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Scotch ケンの放言どころ

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2017年04月の記事

全30件 (30件中 1-30件目)

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音楽を聴きながらランララン♫

　　日曜日の朝はABC朝日放送7：00から「ザ・シンフォニーホール・アワー」　　のクラシック音楽を聴きながらランララン・ランラランと公園で。　　今朝はベートーベン特集で「ロマンス第二番ヘ長調」とピアノコンチェル　　ト第五番「皇帝」をばイヤホーンで。いいなあ～　　　　　　　　　「ロマンス」はベートーベンの風貌はどちらかと言うと無骨な感じのする　　彼には珍しく繊細で美しいモーツアルトの曲と聴き間違うほどのメロデイ　　である。ちょうど公園で咲き始めたサツキの可憐な美しさや山吹に似合う　　流れるような感じで何とも言えない。音楽は流れるようだが身体は重いの　　で軽快とはいかない。　　　　「皇帝」はベートーベンがナポレオンに捧げた曲と言われるがこの曲を作っ　　た時はナポレオンのフランス軍がオーストリアのウイーンに侵攻した時で　　あったからナポレオンに捧げたなんてのは嘘っぱちであるという。「皇帝」　　と名づけたのはこの曲がこのイメージに相応しいから後世の人がつけた名前　　であるという。どうも我々はああそうなんだろうなあとまともに聞いて思う　　しかないのである。でも何度聴いても素晴らしい曲だ。　　大阪のザ・シンフォニーホールは福島区にあってかのドイツの名指揮者で　　あるヘルベルト・フォン・カラヤンをして”素晴らしい世界でも指折りの　　シンフォニーホールであると言わしめたところである。座席数1700余り。　　正面にデッカイパイプオルガンが鎮座し、座席は演奏舞台を取り巻く様に　　設置されている本格的クラシック音楽専用ホールである。　　私も3回ほどコンサートを聴きに訪れたが外観も立派だし切符売りのエント　　ランスを経て中に入ると圧倒されるホールである。いつでもチャンスがあれ　　ば行ってみたいところだ。JR大阪駅の次の福島駅から徒歩で10分ほどの所に　　ある。福島は下町で駅近辺には美味しい食べもの屋さんが沢山あるところだ。　　ABC朝日放送のビルが近くにあってトラキチ・アナの道上洋三さんの本拠地　　である。　　5月のコンサートは6日に尼崎のアルカイック・ホールでの「芦屋混声合唱団　　とオーケストラ・ノインテの合同定期演奏会」の案内が来ていたがどうしよ　　うかと迷っている。ヴェルデイ「レクイエム」を演奏するらしいが余り知ら　　ない曲だしなあと。これが著名な曲だと文句なしなんだけどなあ。　　　

2017年04月30日

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界隈、横丁とか小路！

　　阪神タイガースが勝った翌朝は寝覚めがよい。いそいそと新聞を取りに　　行き寝床で開く。前の晩もインターネットで見たのにまた再度新聞記事　　に見入る、そして何度も確認して満足する。なんと他愛のないことかと　　野球に関心のない人は思うだろう。　　野球ファン気質というのはそんなものです。単純と言えば単純、仕事だ　　って気持ちよく出来るというもの、それが逆に負けた翌日はどうも気色　　（けしき）がよくない。贔屓なものが試合で思う通りの結果が出ないと　　”同病愛い憐れむ”的心情になるのも強（あなが）ち無理からぬ事だろう。　　テレビ中継を楽しみにして応援していた錦織圭選手が準決勝でアンデイ・　　マリーに負けた、ジョコビッチに負けたとなるとガッカリする。ジャンプ　　の高梨沙羅選手が同僚の伊藤有希選手に負けたって本当は同じ日本選手な　　のだからよしとすべきなのにどうもガッカリする。ゴルフだって松山英樹　　くんがマスターズでいいスコアが出ないとガッカリする。贔屓して味方し　　て応援するということはそんな心情につながるのだ。　　・・・で、余り肩をいれすぎるとそこからの回復が遅くガッカリが長引く　　からそこは割り切りというか早く忘れる事が肝要である。心に残して良く　　ないことは早く心の中から追い出すことだ。そして周りの人にその感情を　　ぶっつけないことが必要。一にかかって自分の気持のコントロールをする　　ことである。　　ところで、街には界隈（猥雑に賑わうところ）が必要なのは以前にも書いた　　かも知れない。道路がきっちり区画され商店街も横丁も小路もない街は面白　　味がなく人通りもなく街がさびれると言われる。神戸の街がそうらしい。　　大阪はミナミの法善寺横丁や千日前通り、天王寺にはジャンジャン横丁があ　　る。十三（じゅうそう）には火災で焼けたが駅のそばに飲み屋街が広がって　　いる。　　路地と呼ばれるものもいい味がする。人家の狭い道は人と人の繋がりを生む。　　塀にはネコが日向ぼっこをしている、子供のかくれんぼや縄跳び、石けり等　　の声がひびき、今はないが金魚屋とかトーフ屋、風鈴売りなどの声もあった。　　母ちゃんたちは井戸端会議、父ちゃん爺ちゃんたちは縁台将棋をやっていた。　　そんな住宅街が少しずつ消えてゆく。時代と言えばそうだけど何かそれだけ　　人と人とのつながりが希薄になってゆくのだ。駄菓子屋がなくなり八百屋も　　廃業、トーフ屋さんも消えた。消えた店はシャッター通りに変身、そこには　　自動販売機だけが幅を利かせている。会話のない淋しい無味乾燥な通りにな　　っている。近年の日本は機械化が進んで人間同士の会話が極端に減ってしま　　い失語症人間が増えているという。　　神戸のように区画整理をやってしまうと”水清くして魚住まず”になっていく。　　やはり街には界隈が必要で横丁や小路が要ると言ったのは作家の陳舜臣さん　　であり建築家の黒川紀章さんであった。汗と酒のニオイは生活臭として必要　　だと言ったのである。全国の居酒屋めぐりの太田和彦さんの行く所もそんな　　界隈が多いのではあるまいか。　　路地や小路、横丁は息のつまった生活からの開放の場である。人間、緊張も　　大切だけど弛緩も大事である。豊かさには清潔だけではなく不潔とは言わず　　ともある意味の猥雑さも必要だと言うことではあるまいか。　　

2017年04月29日

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ウラジミールとシンゾウ！

　　朝日ほっこり　さつき咲き出す　美（うま）し公園　　虎児　　北摂の山々がくっきりと浮かび、今朝は10℃ちょっとくらいだろう温かい。　　どうしたって着替えして家を出るまで億劫なのであるがこんなほっこりと　　した朝は気持ちがよくて、空気はいいし何ともいえない幸せ感がある。　　明日からゴールデンウイークに入る。会社によっては29（土）、30（日）、　　1（月）、2（火）、3（水）、4（木）、5（金）、6（土）、7（日）と1日、　　2日を休みにすれば9連休となるのです。9日も休みがあれば海外旅行に1週間　　ほど結構ゆっくりと出かけられますよね。リッチな家庭が日本も増えて来て　　いるから海外組もきっと多いことでしょう。　　退役した爺にはGWの連休もクソもない、毎日が連休みたいなものであるから　　して通常通りである。ボランテイア活動があるし普段通りの毎日になる。　　”花よりダンゴ”の仲間と連休が終わった8日（月）に万博公園近くのスーパー　　銭湯に行って風呂＋一杯の予定をしてるだけである。質素で素朴で生真面目で　　健康的で清新で文句のつけようがない予定ではありませぬか。あとは持ち前の　　上品さで如何に品よく過ごすかである。　　　　　　　　　　　あたしはカラスの行水みたいなもんであるが仲間には温泉好きがいて放置して　　いたら何ぼでもお湯に浸かり出てこない爺ちゃんがいるのです。ポテトフライ　　の好きなこの人はヒマさえあれば兄弟そろって温泉めぐりをしてるらしい。　　それに”小原庄助さん”ときてるから典型的な「花よりダンゴ」人間なのです。　　さて「ウラジミール！」「シンゾウ！」と名前で呼び合うようになっている　　この二人。今度で18回目の会談らしいけどシンゾウがモスクワに行きました。　　多くの経済人も同行したみたいだけどどんな話になったのだろうね。　　今回は北朝鮮の問題があったからね。ロシアは北の万景峰号を羅先とウラジオ　　ストックの間を月に7～8回往来させると取り決めた特別な関係にある。　　ここはウラジミールに頼んで温和しくする様に頼んだのだろうか。そして北方　　領土に具体的な経済面での鍬入れをする話。　　多分私の甘い予想では二人の間で密約があり北方の経済が日本の援助で活性化　　した時点で四島を返してゆく話が出来ているのではないか。ウラジミール、　　オレを信用せろ！そうすれば悪くはしない。その代わりオレの顔を立てろ！と　　でも言った言わないか、言えなくはないだろう。お互い背後には国民が凝視し　　ているのだから簡単ではない。名と実の両方がかかっているのだ。　　シンゾウにしてもあのまま四島一括返還なんてことを主張していたら一歩も前　　に進まないことが分かっていたから実を取る方に交渉を転換したに違いない。　　ここは彼を信じる以外にはないのである。　　どうせあのずる賢いキツネのウラジミールにやられるさと思ってる人達が断然　　多いだろう。けどシンゾウだってそれほどお人好しじゃあるまい。後ろにうる　　さい小姑の国民が凝視しているのだからね。ここはシンゾウの外交力を信じま　　しょうや、ねえ皆さん！

2017年04月28日

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保育園早よ増やせアホ！

　　公園の　サツキ咲き出し　夏はきぬ　　虎児　　サツキは夏の季語だろう。ほなら季語がダブってるじゃないの！　　それにサツキは花だろう？咲くのは花に決まってるだろう。だったら　　ムダな言葉が二ヶ所もあるから他の言葉に置き換えたらどうなの？　　「凡人です！」スンマセン、また出直しますです。　　保育園が足りないと言い出して何年経つだろうか？それにこの頃は保育士　　が足りないと言い出した。所轄の関係する官庁はどこだろうか、厚労省か　　文科省か。一体全体何が問題なんだろう。保育士が足りない問題は給与が　　安くて従事しても生活が苦しい、働く時間の割りに給与が安く将来が見え　　ないとテレビで報道していた。それに地方から保育士を都会の保育園が求　　めるにしたって都会では住むにも費用がかかるし安月給じゃやってゆけな　　いという背に腹は代えられない問題が併存する。なぜそんな問題があるの　　に関係官庁は放っておくのだろう。誰のための役所なんだろうか。　　以前は保育園は厚労省で幼稚園が文科省の管轄だから利権だろう綱引きで　　双方が譲らないから不足が解消されないと聞いていた。　　一体、日本の人口の減少が将来懸念されている時にコイツラは何をやって　　いるのだろう。子供を生んで安心して預けて働きに出たい主婦がどれだけ　　いると思っているのだ。　　安倍総理もこの問題は喫緊のものとして双方の石頭をカチ割ってはくれん　　のだろうか。安倍総理も霞ヶ関の事に関しては何か任せっきりにしている　　ように思えるが如何なものか。天下りの問題にしたって民進党や日本維新　　の会の主張からはトーンダウンし過ぎではないのか。　　私の知らない事情が他にあるのかも知れないが人口の減少を憂慮するなら　　先ず問題になる障壁をすぐにでも取り除くのが喫緊のことではないのか？　　私は間違っているのだろうか？　　役所は自浄能力もないし自発性もないのが普通である。普通のことを普通　　にこなすことも大事なことではある。だから必要なことは政権が課題とし　　て与えてやらせることしかない。その意味ではこうした問題の安倍総理の　　対処は押取り刀だと思う。安倍総理を嫌う人が多いが彼の外交能力は過去　　の総理大臣の中では出色である。それに内政も日銀に白川から黒田さんに　　替えて株価を大きく持ち上げ経済をまあまあ活性化させた。これらの点に　　於いては総理として大いに評価すべきではないだろうか。　　唯、物足りないのは上述の霞ヶ関に対する政策の動機付けである。天下り　　の問題もそうだし、肥大化した組織の行方に対してもっとダメ出しをすべ　　きではないのか。そうでないと国家予算が増えることはあっても減ること　　はないから日本の赤字は益々増える一方だ。　　要るものは要る、要らんものは止める、伸ばすべきものは伸ばす、そうで　　ない無用なものは中止する。そういうメリハリの利いた予算編成でないと　　総花的で過去の積み上げ方式予算では何ぼでもカネは増えてゆく。　　家庭の予算を考えてもそうでしょう、子供の将来の投資になるものは子供　　のために割いていいが新車は不要だしエンゲル係数が高いのは身体の為に　　ヘルシーに減らすべきだ。その様にして予算項目を洗いだし、減らす努力　　をすべきだと思うのである。　　今、安倍総理に代われる人物はいると思いますか？　野党の政治には懲り　　たし与党の中に果たして誰がその役割を果たせるでしょうか。私は現在の　　ところ安倍氏を措いて他にいないと思うのです。　　賢兄姉諸氏はいかがお思いでありましょうぞ、聞かせてたもれかし！

