海外旅行する人たちo(^▽^)o
私はもうパスポートも切れたし、もう海外旅行する気持ちもないので そのままにしてあります。この歳になって別に行きたいところもない ので海外旅行とは縁を切りました。 身近に今度スペインに一週間ほど旅行する女性がいて、その人にあ~ でもないこ~でもないと老爺心?で注意を促したのでした。 大体に於いてラテン民族の国というのは未だにシェスタ(昼寝)など があってLazy(なまける)な人間が多いのです。 私が初めてイタリーのミラノを訪れた時、空港の銀行でダマされそう になったことがありました。空港の銀行員がですよ、ダマすのです。 当時は未だ計算機は出来てなかったので私は小型のソロバンを持って いました。で、カネをドルからイタリアのリラに替える時、私は窓口 にある交換レートを見てUS$100はリラでいくらになるべえかと計算 しつつ窓口の兄ちゃんに旅行小切手US$100を渡したのでした。 スミソニアン協定の前だからUS$1:00は¥360の時代でした。 兄ちゃんはシャカシャカっと計算して私にリラ札を出しました。私は 当然それを数えるじゃないですか。そしたらどうも足りない、計算が 合わないのですよ。下手な英語で兄ちゃんちょっと足らんべさと言う と兄ちゃんテーブルを左右に探りながらおお~ごめんここに残ってい たと札を出すじゃありませんか。Oh,I am sorry, money remaining here ! 兄ちゃん、いつもその手でチョロマカシているのでしょう。農協団体の オジイやオバアなどは3~5万円を黙って窓口に突っ込み何も言わず、何 も言えないからジェスチャーゲームの如く換金し調べもせずに財布さ入れ るから窓口の兄ちゃんにすればカモカモエブリデイなんでしょう。 私は痩せても枯れても日本のビジネスマンの端くれ。こんなイタ公にダマ されて堪るもんかとジロッと睨み返して残った札を受け取ったのでした。 爾来イタ公は信用しません、ラテン民族には甘い顔してスキを見せては ならんと思うようになったのです。イタリアではリナシェンテ百貨店など に売り込みに行きましたが全然成果なしでした。 それとか街中でもオバちゃんは狙われる。後ろから追けて背中にアイス クリームかなにかをかける。そしてモシモシ背中に何かついていますよ、 とか言って注意を外らしその間に仲間がハンドバックなどを奪って逃げる という手口やら、兎に角油断もスキもありゃしない国である。 今はヨーロッパも殆どがユーロ圏になり通貨も統一されたので旅行者も 楽になった様ですが、私の時代は10カ国まわるのに全部通貨が違ったので それは大変でした。大体一つの国に一週間滞在するのですが国を移る度に 通貨を両替しなくてはならなかったのです。小銭は両替してくれないので 2ヶ月後日本に帰ると10カ国の小銭がジャラジャラ、全部ムダになりまし た。