーンて鳴きながら　　　人間に接近してくるでしょ。　あれは蚊にとってすごい不利でしょう」　　　「うん、気づかれてしまう。」　「なのにいまだにブイーンを続行している」　　　「なるほど、音もなく忍び寄ったほうが・・・」　なんて真面目な顔して会話　　　しているのである。　　　羽音がどうのなんてことは言わないのである。　「蚊に刺されると痒い　　　けど、掻くとすごい快感があるよね」　「そうそう」　「あれはちょっと他で　　　は得られない快感ですよね。　だから人工蚊というようなものを作ってね、　　　わざと刺させてカイカイカイなんて楽しむのはどうかと・・・」　「カイカイ　　　同好会」　とか。　「オレはね、夏に人妻が縁台でふくらはぎを蚊に刺され　　　てね、それを掻いてる風景がたまらなくいいね～」　「見たの？」　「いや、　　　見たことないけど、想像すると、たまらなく色っぽいと思うな～、あれは　　　蚊でないと困るのね・・・」　「蚤じゃ困る」　「色っぽくない」　　　こんな荒唐無稽でバカバカしい話が延々とつづくのである。　これがいい。　　　時には擬人化し、時には公私混同して話が脱線してとんでもない方向に　　　行く。　　　話が蚊取り線香のことになり、英語ではモスキートコイルと言うとか日本　　　以外の国では蚊を根本からクスリで撃滅しちゃうからつまらない。　日本　　　の様に線香の煙で～なんて考えもつかないと嘆く。　　　「多少、蚊にも身辺に来てもらわないと面白くない」　「そこに僅かながら　　　日本のいろいろな文化が残されている様な気がする」　「日本人て撃滅　　　作戦というのは常に考えないね」　「やっぱり肥溜め文化だったから、もう　　　諦めていたんだよね～、蠅だって蚊だって絶対退治できないと、それが　　　水洗が出来たことによって撃滅、絶滅することが可能になったんだから、　　　やっぱりそれは日本文化の破壊なんだろうな・・・・・なんか俺、今ちょっと　　　自分でも信じられないくらいすごい知的なこと言ったみたい、ハハハハハ」　　　引用ばかりで気が引けるが新年早々布団のぬくもりの中でこんな本を読み　　　一人プッと吹き出し、クスクス声に出して笑っていると朝のしじまで、隣室の　　　家人がうちのオトーさんもとうとう気がふれてしまったかとびっくりさせても　　　いかんし適当なところで止めて起床したのであった。　ではでは・・・・・

2013年01月05日

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　そこに山があるから登る・・・・・

　　　お正月三が日も終わって今日からは非日常から日常のローテーション　　　に戻った。　小原庄助さんも昨日で終わり。　朝のジョギングも１２月の　　　20日頃から３月の啓蟄辺りまで寒さで心臓に悪いなどと勝手に屁理屈　　　をつけて中止にしている。　これは例年のことだからどうってことはない。　　　ただ、身体が鈍るからその分、家の中でオイッチニと体操はしている。　　　暮れにインフルエンザの予防注射をしたから風邪に対する抵抗力は　　　ついたと思うが電車に乗るとアッチでもコッチでもマスクしてでもゴホン　　　ゴホンと菌をまき散らしている人がいるので普通の風邪を移されても　　　エライこっちゃ。　　　ノロウイルスは移される環境には居ないし大丈夫だと思うがこれとて　　　安心はできない。　パソコンもウイルス、口からもウイルスとこの世は　　　物騒で仕方ない。　　　それはそうと電車に乗ると右も左も若者は殆ど携帯とニラメッコしてる。　　　中年のオトーさんもしてる。　オバさんもしてる。　まあまあ、あの様に　　　よくも交信する相手がいるもんだ。　どうせどうでもいい内容に違いない　　　のだろうが、余分なものを持つと余分なことをするものだ。　なけりゃ～　　　ないでどうってことないのに、あるからつい発信したりする。　　　最近のスマフォンは電話機能はもとより音楽も聴けるし道案内のナビ　　　の機能もあるしゲームもできるし小説だって読めるんでしょう？　　　それに美味の情報や観光名所情報、果ては百科事典情報まで見れる　　　んでしょう？　エライ時代になったもんです。　行く末はどうなるんだろう。　　　私などは初期の電話機能だけでいいから古い携帯電話を愛用してるが　　　アナログ人間にはそれで十分なり。　世の中そうして次々と電機屋さんが　　　新機能を持つ新型を競って開発し、ど～だ欲しいでしょ？　これ買わない　　　と時代に後れるよって宣伝するから国民はダボハゼの如く食らいつく。　　　「そこに山があるから登る」　式の経済環境を作り上げ人々を翻弄する。　　　エライ文明社会になったもんである。　先進国はもう過去の社会に回帰　　　できないものの様である。　人間の欲望というものは際限がない。　　　否、私はそうは思わない。　私がそれを希望するかどうかは別にして、　　　そういう文明社会に疲れ自然に回帰したいと思う人達が一方ではいる。　　　田舎生活を志し農業で自給自足の生活を目指し地域の人達、隣近所と　　　交わり温かい人間関係を取り戻す人達が話題にのぼる、　　　これはある意味救いである。　アフリカの大部分の国々の様に、アマゾン　　　の奥地やインドネシアの未開の島々の様に、そうした文明とは隔絶された　　　世界がたくさんあるのだ。　そこには文明のない幸せがある。　文明を知ら　　　ない幸せがある。　これは永遠の哲学の命題である。　　　「そこに山があるから登る」　ことが果たして幸せであるかどうかに気がつく　　　人は真の幸せを享受できる人であると思うがどうだろうか？　　　山があっても登らない私に痛痒はない。　これは別に負け惜しみでも　　　何でもない。