2017年04月27日

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失言、暴言、方言、

　　「負け犬の遠吠え」石油を恵んでくれておまけに石炭まで買ってくれて　　いた中国から「おみゃ～いい加減にしとけ！」と国境に10万もの中国軍　　を見せられたら如何に我が儘な暴君と言えどもやろうとしていた事を中止　　せざるを得なかったのだろうか。まずはよかった。　　兎に角いつ暴れるか分からん暴れ馬を飼っていると安心できないもんだ。　　注射を打ち続けて温和しくさせるか〇〇玉を抜いて温和な性格にするしか　　ないだろう。こうなりゃ～飼い主のシュウさんにお願いして”あんた何とか　　して～な～！”と頼むのが一番だ。それにしてもアタマの痛い話よ！　　東大出の大臣が記者に暴言を吐いてその後すぐに「ちょっと感情的になり　　すぎました申し訳ござんせん」と謝ったのは僅か3週間前であったのに今度　　は失言！。　　”あの災害が東北地方だからまだよかった首都圏だったらもっと被害は大き　　かった！”　　記者に指摘されるまで自分の言ったことがどういうことだったのかが分か　　っていないと言うのがそもそもこの今村災害復興大臣のお粗末なところだ。　　普通なら言葉を選びながらしゃべり、勿論言っていいこととそうでない事　　の区別を瞬時にしながらしゃべるのである。この人はその判別をしない侭　　口から出してしまうタイプらしい。　　東大出て衆議院当選7回目らしいが、これまで彼の言動に問題はなかったの　　だろうか？そんなことはないだろう、多分何度もあった筈である。　　つまりはエリートの道ばかり歩んできたので常に上から目線で言動して来た　　ことがこのところ連続して表れたのだろう。これまでは誰にも注意されずに　　来たからワンウエイ（片道通行）の単細胞人間。よくあるタイプじゃない？　　人間、叩かれて辛酸をなめて苦労して来ないとダメなんである。東大出て　　周りからいつもチヤホヤされて育って来た人間はどうしても我が儘に育ち　　抵抗力がないものだ。ワンウエイになって他人（ひと）の言うことを聞か　　ない。勿論全部が全部そうだとは言わないし例外だって沢山あるだろう。　　私が同期会で会う東大出はそのタイプである。極めて普通で他人（ひと）　　に優しいし親切である。立場をひけらかすことも一切ないから極々普通で　　つき合い易い人間である。こういう人間だってたくさんいると思うのだ。　　お前らと違うんだぞ～と言う意識が心のどこかにあると、それが知らぬ間　　に出てしまう。オレは皆さんと一緒なんだという意識がいつもあるのなら　　決して差別的な言葉は出ないもんだ。「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」　　　　

2017年04月26日

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いつも被害者は一般国民！

　　曇りで生ぬるい感じの朝である。そろそろ時期としては上着の要らない　　季節になってもいいと思うがまだ中途半端な気温だ。　　農暦では穀雨に入っているので作物を育てる雨の季節なんだろう。まあ　　私たちは毎日晴れた明るい日を求めるが農業に携わる人たちには稲や他　　の作物を植えひと雨でもふた雨でも欲しい頃なんだろうね。　　朝から今日は北朝鮮人民軍創設85周年記念日でまたぞろ核実験かミサイル　　発射実験をやるのではないかとメデイアは一斉に懸念の報道をしている。　　アメリカの原子力空母カールビンソンが護衛艦を伴い朝鮮半島沖に向かっ　　て睨みを利かしているし日本のイージス艦も随行している。　　中国も北朝鮮との国境に10万人ほどの軍隊を派遣して警戒している報道も　　ある。願わくば何もなしでこのまま中国が北朝鮮を懐柔して核をコントロ　　ール出来ないものか。そうしてあの残虐な独裁体制を少しずつでも緩和して　　中国並みの一国二制度、つまり社会主義体制で経済は開放し自由主義に変換　　してゆけないかという事。これは金正恩に殺された張成沢の考えていた方向　　だったろうし多分これが中国にとっては一番の理想的な収束方法だろう。　　北朝鮮の金正恩はミサイルを持っているしその弾頭に核や化学兵器を搭載し　　て韓国や日本に打ち出したらそれこそ大変なことになる。アメリカが下手な　　扱いをしたなら米軍基地のある日本とすぐ隣の韓国が甚大な被害が発生する　　事になる。『窮鼠猫を噛む』の状況にしては絶対ならない。あの若造は狂気　　凶暴だから何をするか分からないのだ。　　この刈り上げのデブ公はオジでも義兄でも気に食わないとなると誰でも殺す　　から誰も北朝鮮で幹部になりたくないと言われる。側近として近くにいて居　　眠りするだけで殺されてしまう。とんでもない暴君なのだ。　　軍備費にGDPの24％もかけて国民を貧乏のどん底に落として平気な暴君。　　自分や一部の幹部だけが美味いものを食べ一般の兵士などはいつも空腹で皆　　痩せ衰えていて戦争が起こってもそれこそヨロヨロ、ヨタヨタで使いもんに　　ならんと言われる。国を守る兵士でもそうだから一般国民は推して知るべし　　である。　　イラクだってブッシュが余計なことをするから国がくしゃくしゃになって　　イスラム国みたな殺人集団が出来てしまった。あれだって結局は何も関係の　　ない一般国民が住むところを奪われ生活が出来なくなった人たちが難民とな　　って欧州に流れて行ってるのだ。　　アサド、シリアだってそう、内戦で割を食うのは全部一般国民である。　　独裁者の国は多かれ少なかれそうなってしまう。唯、石油資源に恵まれた　　国は国民にその恩恵を配するまあいい独裁者もいることはいる。　　かつてのリビアのカダフィやベネズエラのチャベスもそうだった。キューバ　　のカストロは教育も医療費も無料の国家運営をして自分も革命分子として　　同等の貧乏を味わっていたのはちょっと毛色が変わっていた。でも国は貧乏　　で国民は出口がなかった。　　独裁国というのはそんなもんだろう。結局は一人の能力で国の将来をいい　　方向に操縦するのは困難だということだ。だから衆知を集める民主主義政治　　に国を委ねるのがベストなんだろう。神でない限り政治もオールマイテイで　　はあり得ないということである。　　

2017年04月25日

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オジさんの生態

　　今日も快晴である。何はさておき気持ちよくトイレを済まし朝の運動へ。　　こんな日は身も心も軽い、いややっぱり身は重い。でもランララン、ラン　　ラランと、いややっぱりドテドテと公園の周回道路を走る。　　ソメイヨシノは散り去ったが公園は8本ほどある八重桜が満開である。　　　　　思わず、花見のことを思い出した。今年は桜の花のない花見酒であった　　からどうも恨めしいのだ。来年こそは満開の桜の下で宴会をやるべしで　　しっかりと開花の頃を計ろうと思っている。　　それはそうと17日（月）より断酒していました。何故かというと体重が　　74ｋｇくらいまで増えていたのです。こりゃいかんと思ってそれまでは　　朝はバターを塗ったトーストにバナナ、牛乳、コーヒーだったのをバナナ　　だけにし、昼も焼きそば、カップ麺に小おにぎりとかモチ一個入りカップ　　麺、或いはパスタだったのを極力少食にし、夕食も酒なしにしてご飯と　　オカズ2～3品にして一週間過ごしました。その結果今朝計ると2ｋｇ減り　　72ｋｇに減っていました。お～し更にもう一週間断酒しようと決めました。　　さ～て、オジさんの生態については以前も書いたかも知れないが忘れた　　ので思い起こしてみよう。　　まずオジさんの特徴について少し書いてみよう。　　　1.オジさんは駅弁のフタについた米粒を食べる。　　　2.オジさんは食後に茶碗でお茶を飲む。　　　3.オジさんは割り箸を使う時、必ずこすり合わす。　　　4.オジさんはカレーのスプーンを水に浸してから食べる。　　まだある。　　　5.オジさんはバスタオルでなく絞ったタオルで身体を拭く。　　　6.オジさんは部屋の明かりを消して歩く。　　　7.オジさんはマッチ棒のシリを爪楊枝にする。　　　8.オジさんは食後爪楊枝で歯をほじりシーシーする。　　　9.オジさんは集中暖房機でも手をかざす。　　　10.オジさんは歯を磨くと派手な音でうがいをする。　　　11.オジさんは新車のビニールカバーを外さない。　　まだある。　　　12.オジさんはポットを魔法瓶と言う。　　　13.オジさんはサインペンをマジックと言い、辞書を字引と言う。　　　14.オジさんはパンツを言えば下着だと思う。（ズボンはパンツ）　　　15.オジさんはクルマのことを自家用車と言う。　　どうです、オジさんの皆さん、何問当たっていますか？　オジさん度は！　　戦争時代を体験し、身を粉にして高度経済成長時代を生き抜き、ひもじい　　思いも知っていてそして今日の安らぎを得ておられる皆さまに残酷なこと　　などつゆ程も申し上げる積りはございませぬ。　　思えば長い道のりでございましたな。誰の責任でもないけど、あるとしたら　　血気にはやって早とちりした当時の軍部でありましたろう。負ける戦争を読　　めなかった体育会系のアタマはああいう時には正しく機能しないのです。　　言葉の使い方などどうでもよろしい。相手に通じればよしとしましょう。　　そんなオジさんの皆さまたちに政府は耐えて実のある「実年」という名前　　をつけてくれたのはもう何年前だったでっしゃろか。　　国民栄誉賞や園遊会にはお呼びではないけどそんな実年の人たちに国として　　何か報いてくれてもよさそうなもんだ。ムリかな～、ムリだろうな～

