生活環境の変化について行けるか。
この間近くのスーパーに行って買い物をしたら、そちらで支払いをして 下さいと隣の機械を指さされた。分からんからどうするのと訊くと機械 に表示されたオカネを入れて下さいと言う。お札と硬貨を入れる箇所が 別々にある。オカネを入れてから画面に出る「精算」だかの所を押すと ジャラジャラとお釣りとレシートが出てきた。 ありゃ~便利だなあと感心したのである。レジ係のオバちゃんは従来の オカネを貰ってお釣りを渡す手間が省けるのである。しかも機械だから 正確で間違いも起こらないということか。 私みたいにアナログ人間は支払う時はオカネを渡してお釣りを貰うのが 当たり前でお釣りの額もアタマの中でチャカチャカ暗算して正誤を確か めるやり方が身についているのだ。 かように今はレジ係がお客が買い物した商品の単価x個数の打ち込みだけ はして精算は機械にさせるが、そのうち買い物したカゴごとレジテーブル に置けば機械が計算し請求金額を打ち出すように多分なるだろうと思う。 その場合は買い物カゴにランダムに入った商品をどう読み取るかだろう。 さてもう一つ変化があったのは駅の近くにデイスカウント自動切符売り機 が出来たのである。駅には従来とおりの切符売り場があるのにだ。 何故あのようなマシーンの存在を許すのだろうか。それが結構はやって皆 並んで買っているのである。勿論そうなるだろう、だって10~15%も安か ったら誰だってこっちで買うだろう。私はICOCAカード(関西のJR,私鉄、 バス、モノレールなんでも使える)だし遠方には出ないからいいがこれか ら少し遠方に行く場合はICOCAカードを使わずにこの割引マシーンで切符 を買おうと思う。そのうちデイスカウントのICOCAカードが出来れば言う ことはないがどうなんだろうか。 航空券でもネットで予約してカード支払いをして予約番号を貰う。当日 スマホなど携帯でその番号を出し、搭乗口のゲートで提示すればそのまま チェックイン出来ると思うのだが私はまだやったことはない。便利な世の 中になったもんだ。 お隣の中国では何でもかんでもカード決済になって日本の比ではないと言 われる。現金を持ち歩かないで済むから便利は便利だろうけどどうなんだ ろう。その点では日本はまだまだ現金社会のように思うがどちらがいいの だろうか。中国でカード決済が進んでいるのは別の理由があって、それは ニセ札が多いからというのだ。一体どういう国なんだろうか、ニセ札の事 となれば北朝鮮がひどいらしい。ニセのドル札をバカバカ印刷して海外で 使うらしいがそんなものを掴まされた日ににゃ堪らんわね。 我が日本は将来どういう形で進化していくものか分からないが正直者が バカを見ない社会にだけはなっていってほしいと思うのである。日本人は 賢い人種だからゆめゆめ悪しきには染まってもらいたくないものだ。