2013年01月04日

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　お正月三ヶ日

　　　あ～、カマボコは歯応えが良くて美味いなぁ～、数の子はプリプリして、　　　これで子沢山なんて今頃は時代錯誤じゃろう。　でも食う分には美味い。　　　膾（なます）はさっぱりして口塩梅がいい。　暮れの残りのタイの刺身を　　　昆布〆にしてくれたのがこれまたマイルドで口当りが抜群だ。　　　　　　　　　そんな肴をアテにして菊正の熱燗を一本！　いいねぇ～、正月は！　　　今は仕事の心配もなくなったしいつ来るかも分からんお迎えだけが　　　気掛かりだけどそんなことは忘れることにしている。　　　今年はどんな年になるだろうと、独り盃を傾けながら漠然と考える。　　　一番何よりも思うのは日本の行く末のことである。　　　　バブルがパチ～ンと弾けて20年。　10年ひと昔と言うけど、もう20年　　　だからふた昔も経ったのに未だ失地回復が出来ていない。　　　”なぜ二番目ではダメなんですか？”　などと政治のリーダーが思う　　　政治は初めから負け犬根性だし、”子供は自由意志で多様性があって　　　しかるべきだ”　という、ものの前後も分からない子供を尊重しようという　　　教育を是正しない限り教育は破綻する。　自由と放縦は違うのである。　　　アタマに叩き込む時期は有無を言わせず叩き込むのが教育というもの　　　である。　　　教育改革は待ったなしである。　”イジメ”　などという言葉は使用禁止に　　　すべきである。　犯罪と位置づけるべきなのだ。　やってることは恐喝で　　　あり、暴行傷害であり、その他に属する犯罪なのである。　売春なるもの　　　を援助交際と称するのと同義である。　日本国はいつからそのようにして　　　言葉を換えてダマすようになったのだろう。　メデイアは大いに反省せよ！　　　言い古されたけど教育改革。　聞き飽きたけどデフレ脱却し経済復興、　　　耳にタコが出来たけど東日本大震災地方の復興、クソ腹立たしい隣国、　　　中国、ロシヤ、韓国との領土問題などなど新生安倍自民党に期待する　　　しかないではないか。

2013年01月03日

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　お正月の料理・・・・・

　　　　誰が何と言おうともお正月は朝から一杯やる。　それが恒例なのです。　　　お節を肴に日本酒を燗してチビリチビリやる酒は堪らん♪　日本男児　　　たる喜びはこれを以ってして完結、じゃない嚆矢でもない、ナニナニ　　　単純な酒飲みの喜びに過ぎん。　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家のお屠蘇である。　屠蘇とはなんぞや？　ご存知であろうか。　　　＜邪悪なものを屠（ほふ）って蘇（よみがえ）る＞と覚えているが、どう　　　なんか？　新年早々ウンチク並べてもつまらんから止めとこ。　　　兎も角お屠蘇を一杯、これは恒例の縁起ものだから素直に従う。　　　そうしてあとは辛口の菊正を熱燗にして頂く。　傍らビールが控えておる。　　　今年は家人がお節を作らず注文品であった。　唯、数の子、膾（なます）、　　　紅白のカマボコは別に作って用意してくれた。　上の写真は注文したお節。　　　お行儀よく仕切られた16コマの中に16種類の料理が納まっておる。　　　納まっておるが何となくヨソヨソしい感じがする。　もう一つのお重は中華　　　であるがこれは写真には撮っていない。　　　やっぱし家人のお節が懐かしいがそれは言ってはいけない。　あれには　　　凄いエネルギーが要るみたいだからそれだから今年は自分で作るのを　　　止めて注文したのだから・・・・・上の写真のものはイタリアンお節で、もう　　　一つのお重は中華お節である。　お節は本来日本のものであるがこの頃　　　はインターナショナルである。　　お目出度い具材を使って国境を越えた　　　料理が出現している。　そこにはナマスはないし、お煮〆もないから日本　　　男児たるものにはちと淋しい。　だからそれらは補充すべきなのである。　　　　　　今日は車で小一時間西宮の倅の家で嫁方のご両親と一緒の新年会で　　　ある。　上品を標榜する私としては品よく飲み且つしゃべり品よく辞するを　　　モットーにして帰ってくる積りなり。　朝から頂いたお神酒が少々アタマに　　　残っておるままにこの日記をしたためている。　　ではでは・・・　

2013年01月02日

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新年のご挨拶

　　　　　　　長　楽　萬　年　　　　　　　　　どなた様も新年おめでとうございます。　　　　　　　　　　　　本年も好きにまかせて参ります故、　ご容赦　　　　　ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまする。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年　元旦

2013年01月01日

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