2017年04月24日

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早稲田大学の入試は！

　　雲ひとつなき快晴の朝だ。いいなあ～、気持ちいいなあ～、木々青々　　として山の端くっきり。気温はちょっと肌寒いけど苦しうない。　　こんな日はカメラぶらさげバックパックで京都か奈良か近くの万博公園　　でもいい、出かけようかな。　　朝の運動でぶらぶらしているとサツキツツジがツボミを持ってきた。　　この分ならもう一週間足らずで満開になるだろう。集会所のハナミズキ　　はこちらは今が満開である。　　　　　　いい季節になった。もう今週からGWに入ってくる。まあGWと言ったって　　私たちは毎日が休みみたいなもんだしどこ行く予定もないが気持ちだけは　　少し華やぐ。もうウチの孫たちも大きいから祖父母の相手なんぞしてくれる　　筈はないからそれはハナから諦めているが願わくば一日くらい顔見せてくれ　　ると嬉しいのだが。それもムリだろう。　　ところでいい話を聞いた。早稲田という大学は単に入試で試験結果だけの　　選抜ではなく高校時代に文化活動など幅広い課外活動をした生徒も特別に　　選抜するという。従来はスポーツ活動をして有力な生徒を受け入れる枠が　　あったがそれを更に広げるというわけだ。　　何か石部金吉の如く偏差値がどうのとそればかりの青白い生徒だけでなく　　様々な分野で活躍していた生徒も受け入れてくれるのは非常にいい事では　　ないだろうか。学業ももちろん大切ではあるが社会に出ると様々な分野が　　あり多様性（Diversity）があるから画一的能力だけでは収まらない。　　そういう多岐の能力を育てることは大学にとって非常に大切なことだと思　　うのである。　　西の立命館大学もそれに倣っているらしい。高校時代に真面目に学業を修　　めるのも基本的に大事であるが、世の中は多様で専門性も大切なことであ　　るからそうした能力を磨くことも役に立つのである。　　例に取っちゃ悪いかも知れないがかの自民党の重鎮森喜朗氏も北陸の高校　　でラグビーをやっていてそれが認められて早稲田大学に入れたと聞いた。　　ラグビーでは卯建が上がらなかったので弁論部に入り話術を磨いたという。　　そして政治の世界を志した。口の上手いのはその基礎があったのである。　　よく聞くが大学の応援団に所属していた学生はあちこちの企業から引っぱ　　りだこだと言う。これは他人（同僚の学生）を無償で応援するという精神　　がしっかりしているからどんな組織に入っても機能できる能力があると見　　るのだろう。　　日本の偏差値教育が”受験秀才”ばかりが跋扈し霞ヶ関みたいに学閥の世界　　になり硬直化する。そうじゃなくて仕事も状況判断が出来て個性ある対応　　と創造力のある面白い活動が可能な人間の方がどんなにいいか。お役所の　　場合は仕事の性質上余りそうした能力は必要とされないかも知れないが。　　民間の会社では絶対に画一的人物より専門性と創造性の能力を持つ人間の　　方を求めるのは間違いない。　　その点を考えればこの私など、学生時代に特別な活動もしていなかったし　　そんな人間が社会に出て出色な成果も上げられなかったのはムベなるかな　　であろう。嗚呼！　Repentance always comes too late.　　

2017年04月23日

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独裁者の末路は？

　　朝ドラは毎日見ている。今の「ひよっこ」は出だしから結構おもしろい。　　この前の「べっぴんさん」は私には今一であった。あの子供服の会社に　　ついては糸へんとしては有名だったから知っていたがドラマそのものは　　退屈した。　　多分描く範囲が狭すぎてストーリーに発展性がなかったからではないだろ　　うか。その前の「とと姉ちゃん」は雑誌「暮しの手帖」の花森安治さんを　　モデルにしたドラマで結構面白かった。その前の「朝が来た」は大同生命　　の創業者広岡アサさんを題材にしたもので主役の女優波留さんの熱演もあ　　って出色であったと言っていいのではないか。　　その前が「花子とアン」これもよかったし、その前の「マッサン」はニッカ　　ウイスキーの竹鶴さんをモデルにしたドラマで波乱万丈、大変面白かった。　　毎朝のルーテインワークの様に朝ドラは私の予定に入っていて一日も欠かす　　ことはない。もし見逃すことがあればその日のお昼に再放送があるので必ず　　見るのである。見ないと朝の歯磨きを忘れた様な感じで心残りがする。　　やはり朝ドラというのはストーリーに発展性がある事とそれと明るさが必要　　だと思う。朝から暗い雰囲気のドラマはいけない。朝は一日の出発点なのだ　　から元気で明るいのがいい。　　さて、お隣の北朝鮮、金正恩の末路はどうなるのだろう。生産性が低くてカネ　　がないのに軍備費がGDP比で24％と世界最高。2015年でGDP124億ドルしか　　ないのにである。因みに日本の軍備費はGDP比1％程度。　　東西冷戦の壁が崩れたときルーマニアの独裁者チャウシェスクは民衆に捕らえ　　られて斬首された。イラクのサダム・フセインは最後穴ぐらで捕らえられ裁判　　にかけられ死刑を執行された。　　聞くところによると金正恩は平壌の周辺に十幾つもの地下の隠れ家を持って　　そこを転々としているらしい。ウサマビン・ラデインも転々として逃げてい　　たが最後アメリカに隠れ家を特定されて米空挺部隊に急襲されてジ・エンド　　だった。金正恩とて幾らモグラの様に地下を転々としたところで米韓の情報　　把握・スパイ活動などで居場所は刻々と特定されているに違いない。　　問題はいつ誰が決行するかと核兵器の処分方、金正恩亡き後の政治的混乱を　　ソフトランデイングさせて如何に無くするかだろう。恐らく国民誰一人とし　　て金正恩を惜しむ者は居まいと思うから・・・ただ極く側近で同罪の部下達　　はしかるべく処分の対象にはなるだろうが。　　いずれにしたってこれだけ自国国民を虐げ貧窮に落とし平気な独裁者は早晩　　粛清されるべきだろう。核兵器だけで周辺国を恫喝し脅威を齎らすならず者　　は一日でも早く消えてもらわねばならない。この国の独裁者と体制によって　　どれだけの人たちが不幸に落とされたことか、日本の拉致被害者を含め家族　　一同、許されるものではあるまい。　　

2017年04月22日

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儲け話ヾ(*´∀｀*)ﾉ

　　怠け虫が出て今朝は朝の運動を休みました。天気予報では曇り雨だった　　ので起きたら暗いしあ～こりゃダメだとあきらめたのでした。実際には　　曇りで運動には問題なかったのですがね。　　昨夜は晩くまでボランテイア会のブログ更新をしていたのです。ワード　　にブログの文章を書きそれをエクセルに転写しその中にイラストフリー　　から取った画像を入れ更に漢字に全部ルビをふって名前をつけPDFで保存　　します。ブログを見るのは外国人が多いのでルビをふるのです。それを　　ペイントの画面を開いて転写して保存。　　なんでこの様なややこしいことをするかというと使っているブログの機能　　にはルビがふれないからです。日本人が相手のブログなら漢字のルビなど　　不要なのですが対象が外国人なので面倒くさいことをやってブログを書い　　ているというわけなんです。　　阪神の下手な野球をRADIKOで聞きながらこの作業をしていました。それ　　にしても最下位の中日相手にこの2試合の戦いぶりはお粗末だった。自分が　　思う作戦と選手起用が合わないのですなあ。まあペナントレースは143試合　　あるからその全体を見た選手起用があるとは思うが一戦一戦も大事だと思う　　のに自分の思う通りにならないもどかしさ。まあ、余り入れ込むと精神衛生　　上悪いしあとを引くから適度にしてはいるがだ！　　ところで今朝のテーマ『儲け話』について少々。　　先日も少し触れたと思うがそれにしても人間には欲があるからかして儲け話　　に引っかかる人たちがよくもよくも次々と出てくるものである。世の中そん　　なうまい話はある訳ないんだから話に乗らなければいいのに乗る人が多いん　　だねえ～。　　シャープや東芝などの大会社に「継なぎ融資」なんてある訳ないでしょう。　　大会社は資金繰り等は取引銀行としかしませんよね。信用に関わりますから　　そんなややこしい市中からの金策なんて絶対にすることはありません。　　　大会社の名前を持ち出せば相手は信用すると思うのでしょう。そしてまず初め　　少ない？金額、例えば300万円預けさせ、すぐに利息をつけ例えば20％の利息　　とともに360万円を返してやる。これは詐欺の常套手段ですね。出資者はお～　　これは儲かるわいと思って今度はカネをかき集めて3000万円を投資する。　　ところがこれが返ってこない。催促してもなかなか返らないが何ヶ月か経って　　利息ですといって20％の600万円支払う。残りの元金3000万円は待てど返る　　事はない。差し引き2400万円の損である。出資詐欺の常套手段なのだ。　　バブルの時代、私は小さな会社の役員をやっていた。その為だろう日本紳士録　　という日本中の会社の役員の名前が載っている本に私の名前も載っていた。　　その所為だろう、しょっちゅう投資会社から会社に電話がかかって来た。　　「〇〇さんですか、今ｘｘという上場予定の未公開株があるのですがね～上場　　すれば必ず30％は上がります、投資しませんか？」などなどさも儲かりそうな　　口上で誘ってくる。「ああ～そう、そんなに儲かるならあんた、私にオカネを　　貸してよ、それで買うからさ～」「ガチャン！」　　そんなに儲かる話を他人にべらべらしゃべりますかいな。ねえ～、考えても　　ご覧なさいよ。普通は黙って自分だけ儲ける筈でしょ？　儲け話ってみんな　　そんなもんです。他人を巻き込んで自分がトクをするのが彼らの目的なんで　　すよ。人間、欲を出すとロクなことはありません。温和しく世の中の流れに　　従うしかないんです。どうです賢兄姉の皆さん、そう思いませんか？　　

2017年04月21日

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お父さんの影

　　かすみ立つ　北摂の山　みどり濃し　　虎児　　北摂の山々は兵庫県南東部と京都府南西部の二つと大阪府北部とを　　隔てる山々で有名な六甲につづく峰である。私の住んでいる千里から　　は2ｋｍあるかないかの距離だ。標高は六甲で600ｍほどだから大した　　ことはない。　　これらの山々は高くはないし居住地に近いこともあって場所によっては　　中腹まで住宅地として開拓されている。宝塚とか神戸芦屋の山手はそん　　なところが多い。ご存知だと思うが阪急電車や宝塚歌劇団の創始者であ　　る小林一三さんは北摂六甲の山脈に並行して電車を走らせ住宅地を開拓　　したのである。だから阪急電車は山の手線、それに対し瀬戸内海側を走　　る阪神電車は海岸線と言ってもいい。その間をJRが走っているから大阪　　神戸間には鉄道が3本通っているのである。　　地理的にはそんな状況。我が家はそんな位置づけにあってベランダから　　は吹田市の万博公園の大観覧車と太陽の塔が見えるのである。快晴の今　　は薄い春かすみを透して今日も賑々しいであろう万博公園の主な骨格が　　浮かんでいる。　　近頃の保育園では何かの用事で男性が行くと園児が「おっちゃん」と寄っ　　ていき相手をしてもらおうとつきまとうという。これは共稼ぎや母子家庭　　が多いから父親がいても”不在”で、食事も別々、遊びも会話もないから家　　からおやじの影が薄いのである。離婚して働きながら子育てをしいる女性　　が増えているから家庭で子供はおやじの影を見ないのである。だから男性　　が珍しいのだろう。それでつきまとうのだ。　　お父さんは透明人間、いつも視野にない、そう、朝は子供の寝ているうち　　出勤し帰りは子供が寝てから帰ってくるので何日も子供と顔を合わさない　　ことも多い。偶の休みはソファに寝転がって疲れたとか言って子供の相手　　もしない。こんなお父ちゃんは子供にとってはどんな位置づけなんだろう。　　よっぽど母親が普段からそうして仕事で疲れ家族の為に働いてくれる父親　　の事をちゃんと説明していないときっと子供にとっては単なる同居人でし　　かないだろう。　　ある小学校でお父さんのイメージを尋ねたところその中の一人が「テレビ　　の前に寝転んで・・・新聞を見ながら・・・お母ちゃんに叱られてる」と　　言うと何人かが「うちもそうだよ」と口々に言ったという。　　日本のお父さんは仕事に疲れ、飲み疲れ、家庭サービスどころかお休みの　　日は休養したいのである。だ～めだこりゃ～、やっぱ仕事終わったら早よ　　帰って妻子と一緒に遊び、話し、団欒しなくちゃ。　　反省！反省！お猿さんだって机に手をついて反省のジェスチュアをする。　　私なんか大いに反省しなくちゃならなかった。現役時代は毎晩接待だ～、　　なんだ～と言って家で晩メシなど滅多に食ったことがなかった。子育ての　　負担は全部家人にシワ寄せた。今思えば全くの落第亭主。あれでよくまあ　　息子二人はそれなりに育ったもんだ。全く家人にはアタマが上がらない。　　私の場合「父の影」をつないでくれたのは家人で、偶の休みはゴルフ、　　それも土曜日から一泊二日なんてのもやった。土曜日朝早く車相乗りして出　　掛け午前10時過ぎからワンラウンド終わればゴルフ場近くの一杯飲み屋　　で晩メシ兼飲み会をやり、その晩泊まり翌朝早くゴルフスタートで午後の　　2～3時までゴルフ。上がって風呂入って軽食を食べ帰途につく。　　そんなゴルフ仲間が何人かいたもんだ。皆んなオヤジ失格だったろう。二人　　の息子にはそんなオヤジを見習っては貰いたくない。オヤジの背を見て育つ　　のではなく反面教師として育ってほしいと思っていたがどうやら後者である　　様だから少しは安心しているところである。

2017年04月20日

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人生の縮図を見るような

　　啓蟄からもう一ヶ月疾うに過ぎたが毎朝公園のグランドで会うトラキチ　　のオジイちゃん、確か80才くらいになったと思うが姿を見ないのです。　　先日もう一人のシベリヤ帰りの92才くらいのオジイちゃんに会ったら、　　ああ、あの人はガンで入院してるよと言う。　　　　　　　　　　　　　トラキチオジイちゃんはタバコも酒も好きなのです。毎朝公園のベンチ　　で美味そうにプカプカやっていました。それに酒は毎晩、甲子園に行って　　タイガースの試合を見ながらビール、酒を飲むらしい。阪神が勝ったら祝　　酒、負ければ自棄酒じゃ～どっちにしたって身体は悲鳴を上げますよ。　　やっぱり何事も過度にすぎると良くないのですなあ～、酒だって毎晩飲む　　量が多いと必ずお返しが来るものです。寿命が縮むのですね。人間の身体　　はキャパシテイ（受容量）があって酒でも「百薬の長」と呼ばれるのは一　　定の適量であれば身体の機能はそれを快くよっしゃよっしゃと受け入れて　　くれるが毎日ガブガブやったら、コンニャロメと言ってストライキを起こ　　すに違いないのです。　　私が三十代の頃、同僚に一升酒の男がいました。仕事はよく出来て部下の　　信望ももあったのです。多分それなりにストレスもあったのでしょう。　　毎晩日本酒の一升酒を飲んでいたらしい。一升は飲まんにしてもそれに近　　い量を飲んでいたのでしょう。ある日肝硬変でしょう、急死してしまいま　　した。勝新太郎だって石原裕次郎も毎晩飲み歩いて結局は早死しました。　　　　シベリヤ帰りのオジイちゃんはこの頃オバアちゃんの付き添いで病院通い　　と言っていました。オジイちゃんが92才なら類推してオバアちゃんもそこ　　そこでしょうから寿命も近づいているのでしょう。　　私も彼らの年齢と照らし合せるとそんなに余裕のあるものではありません。　　「対岸の火事」ではないのです。まあ朝会って話するのは生活のごく一面、　　どんな人生観をもってどんな生活をしているかは別の話であります。　　でも物理的な局面で見ると自分の行く末も透いて見えるようにも思ったり。　　何か人生の縮図を見るような気持ちになりました。　　明るい話でなくてご免なさい。ではでは　　

2017年04月19日

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春の嵐一過！

　　春の嵐　吹きゆく跡よ　荒れし公園　　　　虎児　　ピュ～ピユ～風の音が騒がしい夜半。「春の嵐」と言えばヘルマンヘッセ　　がいたなあ。「車輪の下」などもあった。もう半世紀以上昔の話になった。　　高校時代は文学少年を気取ったところもあって部活は文学部に入った。　　考えればそう本を読んだ覚えもないし同級生に文学好きがいて彼に触発さ　　れたというのが本音。　　でも見よう見まねで彼の作品「地下鉄にて」を文化祭の演劇でサブ・主役を　　演じたこともあった。前後して一人の下級生の少女から自転車ハイクを誘わ　　れ動転して断ったことがあった。青春の蹉跌である。時茫茫、もう遥か記憶　　の彼方にあって高校、文学部という文字が出てくるとそれに連鎖して想い出　　す小さなエピソードである。　　長い人生、私にもさまざま紆余曲折があった。その中でも大学を出て一足飛び　　に関西に就職したことだろう。それが私のエポックメーキングだったろう。　　人生それで変わったと思うし拓けたのである。北海道の小坊主が生き馬の目を　　抜くと言われた大阪の船場に来たのだから。それからもまれにもまれた。　　純情無垢な青年が鍛えられて変身させられた。悪い人間もいたし、いい人間も　　見た。学問はなくとも人間性の素晴らしい人も見た。誘惑もされたし負けずに　　誘惑したこともあった。反省！　　経験が人間を変えるものである。「山よりデッカイししは出ん」と思えばクソ　　度胸が出るもんだし、「案ずるより生むが易し」と思えばクヨクヨ考えずに前　　に進む方がいいということも学んだ。客観的に自分を見つめることが出来るか　　どうかが大切なことで、それで自分の行く道筋が見えるものだ。　　また、「帰納」と「演繹（えんえき）」ということも学んでよく考慮をした。　　ものごとの考え方で「帰納」とは過去の経験、実績に基づいた考え方で、片方　　「演繹」とはものごとの原理原則に基づいた判断をすることである。　　　　とすると「帰納」的考えをするのは易しいが「演繹」的考えは難しい。　　が、創業経営者には後者の「演繹思考」の出来る人が多いのである。そして　　成功しているのだ。例えば、”世の中は必ずこういうモノが必要となる”と前　　を予測できる人。”こういうモノを作ればニーズは生まれる”　これらは原理、　　原則からの考え方から来るのである。　　何かを決める会議でも「船頭多くして船進まず」の場合、先を読むとか賛成　　少数でもこうすれば必ず皆んなが満足する、こうすれば情勢はそれに味方　　してくるということを如何に読むかであろう。　　ちょっと理屈っぽくなったが考え方のパターンの話として読んで見て下され。　　ではでは、　　　　

2017年04月18日

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行く花を惜しむ日

　　ゆく花の　姿もよそに　仲間酒　　　　虎児　　名残のサクラ。今年のサクラは長持ちしている。昨日の日曜日は　　公園の芝生はお花見の人たちでいっぱい。天気はいいしサクラは　　まだ五分以上残っていて花見気分は遜色なし。　　　　　　　あちこちに小さなテントが見える。折角の青空を遮るのか、周りの人と　　交わりたくないのかどうなんか。要らないと思うがなあ～　　　　　　　　　　　　この千里南公園は南千里の駅のすぐそば歩いて五分のところだから　　便利なんです。すぐ近くに食品スーパーが2軒あるし、酒屋さんも　　あるからそこでちょいちょいと買い物をすればすべて賄える。ビニ　　ールシートだって100均があるから問題ない。すべて至れり尽せり　　の立地なのである。　　でも今年のお花見はもう終わりだろう。私たち「花よりダンゴ」仲間の　　お花見宴会は4月1日の花の咲いてない日に終わっている。来年こそは　　満開の桜の日まで待とうと思っている。　　さてかくして花の季節は移ろって次はサツキツツジがやって来る。　　チューリップは今も公園の池のそばで満開である。　　　　　　　赤、黄色、バイオレットと大ぶりの花がキレイに咲いている。誰が世話を　　してくれているのかどこの花咲爺さんかは知らないがご苦労さんなことだ。　　私なんぞ毎朝大きな顔して公園の周回路をヨタヨタ走るだけで何のお役に　　も立っていない。中には大きなゴミ袋を持ち片手にはゴミ挟みをもって毎日　　公園の誰かが落としたゴミを拾って歩いている人が2人ほどいる。感心して　　目が合うと軽く黙礼をするがホント有難いことである。　　　　　

2017年04月17日

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極刑に処せよ！

　　幼気（いたいけ）なき　花の命を　摘む悪魔　　　虎児　　戦後の教育の所為にしても収まらない。親の育て方の非力を問うても　　虚しい。何故に同じような子を持つ親が信じられない行動を起こした　　ものかこの喪失感は如何ともしがたい。日本人として恥ずかしい。　　法律を変えてでもいい、あとづけでもいい、こういう人でなしは即刻　　死刑にせよ。こういう者に人権うんぬんを議論すること自体不毛な話。　　残酷な罪を犯した者に対しては情状を斟酌する余地など要らんだろう。　　大体刑が軽いから犯罪者が後を絶たないとも言えるのではないか。　　この様な罪を犯したら必ず死刑になると分かっていたなら普通の頭脳を　　もった人間ならば躊躇するだろう。地球上では死刑廃止の国があちこち　　多いようであるが我が国がそれに倣う必要はない。今まで通りでいいと　　思うしもっと法務大臣が執行の署名を急ぐべきである。あのオウム真理　　教の麻原彰晃が大〇便垂れ流しのまま未だ死刑執行がなされないという　　のは腑に落ちない。それこそ税金のムダそのものではないのか。　　現在裁判で死刑判決を受けながらも未執行なのが100名以上いる様だが　　法務大臣は早ことハンコを押せと言いたい。それ以上生きていても世の　　中の為にならず犯した罪が大きい故に死刑の判決を受けたのであるから　　法務大臣も遠慮は要らない。もし以前の民主党野田政権の平岡秀夫など　　死刑反対の人間を大臣にしたがあんなことは二度とあってはならない。　　そんな人間を法務大臣になど任命してはならないのだ。　　私はいつも思うのだが法律は被害者の立場より加害者の立場に立ちすぎ　　ると思う。加害者の更生より被害者の残された家族の悲哀をこを勘案す　　べきではないのか。人権問題になると必ず〇翼系の弁護士などがしゃし　　ゃり出て尤もそうな事を得々と述べるがあんなものは無意味である。　　話は違うが他人をダマしてカネを巻き上げる様な人間にも法律は甘すぎ　　ではないか。お年寄りをダマしてなけなしのカネを旨い事誘導した挙句　　巻き上げて捕まっても刑は極めて軽い。こんなのこそ遠島でもいいから　　二度とシャバに出て来て悪ことができないようにすべきではないのだろ　　うか。私の考えは間違っているのだろうか。　　国会もつまらん与野党の攻防は止めもっと国民のためになる法律の改正　　をやるべきではないのか。野党にはよ～け弁護士などが居るようだし　　もっと実効性のある内容の討論にしては如何なものか。　　日本は世界の国の中でもっとケジメのある国でありたい。西欧の真似は　　しないで独自の価値観を重んじてもいいと思う。文化財を傷つければ5　　～10年の刑を受けるとかあってもいいだろう。そうすれば外国人がうか　　うか油など吹っ掛けもせんだろう。賢兄姉は如何お思いであろうか。

2017年04月16日

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月忌供養の日

　　毎月十五日は両親の月忌命日にしているので拳骨和尚が来る。拳骨和尚　　はいかにも厳つい感じで初対面の時から気に入っている。　　お墓を北海道からこちらに移した時に供養してもらう同じ禅宗曹洞宗の　　お寺を電話帳で探した時三人おられた。名前がちょっと変わっていたし　　会ってみて彼を選んで正解だったと思った。　　以来もう二十年も経つが速いものである。その間彼は奥様を病気で亡くし　　たり私が檀家の代表を引受たりして紆余曲折。毎月特別なことがない限り　　十五日に月忌供養でお経を上げに来てもらう。般若心経と修証義のどれか　　を読経して約十五分、それからお茶を飲みながら十五分ほど世間話などを　　してお帰りになる。　　彼を迎えるために家人は忙しい。仏壇の花を買い、お茶受けのお菓子を買い　　仏壇を掃除し、部屋を隅々まで掃除する。この頃仏花が高くて困ると愚痴を　　こぼし、私は月一回硯と筆を使ってお布施、お車代の封書を準備する。　　我が家は月忌供養をそうして毎月するが回忌供養はしていない。そのほうが　　先祖の供養にぶつ切りにならなくていいのではないかと思っている。　　以前にもこの事にふれた事があるけどしつこくてご免なさい、　　ところで千葉県の小学生の女児殺人事件が急転直下犯人が捕まりました。　　捕まえてびっくり、何と犯人は同小学校のPTAの会長だった。自分の子供も　　二人同じ学校に通っているのにだ。毎朝子供の登校の見守りもやっていた人　　物だという。現在警察で黙秘を続けているらしいが一体動機はなんだったの　　だろうか。考えられることは一つしか浮かばないが想像するだに卑劣な行為　　だ。あのような犯罪を犯して捕まらないとでも思ったのだろうか。お粗末過　　ぎる知恵だ。バカとしか言い様がない。　　本人は46才で罪を償うのに何年かかるか分からないが二人の子供を持つ家族　　だってもうそこには住めないだろう。すべてを失うことになる。本当に情け　　ない愚劣な犯罪である。実におぞましい事件であった。　　犯人追求には監視カメラにも映っていた様だし、亡くなった子供の遺留品から　　DNAが検出され、任意で関係のありそうな人にDNA検査を依頼したのかして、　　犯人が特定されたらしい。現在の日本の科学捜査というのはすばらしいものが　　ある。改めて亡くなったベトナム国籍のリンちゃん（9才）のご冥福をお祈り　　致します。

2017年04月15日

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早い、速い、疾い、月日！

　　花の径　うすピンク刷（は）き　透く空の青　　　虎児　　公園のさくらのトンネルは刷毛で薄ピンクの色を刷ったようで、その間　　から四月の青空が透いて見えるのである。　　まだ公園のさくらは半分以上のこっていてお花見の出来なかった人たち　　を待っているようだ。今年のさくらは遅かった分、気をつかって長持ち　　してくれているのだろうか。　　一月いく、二月にげる、三月さる、と言われるほど過ぎ去るのが速く感じ　　るが、じゃ～四月はなんと表現するのだろう。「百代の過客」と表したの　　は松尾芭蕉であるが正に永遠の旅人のようなもので、来ては去り、去って　　はまた来るくり返しであるこの月日。　　毎日を仕事で忘れることなく時間の経過を自然の移ろいを感じながら少し　　の雑事と共に過ごしているとそれがよく実感できるようだ。カレンダーに　　は凡そ半分ほどがスケジュールで埋まるくらいで残りはブランクである。　　ブランクの日はスケジュールにある日の準備があるので結構時間は埋まる。　　中国語は予習、復讐があるのでそれに結構時間がかかるのと一ヶ月に2回　　程度の授業では何ほどの成果も期待できないから必然的に予習、復習する　　ことが進歩につながるのである。　　またボランテイアにしてもメンバーへのメールでの連絡やらレポート作成、　　会のブログ更新の仕事も承っているのでそれもしなければならないから結　　構手間がかかる。　　それに最近また一人の中国人の女性に日本語を教えることも始めたから　　それも週一の仕事になっている。　　私の性格上ボ～としているより何かをやっている方がいいので時間を規制　　される方がいいのは事実だ。とは言え、飽くまでマイペースで能力の範囲　　内のものでないとストレスの溜まる素だからそれは崩したくない。　　ここまで具体的に自分の行動を書くと私の私生活は素通しで見えるだろう。　　まあ、別に悪いことをやってる訳ではないからどう思われてもいい。　　だから私の知り合いでこのブログを読んでくれている人には私が何を思い　　どう過ごしているかは手に取るように分かる筈である。暗黙の私からの便り　　になっている。

2017年04月14日

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ブログとは何ぞいな(　ﾟдﾟ)

　　びっしりと　花重たげに　老木謳歌　　　虎児　　近くの住宅地の斜面に一本、さくらの老木があるのです。それが時期に　　なるとびっしりと花をつける。今年もまた遅ればせながら老木はいっぱ　　いの花をつけ重たそうでした。　　今朝は久しぶりの快晴。遠く北摂の山々には霞がかかってこの老木の桜　　を通して見る遠景は春の謳歌を見るが如しでありました。　　ところで下手な俳句を始めてから一ヶ月ちょっとになります。ワードに　　「虎児の俳句」と銘打ってノートをつくっていますが今日で26首作った　　ことになります。ウイキペデイアの季語を参考にしながら今は季節の移　　ろいを主に題材にしていますが多分もっと日常の機微にふれた感動を詠　　むのも必要かと思っています。　　例えば　すずめの子　そこのけそこのけ　お馬がとおる　一茶　とか、　　しずけさや　いわにしみいる　蝉の声　芭蕉　等の俳諧の大名人たちの　　句の如く日常の風景を何気なく映ずるものを書いてみたいと願っている。　　出来るかな～、出来ないだろうな～、でもいいのだ、努力してみる事に　　意義があると勝手に得心してやればいいと思っている。　　この4000回に近づいているブログとてそうだ。初めは何を如何書いて　　いいものかも分からぬままに自分の思う様を書こう、そして公開して読　　んで呉れる人たちの反応を聞こうと思ってスタートしたのです。　　今では大きな顔してブログ友の理解に甘えて書いていますがどうでしょうか、　　結局はすべては自分次第、自慢や的外れの独断やひどい偏見などがない限り、　　まあまあ仲間として受け入れてもらっているのではないでしょうか。　　ブログは自分の日記であり自分が残す轍（わだち）であり軌跡なんだと思って　　ます。日々の自分の言動に不備不良があっては他人様（ひとさま）に申し訳が　　立たないし自分自身も後悔し反省しなければなりません。　　自分の姿勢を正す鏡としてこうした公開作品は有効ではないかと思っている。　　なんか真面目くさった面白くない話になりましたが不真面目？な私でも偶には　　真面目に考えることもあるのです・・ということで読んでくださいませませ。

2017年04月13日

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新聞購読について

　　花散らす　風雨冷たし　駅の帰途　　虎児　　春なのに昨日は一日冷たかったですね、おまけに風が強かった。　　春一番はあるけど夏一番はないんでしょう？天気予報ではこの　　荒れ模様が東北北海道を今日襲うんだって。そして北海道なんか　　雪が降るらしい。　　尤も北海道は私の小さい頃四月と言えばまだ雪が残っている所が　　ありました。四月は春の後始末の月で雨が雪を融かし晴れて道路を　　乾かし夏を迎えるのです。雪解けに咲く福寿草が姿を消す頃になる　　と東北からサクラが来るのですがそれも温暖な道南の函館地方まで　　で五稜郭がサクラで有名です。札幌も円山公園とか中島公園には一　　部あったようですが余り記憶にありません。　　ところで私は大学時代はノンポリの学生でデモにもサボリがちでし　　た。当時私の大学には全学連のトップ唐牛健太郎がいて全国の学連　　を引っ張っていた猛者（もさ）で有名でした。しょっちゅう安保反対　　のデモがあり私は大部分サボって出ませんでした。　　そんなノンポリの人間でも就職してしばらくは左翼寄りで反政府的　　立場であったのです。だから当時は社会党を応援していました。　　従って新聞も朝日を購読して違和感は別になかったのです。　　　　　　　　　多分40才くらいになって世の中、世界のことを考えるようになって　　どうも左翼的考えが疑問になってきたのです。それからは新聞も替え　　思想信条が180度転換していきました。　　爾来、新聞は読売へと。野球は朝日の阪神タイガースなのに新聞は　　巨人の読売に替えて今日まで来ました。　　なぜ新聞購読のことを書いたかというと、今週の土曜日15日に朝日　　主催のクラシック音楽コンサートが千里中央であり、その切符を申し　　込んだのです。それは旨いこと当たったのですが本日その特典とかで　　10日間無料で朝日新聞を配達することになったのです。それで先ほど　　ファックスで配達お断りの送信をしたところ。　　この地域に住むと新聞購読の勧誘がうるさいのです。朝日だ毎日だ　　産経だ日経だといって。我が家はもう読売を替えるつもりはありませ　　んのでその都度断るのだけど新聞販売店は販売担当を替え報奨制度に　　して手を変え品を変えとにかく勧誘がしつこいのです。　　うるさいのは新聞と牛乳屋と訳の分からん宗教活動屋。それから最近　　は葬儀屋もうるさい。電話ではお墓屋もうるさい一つだ。兎に角こやつ　　らは土足でズカズカと事前の断りもなく入ってくるから手に負えない。

2017年04月12日

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中流意識の日本人

　　”花も嵐も踏み越えて～”という歌があった。ちょっと意味は違うが　　花と嵐、今朝の天候は正にそんな感じ。外は風が強くひゅ～ひゅ～　　鳴っている。こんなのは昨年の台風以来だ。　　窓外を見るとサクラの花びらもそう簡単に飛ばされるものかと枝に　　へばりついているから暫しは大丈夫だろう。ようやく満開になった　　のにこの雨風では花見もままならない。自然も無慈悲なものだ。　　折角の年一度のときめきを奪ってしまうのだからね。もっと穏便に　　和やかにお互い折り合いつけてやればいいと思うのだが・・・　　ところで、一億総中流と言われて久しい。池田勇人さんが所得倍増を　　ぶち上げてから少し間を置いて田中角栄さんが日本列島改造に手をつ　　け一億総中流実現に大貢献をした。　　都会と地方の所得格差を縮めた功績は彼のインフラ整備が大いに貢献　　したと言っていい。人・モノ・カネの移動が迅速になり利益の伝播が　　平均化されていったのである。　　日本人に「あなたの生活レベルはどの程度ですか？」と尋ねたら大抵は　　「まあまあかな～」と答えるだろう。「うちは上の方だよ」と言う人は　　少ないだろうし、「ウチは貧乏で」という人もまた少ないだろう。　　と言うことは皆さん平均的な生活をしているということになるのだ。　　日本人は律儀な性格だから働いて貯蓄に励み大方はTV、冷蔵庫、洗濯機、　　空調機など家電は勿論、自家用車も持っている国民が多い。傍らローンを　　組んで家を取得している。この点に於いては欧米の中流から見ると底が浅　　いのは否めない。何しろ中流になった歴史が浅いのと家のコストが土地と　　かその他の要因で異常に高いからである。　　それと日本では欧米と違って上下の収入の格差が少ない。フォーチュン誌　　の統計で各国の部長級の収入比較をしたら日本は先進12ヵ国中12位だった　　という。欧米では経営者とか会社の上層部の給与は異常に高い、卑近な例　　で日産のゴーン会長を見ればよく分かるだろう。　　日本は社長さんと部長課長クラスが家族で行く高級と言われるレストラン　　で顔を合わせるのは珍しいことではないが欧米では行くところが違うから　　先ず有り得ないという。ゴルフだってそう、日本では社長も部長も課長も　　ヒラも同じゴルフ場に行ってプレーし、握ったりするが欧米では社長など　　エライさんはプライベート・カントリークラブの会員になりそこでプレー　　するから部下たちとはゴルフしないのが普通である。　　斯様にステータスが違うのだ、平等だ差別はいかんと言ってる国々がそこ　　では差別だらけなのである。お金持ちはその特権が生かされる様になって　　いるのが欧米社会。日本は表立ってそういうことはない、これは私がその　　立場にないからであるかも知れないが。　　

2017年04月11日

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クラシック音楽はいいなあ♥

　　「肖像画で見るベートーベンはどれも鹿爪らしい顔をしているけど　　若い時代はそうでもなかったのですよ。彼が丁度二十歳代の頃サロンでは　　ピアノ即興の競演があって彼は向かうところ敵がなかった。クローゼット　　には流行りの衣装がいっぱい、ぶいぶい鳴らしたという。その彼が不幸に　　も難聴になって耳が聞こえなくなってそれを他人に気づかれまいとして苦　　しんだ。この交響曲第7番はその頃の作品です」　　クレー管弦楽団の常任指揮者、佐々木宏先生は細身の今にも折れそうな身体　　を右へ左へ飛び上がるように、またしゃがむように熱演された。演奏前には　　面白おかしく上述したような説明をマイクでしてくれたのです。　　「皆さん、広い池に泳ぐ白鳥は優雅で誰が見ても美しいですね。ところが池　　の中では二本の足のその水掻きがそれは忙しく動き働いているのです。この　　金色に輝くハープ（竪琴）を弾く女性も長いドレスを着てお綺麗ですけど足　　の部分は見えないでしょう。ハープの底部には7つのペダルがあってそれを　　忙しく踏んだり離したりしてシャープ（#）やフラット（♭）に変調している　　のです」バレエ音楽チャイコフスキー「白鳥の湖」より第2幕”情景”を演奏し　　ます。　　「ノルウエーの作曲家グリークの劇音楽『ペールギュント』より”朝”をこれか　　ら演奏します。夢を追う男ペールギュントは「寅さん」みたいな男で寅さんよ　　り少し男前にしたような男。幼馴染みのイングリッドの結婚式に呼ばれなかっ　　たのに腹をたてソルベイグという恋人がいるにも関わらずイングリットを奪っ　　て逃げてしまう。しかし結局は彼女に飽き捨てて旅にでる。時は流れ彼は山師　　になって大金をつかんだ。そんな彼をベドウインの娘アニトラが魅惑的な踊り　　で彼を誘惑。ペールはすっかり心惹かれアニトラをものにしたと思いきや、　　アニトラはペールの財産目当てだったのである。ペールはすべてを失い砂漠に　　取り残される。”朝”は目が覚めるとすべての宝を失い、途方にくれた朝だった　　のです」　　その他、ビゼーの「カルメン」より第一幕への前奏曲。メンデルスゾーンの　　「真夏の夜の夢」より結婚行進曲。これはどの結婚式で使われる音楽ですね。　　そしてJ・オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」これは運動会では必ずと　　言っていいほど使われる曲です。　　クラシックの中でもファンなら誰でも知っている曲ばかりで、大変楽しんで　　聴くことができましたしなによりも指揮者佐々木宏先生の指揮ぶりと曲の説明　　が興味ありましたよ。　　　　　　　　　　　　　　この画像はイメージです。　　20分ほど休憩して第二部へと。第二部はドボルザークの「新世界交響曲」　　彼はチェコの人、アメリカに音楽教授赴任の依頼を受けたが奥さん、子供も　　いたし行きたくなかったのですね。ところが彼は蒸気機関車が好きでそれに引　　かれて赴任を承諾したという。学校の近くに鉄道の駅がありいつも気になって　　いてある授業をやっていた時、自分が見に行くわけにはいかないので一人の　　生徒に頼んで汽車が時刻通りに到着したかどうか確かめさせたという。　　それほどの”鉄っちゃん”だったらしい。　　この「新世界交響曲」は第2楽章の「遠き山に陽は落ちて・・・」の歌詞で　　有名な「家路」の曲名として知られる。でもこの曲は彼の故郷であるボヘミア　　の色濃いものとしての評価があるらしいが私には分からない。　　彼が故郷チェコに帰ってから彼の音楽を引き継いたのがジョージガーシュイン　　であるのは皆さまもご存知だろう。「ラプソデイ　イン　ブルー」の！

2017年04月10日

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ああ無情！花散らしの雨

　　ひこばえも　一人前に　花ごろも　虎児　　昨日は甲子園の阪神対巨人戦を見ようとテレビの前に座っていたら　　甲子園は雨が降り出した。コンニャロメと思っていたら案の定野球　　は中断。そして結局小一時間経って野球は中止になってしまった。　　春の雨も季節を夏に移動させる恵みの雨には違いないがこうして好き　　な野球を中止させ、あまつさえ漸く遅れて満開になったサクラをも散　　らす「花散らしの雨」となればこころよい筈はない。　　今朝はそれでも霧雨の中、傘をさして公園を一周してきた。満開の桜　　は少しく水気を残した道路や脇の草むらに花びらを散らしている。　　お花見を予定しているのだろうブルーシートが4つ5つ場所取りで広げ　　られていた。どうなんだろう、昼からでも晴れるもんか？晴れてあげて　　ほしいね～、今年は花と天候のタイミングがこれまで合ってなかったの　　だからね。　　私は今日はお昼まえに神戸三宮までコンサートを聴きに行きます。　　クレー管弦楽団のクラシックコンサートです。常連の友達が都合悪く行　　けないと言うので一人で行ってきます。楽しんできます。　　さてところでアメリカがシリアの空軍基地を巡航ミサイル59発を打って　　攻撃しました。シリアが禁止されてる化学兵器を使用した懲戒措置です。　　民主党のオバマ政権時代はウサマビン・ラデインを報復でアフガニスタン　　で急襲し殺害した以外、何もしなかったのを共和党のトランプはアメリカ　　としてやるべき軍事行動はやる！という意思表示をしたのではないでしょ　　うか。　　習近平との会談前に実行し彼も同意した様に報道されていた。ただ今回の　　攻撃は事前にロシア側には通告してあった様でロシア軍の被害はなかった　　模様。そうでしょ、もし通告なしに攻撃したならロシア軍も被害を受ける　　筈だからそうなるとただでは済まないことになる。　　私はシリアのアサド政権がロシアの後ろ盾をいいことに化学兵器まで使用　　したり反政府派に弾圧を加えるのを抑える意味では効果があったのではな　　いかと思っている。それに北朝鮮もオバマ時代は”暖簾に腕押し”だったの　　がトランプに替わってミサイルも使われるという恐怖を抱いたに違いない。　　習近平だって、このトランプはオバマと違って軍事行動も辞さないタイプ　　なんだなあと見直したに違いないと思う。　　だから私はそれらの意味では効果があったと思うのである。　　戦争を好むものではないが、ルールを守らないで悪事を働くものに対して　　は誰かが制裁しなければならない。それは現在のところアメリカとEUしか　　ないのだがEUはイギリスの離脱で結束が乱れている。従ってかつては世界　　の警察として君臨してくれたアメリカに再度それをお願いする以外はない　　のである。　　・・・がこの警察署長、もっと給与を上げろ、面倒も見るがその分お前らも　　カネを出せと少々品がない。品がないのは困るのだがこれだけは生まれつき　　でなかなか直るものではない。　　いい面だけ見るようにして悪い面には目を瞑るか、それか山本勘助のような　　参謀たちの活躍に期待するしかないであろうか。ワシントンにある江戸城の　　家老たちにもしっかりしてもらいたいものである。　　　　

2017年04月09日

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米中会談と詐欺のエロ女！

　　折角の　池のほとりの　花散らす雨　　虎児　　春の雨は仕方はない。夏への助走として地面をうるおし草木に　　水分をめぐむ現象なのである。　春分から2週間経ったころは　　農暦では「清明」と呼び気がみなぎる季節で、あと10日もすれば　　「穀雨」になる。　　雨は大地にうるおいを与え植物を育てるのである。人間さまの食物を　　塩梅してくれる天の恵みなのだからゆめゆめ疎かにしてはならない。　　そうなんだけど未熟な私などはどうも素直になれなくて小さいころ　　から雨を嫌ってきた。雨が降れば折角の運動会も遠足も中止になるし　　外に出られないから大好きな野球もグランドで出来ない。魚釣にも行　　けない。何も出来ないから家の中に友達を呼んできてパッチ（メンコ）　　するくらいしかなかったのだ。ビー玉遊びだって外でするものだった、　　土の道にあちこち穴を掘りそこにビー玉を入れていく遊びで勝ったら　　相手の玉を取るのである。夢中になってあそんだもんだ。　　大好きなプロ野球だって雨が降れば中止になる。甲子園休場は屋根なし　　なので小雨以外はグランドがベチャベチャになるから出来ない。ドーム　　なら晴雨問題ないが甲子園にその計画はないみたいだ。　　さて、米中会談が終わりましたね。問題が多すぎて安倍・トランプ会談　　みたいにスムースに行かなかったみたいです。米国の輸入超過やら南沙　　諸島のこと、北朝鮮をどうするかの問題ではアンタとこがやらんのなら　　ウチ単独でも制裁するよ、テーブルにはあらゆる選択肢があるんだよ、　　また台湾問題もあるし韓国設置のTHAAD（高高度ミサイル迎撃システム）　　のこともある。　　結局は何も具体的な進展はなくトランプと習近平が友達関係が出来たね、　　というだけの話に終わった。諸問題は双方に交渉検討委員会を作って今後　　話し合いをして行こうと話あったにとどまったみたい。　　全く双方にとって問題は利害相反することばかりだから決まる筈はないの　　であろう。どちらかが譲歩するか、問題を足して2で割るかしかないのだか　　らね。　　経営者出身トランプとしては中国からの輸入超過の大赤字をどうするかが　　最優先課題のように思うがどうだろうか。あからさまに自由貿易を阻害する　　対策も出来ないだろうし、アメリカ国民も中国製品の恩恵を受けれいるのだ　　し、かと言って中国製品に高い関税をかけると国民が高いものを買わされる　　ことに継るし痛し痒しのところがある。　　余り面白くない話になっちゃいました。面白い話と言えばシャープや東芝に　　「つなぎ融資」をするとか言って多額のカネを集めてタイにとんずらし2回り　　も年下のホストクラブにいたタイ人の若いつばめを囲っていた62才の女！　　自分の年齢を2回り下と偽りのうのうと同棲していたという。　　エライばばあ～がいたもんだねえ～！　　しかし世の中、こんな話に乗ってカネを出す人が多いのにびっくりする。　　こういう話の常套手段は初めに出資したカネに対しては高率の利息をすぐ　　払うのですよ。それに味をしめた出資者は2回目から多額のカネを出資する。　　そしてそこから出資金は戻って来ないという常套パターン。　　大体こんな水商売上がりの女がシャープだ東芝だなどと一流の会社と関係ある　　筈はないでしょうに。人間、欲にからむとロクなことはないんですよ！

2017年04月08日

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榊莫山さん

花散らしの雨め！漸く七分咲きになったのにこの雨、恨めしや～　　朝の運動の言い訳が出来て今朝はサボリを決め込んだ。　　昨夜は我が阪神タイガースのサヨナラ試合で気をよくして寝たから　　朝はすっきりと目覚めたけど何しろほれ、お天気がよくないので気　　も晴れない。　　テレビをひねるとマスターズのゴルフをやっとる。我が松山英樹くん　　はどうかいな～と思ってみたら4オーバーでさっぱし。日本勢3人の中　　谷原秀人くんも4オーバーで蚊帳の外。もう一人の池田勇太くんだけが　　2オーバーで26位タイでまずまず。トップは7アンダーだから初日から　　11打も離されたらダメだべ。残り3日間あるからどれだけリカバリー　　出来るかだけど多分ダメだべなぁ～！　　榊莫山先生がお亡くなりになってもう7年にもなるかなあ。先生の書画が　　好きでよく関心をもって見ていた。相田みつをさんの書も嫌いでなない。　　あのような朴訥というかぶっきらぼうな感じの書が大体は好きなのだ。　　　　　　　　　　　　　こんな雰囲気の書画である。これは本の表紙であるけどなんとなく雰囲気が　　好きなのだ。莫山先生は三重大学を出て後、選科生として京都大学文学部へ　　入ったと言われ卒業は定かではない。晩年は松尾芭蕉と同じ三重の伊賀に住　　み自然と共の生活をした。　　蓬髪を振り乱した風貌が印象深かった。文房四宝の一つである墨はススと　　ニカワを練り混ぜて作られる。ススには二種類あって、一つは菜種油を燃やし　　て生まれるものでこれが油煙墨。もう一つは松のヤニを燃やして生まれるもの　　でこれが松煙墨、こちらの墨は昭和30年代から姿を消し、幻の墨と言われてい　　るという。最近になって脱サラの堀池雅夫さんという人が和歌山県の山中に　　ススとり小屋を設け伝統復活のために松煙を炊き始めたらしい。莫山先生は　　その山に足を運び、そのススで奈良の墨匠である港竹仙さんに松煙墨づくりを　　依頼したりしたという。　　私は以前もこの事を書いたが京都のブログ友であるケイサン9576さんが　　この事を関心もって読んでくれました。ケイサンさんも書画をおやりになる　　ので殊更、墨には関心がおありなのだろう。　　莫山先生は言う、「墨は生きてますのや、生まれて三年はそっと寝かせにゃ　　ならない。墨色に冴えが生まれ、艶めき華やいでくるのに三十年はかかる。　　墨にも寿命があってやがて静かに枯れはじめ、まず百年、墨は生命を終える。　　死ぬのです」まるで先生にかかると墨も生き物の如き扱いである。　　昔の人は毛筆だったからそうした扱いもムベなるかなと思うがエンピツや　　万年筆、ボールペンで育った我々には無縁な話かも知れない。

2017年04月07日

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日本のパンが海外進出

　　重い身体をゆすりながらヨタヨタと今朝も公園のグランドを走ってきた。　　グランドの中央では「オガ屑の中のカニかエビ」の如く太極拳をやってる　　お年寄りが30人ほど、スローな動きをしている。不思議なのはあれで運動　　になるんかしら・・・？　　まあ、中国四千年の歴史から生まれたらしいからそれなりの効力はある　　のだろう。　　大阪は今晩から折角の天気が崩れて雨の予報になっている。サクラは六分　　咲きくらいだろうか、もう花散らしの雨になるのか。困ったもんだね～。　　今日くらいの日なら絶好の花見酒だったのに私達団子仲間は4月1日の花なし　　花見酒でしたもんね。来年は絶対に失敗のないように日にちを設定しよう。　　ところで昨日中国人のレッスンで5月に大学に提出する受験動機などを書いた　　志願書を私に見て欲しいというから文章を見てみた。全体的に文章が硬すぎ、　　しつこいのでもっと平易に書く事を教えた。その中で自分の祖父母が小学校　　の教師をしていて自分は彼らを非常に尊敬していた。それが自分も英語の　　教師を志望する動機なのだと書いている。　　そこで尊敬するというのは言い過ぎで、日本人なら「立派だと思ったから　　自分も見倣いたい」くらいの表現に抑えるけど・・つまり自分の身内の事　　を他人に伝える時は日本では謙遜的、謙虚に言うのが普通だよと言うと　　怪訝な顔をする。中国では身内の事でも堂々と誇って言うのだそうである。　　　　　　　日本では身内の事を自慢げに言うのは憚られるのが普通で、相手に嫌がら　　れるし控え目にものを言うのが常識であると説明した。　　斯様に中国と日本は「ものの考え方」に違いがある。「君が日本で学び　　たいと思う以上は日本の考え方に沿った表現をすべきなんだよ」と諭した。　　彼我の文化の違いというのはこんなところにもあるのです。　　パンなるものが日本に本格的に渡来したのは明治時代であろうか。そして　　一般化して主食の位置を席巻し出したのは昭和からだろう。異文化を導入し　　消化し変化させ自前のものとするのは日本人の優れた特徴と言っていい。　　現在日本にある文化は殆どが海外に根ざしたものでそれがいつの時代か日本　　に伝わり形を変えそしてより深化して日本の文化として根づいているものが　　殆どだ。　　パンだって例外ではない。ポルトガルから持ち込まれて日本で深化してきて、　　今それが海外に逆進出している。極端に言えばフランスはフランス・パン、　　ドイツはドイツ・パンしか余り売られていない。ところが日本人が進出した　　パン屋さんには様々な種類のパンが作って売られている。それが美味しくて　　フランスでは日本のパン屋さんが大流行りだというしカナダでも子供達が　　こぞって買いに来る。ドイツもアメリカでも人気があるらしい。　　　　　　　パンは日本は後発であるが近年では日本のパン屋さんが類を見ないほど発展　　しているという。そりゃ～フランスのバゲットも悪くはないがあれより美味い　　パンは日本にいくらでもある。ドイツだってそう、頑なに伝統を守って自国流　　のパンを売ってるが日本に比べたら大したことはない。イギリスなんて論外。　　今や世界的は寿司ブームだしラーメンはこれまたもの凄い勢いで広まって　　いて向かうところ敵なしの状態である。これらについてはまた述べる機会　　もあるだろうから今回はパンに留めておくことにする。日本のパンも世界　　を席巻しつつあるのだ。すごいですねえ。

2017年04月06日

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また打った北朝鮮！

　　　本当は南から北へとピンクに染め上げて行く桜が今年は先に東京へ　　飛び石をした。すっかり段取りが狂って関西は約一週間遅れで漸く　　今が五分咲き。さ～て本格的な花見は今週の土日になるだろう。　　毎朝、別に桜ばかり気にしなくてもいいのについついサクラ情報を　　述べてしまう。でもドナルド・キーンさんも言っていたが「日本人　　ほど春を美しく詠み上げてきたものはいない」日本人ほどサクラに　　心を奪われる民族はいないと言う。　　キーンさんが推すものが藤原俊成「またや見ん交野のみ野の桜狩花　　の雪散る春のあけぼの」の一首で、年老いた彼は、もうこんなに美　　しい情景を二度と見ることがないのを知っている。死すべき人間の　　見えた花、無常迅速なるがゆえに一期一会の春であると。　　今の我々にとって桜花は明るく楽しく鑑賞する対象であり花と共に　　春を謳歌する自然の恵みなのである。それでいいじゃありませんか。　　この千里でも疎水に沿った道にはいっぱいの桜がピンクの色で覆い　　見事なトンネルを作って見せてくれるけど、京都の銀閣寺から分れ　　る哲学の道も疎水に映して見事な桜のトンネルが南禅寺までつづく。　　今時はまた外国人、とりわけ中国人でさぞいっぱいだろうなあと行く　　のを躊躇する気持ちになる。ゾロゾロと切れ目のない行列の中で歩き　　たくはない。秋は秋で紅葉の道になって人々を惹きつけるからヒマな　　時期はないところだ。　　京都の街は一人でバックパックとカメラを首からぶら下げあちこちと　　好きにまかせて散策するのがいいのであってこのところのゾロゾロ状　　態はどうもいかん、気が重い。　　また北朝鮮の刈り上げがミサイルを日本海に向けて打った。4月5日で　　足すと9だから9の数字が好きらしい。4月はこの国にとって11日と25　　日も記念日であるらしいからまた何かやらかすかも知れない。　　時恰もアメリカで習近平とトランプの会談が明日から開かれる予定だし　　それに向けて牽制したのか、「おめえら見てろよ、オレラはやるんだか　　んな～、先っちょに核つけて打てんだかんな～」って刈り上げが意気が　　っている。「おめえら金持ちがオレラ貧乏国を援助しないなら打つぞ～」　　アメリカのトランプは中国が北朝鮮を甘やかして援助するから奴らは　　どんどん核開発をやってきた。お前がやらんのならウチが直接手をかける　　けんどどうや？　明日からの会談は北朝鮮をどうするかも大事はテーマに　　上る。「金正恩の斬首」作戦が秘密裏に着々と進んでいるみたいだ。　　金正男の暗殺により恐怖政治を増幅させている北朝鮮、国民は貧窮に喘い　　でいても自分だけが贅沢してブクブクと豚のように肥えて平気な男！　　いよいよイラク、フセイン、ウサマビン・ラデインの二の舞になるか。　　アメリカもこれだけ威嚇されて黙ってはいまい！

2017年04月05日

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どうしたもんじゃろうかのう

　　「わたし行くわよ」「わたしまだ寒いもん」「だってみんな待ってるよ」　　「そんなん知らんわ」「薄情ね～あんた」　　葉っぱのフレデイは秋の終わりに皆んな葉っぱの仲間が去っていくのに　　フレデイだけは最後に残っていた、その時の会話を描写したのである。　　冒頭のはサクラのツボミの会話のつもりである。なかなか開かないサクラ　　の花は今朝ようやく三分咲きほどになった。今年は遅い、いかにも遅い。　　待ちわびて待ちわびて漸く今週が大阪のお花見の盛りになるだろう。　　さてところで、このところ訪日外国人の数が激増している。つい3～4年前　　は800万人程度で世界の8位くらいであった。トップがフランスで日本の約　　10倍の8000万人。日本は何とか増やして観光収入を上げたいと官民一体に　　なって宣伝してきた。その成果かどうか知らないが今年2000万人を越える　　訪日客になっていると言う。　　さてそうなればこの狭い日本、様々の問題が噴出してきた。曰くホテルの数　　が足りないから民宿を増やそう。京都、奈良など有名観光地に集中して満杯　　なので日本各地へ散らして行ってもらおう。外国人のマナーが悪くて困る。　　あちこちゴミを平気で捨てる、どこででも座って食べ物を食べる。トイレの　　使い方が汚い。大声でしゃべってうるさい。電車やバス、飛行機など乗り物　　に乗るマナーがなってない。などなど観光地では飽和状態になって困ってい　　るところがある。　　　　　　　これで2000万人ほどの訪日客なのだ。受け入れキャパシテイ（容量）という　　ものがあるのだから政府もどの程度が受け入れの限度なのかちゃんとシミレー　　ション（試算）すべきではないのか。それによってビザの発給なども考えなけ　　ればそのうち収容し切れなくなって日本国民が困ることになりかねない。　　訪日客が増えた理由にビザを緩和したことと格安航空会社の伸長がある。　　おカネを持っていてマナーの良い外国人ばかりならいいがそういう世界でも　　上流階級ばかりではなく問題は近年東南アジアでも中級クラスの人たちでも　　来やすくなっていることである。さあ～、これから日本はなしくずしにどん　　どん外国人を受け入れ、増やしていくのだろうか。どうもそれと並行し様々　　な問題が想起されそうに思う。　　　　待ちわびし　球春きたり　我が茶の間　　虎児　　　　　　

2017年04月04日

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夜は寝るだぁ～

　大阪のこの千里のサクラはまだ一分咲きです。なんと遅いことだろう。　例年ならもう満開の時期なのにざぁっと一週間くらいの遅れだろうか。　もう我々「花よりダンゴ」仲間のお花見宴会は先日1日に終わりました。　　花は殆どなかったけれど日にちは待ってくれないので決行したのです。　1日は土曜日だったので我々と同じ仲間があちこちで花のないお花見を　していましたよ。　今日から新年度の開始です。会社や役所では異動や転勤の辞令が出たりで　初出勤が多いのではないでしょうか。緊張して新しい職場に行く気持ちも　また新鮮でいいものです。私も現役時代には幾度がそれを味わいました。　その度にモチベーションを高くして臨んだのを思い出します。仕事は目に　見えない競争ですからね。緩急自在に押すところは押す、引くところは引　くという具合に上下仲間関係を構築しなければなりません。　小中高の学生の新学期は来週10日くらいからかな。我が家の孫も高２と中　3になります。早いもんですね～、それだけ祖父母は加齢していくという　ことであります。　日本は4月が新年度ですが諸外国では9月がスタートの月が多いようです。　日本もそれに合わせて変えようという議論もあるようですが私は変える必要　はないと思っています。外国人に対しては9月の受け入れでもいいとして基　本は4月でいい、何でもかんでも外国に合わせる必要はありません。日本は　日本独自のやり方でいいのです。　4月はちょうどサクラの咲く時期です。それを契機に新しい出発をすることは　時宜に適っています。自然に沿っています。枯葉の秋に出発するのはどうも　もの淋しいじゃありませんか。そう思いませんか？皆さん。　「夜は寝るだぁ～」そう言ったのは左卜全さんだった。一時代映画のバイ・　　プレーヤーとして存在感のある人だった。ズビズバ～、やめてけれ～　　やめてけれ～ズビズバ～・・・と「老人と子供のポルカ」で歌って当時は　　ヒットした歌もあった。　　「夜は寝るだぁ～」当たり前のことを彼は言ったのである。ところがいつの　　頃からか人間は夜間まで働くようになった。顕著なのは昼間交通が混雑する　　から道路工事を夜にする、その人夫さんたち。また欧米との為替や株の取引　　をするデイーラーは昼夜転倒の生活をしている。そういう人たちを対象にし　　て24時間営業のコンビニとかファーストフードの店が開いている。　　またそんな店をアテにして夜遊びするバカもの、否、若者たちがいる。不良　　オヤジもいる。而して宇宙から地球を俯瞰すると他の国は真っ暗けなのに我　　が日本国だけが煌々と電気で明るくなっている。ラジオもテレビも24時間　　放送をしている。インターネットもあるから夜間でもすることは何でもある　　のだ。　　「夜は寝るだぁ～、人間つうのははあ～、夜中まで起ぎてると、まんず、　　ロクでもねえことを考える生き物だ。夜の虫が来ねえうちに、おめえも早ぐ　　寝ろよ！」2年ほど前に大阪で中学生の男女がさらわれて刑務所出たての男　　に殺害されたのも夜中だった。川崎でリンチに合い川で泳がされてカッター　　ナイフで”告げ口した”だの”つき合いが悪い”などとつまらんことで殺害され　　たのも夜中だった。夜中にうごめく虫にはロクなのがいない。左卜全爺さん　　の言ったのは正しいのである。　　こんな時代だから「引きこもり」の人間が増殖している。彼らは昼間寝て　　夜起きているのだ。夜でもテレビはある、ラジオもある、インターネットは　　あるし、することに不自由しない。腹が減ればコンビニでも吉野〇もある。　　自動販売機だって明々として飲み物や食べ物を売っている。だから彼らは　　そんな生活から抜け出せないでいる。ある意味社会の責任もない事はない。　　　　　

2017年04月03日

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逆転もまたいとをかし

　　　羽生結弦くんの逆転勝利は大したもんだった。素晴らしかった。　　フィンランドで行われた世界選手権大会のショートプログラムで5位と　　出遅れトップのスペイン、フェルナンデスに10点の差をつけられていた。　　それを何となんとフリーで過去最高得点を叩き出して鮮やかに逆転勝利　　した。　　皆さんご覧になったと思うが羽生くんのあの貴公子然とした風貌と長身　　細身のスタイルが昨夜は一段と虹彩を放った。フリーのすべての４回転　　ジャンプを完璧にこなし見事というほかはなかった。昨夜だけは世界に　　敵なしの感であった。向かうところに敵なしでピョンチャン五輪も間違　　いなしだろう。あるとすれば同僚の宇野昌磨くんか？　　　宇野昌磨くんもショートプログラムでは羽生くんを5点ほどリードしてい　　たのだがジャンプに若干のミスがあって羽生くんに逆転を許した。それで　　も2位になり、日本はこの大会見事ワン・ツーでフィニッシュした。　　初日トップのスペインのフェルナンデスは羽生くんの完璧な演技に煽られ　　たかして転倒もあったしメロメロになった。これまで世界選手権に2連勝し　　ていたのに今回は4位に沈んだ。羽生くんの逆転勝利は前の四大陸選手権の　　リベンジでその大会の勝者アメリカのネイサン・チェンをも破った。　　逆転と言えば開幕したプロ野球でオープン戦最下位だった読売ジャイアンツ　　が昨夜は阿部選手が最終回逆転3ランホームランで中日に2連勝した。相手が　　弱いのかフロックなのかは知らんが兎に角”神った”勝利だ。　　だんだんとボロが出ないように我が阪神タイガースの宿敵として恥じない　　試合を見せてほしいものである。ああいう最終回逆転ホームランというのは　　いつもいつも出るものではないのだ。　　さて我が阪神は初戦で昨年のセの覇者を葬ったと思ったら昨日はエラーを　　4つ頻発して自滅した。8：9でサヨナラ負け。何とお人好しのことか、私と　　よく似ておるわい。いいんよ、いいんよ、余り相手の本拠地に行ってイジメ　　ては広島ファンが可哀想でしょ。今年の阪神はよく打つから守りさえ締めれ　　れば自ずと勝ちはついてくるのです。　　逆転の美学。最後に勝ちをゆずって相手を喜ばせてやる。相手はその気に　　なって最後には逆転できるのだからと途中は油断するものだ。その油断が　　いつものクセになるとこれが困る。逆転というものはやたらめったらに起　　きるものではないのだから先ず前半、中盤から着実に有利に試合を進めて　　おかなければならない。逆転をされた方は最後の締め方を考えればいいの　　だからまだ救いがあると言える。　　逆転勝利は素晴らしい。しかしいつもあると思うなカネと親！　いつも居る　　と思うな愛しの妻！　いかがかな？　　されど、逆転勝利は、いと”をかしき”ものなり！

2017年04月02日

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花見酒の宴(*´ω`*)

　　　夜来の雨で公園は地面がじくじく。サクラもまだ一分咲きです。　　今日の最高気温は大阪は14℃、これじゃ～花も開かんわね～　　でも土曜日だから花見客も多いのではないでしょうか。　　今年の関西は例年より5～7日くらいは遅れているのではない　　でしょうか。やっぱり気温がずうっと低かったですからね。　　　　　　　　　　　　　　28日にやる予定の花見の宴を4月1日に延ばしたので今日は「花より　　ダンゴ」の連中が8人集まってやることにします。まあ、要は集まる　　ことに意義がある。集まって一杯飲むことに意義がある。あ～でもない、　　こ～でもないと談論風発に意義がある。ストレスがある訳じゃないけど　　あれば解消される。それがいいのですね～、さあ、どうなることか。　　さて昨夜からプロ野球が始まりました。我が阪神タイガースは敵地に乗り　　込み昨年の覇者を10：6でほふりました。幸先のいいスタートを切りまし　　たね。特に相手の広島カープの投手は昨年コテンコテンにやられたジョン　　ソンでしたがこれを見事に打ち崩して勝ちました。　　今年は面白いぞ～、我が阪神、昨年の若手の底上げが利いて来ています。　　高山、原口、北条くんたち、他にも沢山いるのです。二軍で掛布監督が　　底上げしているのを一軍の金本監督が彼らを取り上げて使う。そのコンビ　　ネーションがいい。今年はどうやらそれらが機能してトップクラスの戦い　　が出来るのではないか、そう思っています。これだけ若手を育て登用して　　いるのは12球団で阪神タイガースが抜きん出ているのではないでしょうか。　　老舗東芝が窮地に陥っています。19万人もの社員を抱えてどうするので　　しょうか。どっち向いて歩んでいくのでしょうか。元はと言えばアメリカ　　のウエステイング・ハウスを買収した事に始まります。今回はその子会社　　の原発関連の会社が大赤字を出しその金額がどでかい。先日連邦破産法を　　申請して損切りを試みたけどその損金が1兆円100億円とも言われる。　　もの凄い金額ですね。それを計上すると東芝は約6200億円近くの債務超過　　になるのでドル箱である半導体の記憶媒体（メモリー）事業を売却して資本　　の再充実を計る考えの様だ。今朝のニュースでは買い手数多で入札にはアッ　　プルやグーグル、アマゾン、ウエスタン・デジタル、台湾の鴻海精密工業や　　韓国のSKハイニックスなどが手を挙げてるらしい。　　それだけ優秀な子会社なのである。メモリーというのはよくわからんがスマ　　ートフォンとか外部に情報を集約する「クラウド」等のサーバー、自動運転　　などに必要で今後も需要は伸びると予想されているらしい。とにかく東芝の　　中では超優良企業と言われている。その売却予想金額が1.5兆円UPらしいか　　ら資本は補填されるだろうけど、残された仕事で東芝の将来は利益を生み出　　す体質になるかどうか、でしょうね。　　会社を伸ばす、大きくするためにはこうした企業買収も必要なのでしょうが　　よくよくその財務内容を精査し確認しなければババをつかむことになる。　　まあ、優秀な会社なら自らを売る必要はありませんからね。　　　　待ちわびて　我が阪神の　誇らしき　虎児　　

2017年04月01日

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