小泉進次郎の目線!
関東大学からコロンビア大学院卒が小泉進次郎氏の経歴らしいが、先日の 国連総会の環境関連会議で日本の環境大臣として初デビューした。それの スピーチがどうのとその後の日本のメデイアではかまびすしい。思ったよ り英語のしゃべりも上手に見えたのはさすがだった。 「大臣になってまだ10日ですから」・・・と笑わせたのはよかったがその 後のスピーチがつい口がすべって言わなくてもいい事を言っちゃった。 この人、これまでのクセがつい出てしまったのだろう。つまり目線がいつも 高いのである。総論的な内容が多かったから今度環境大臣の立場では具体的 なことをしゃべらなくてはならなくなる。だから具体的なことを質問された ら、「私はまだ分かりません、とかこれから勉強します」とか返答すればよ いのである。 政界のサラブレッドとして将来の総理候補として期待されているが、それは 飽くまで人気のバロメーターとしてのもの。実力のほどはまだ不明である。 漸く結婚したことでもあるしこれから10年なら10年かけてじっくりと外交、 経済、防衛、福祉の各分野のことを勉強していかなくてはならない。一国の 総理になるためには簡単には行かないものだ。 でも彼の持つ外面的な雰囲気やしゃべりはこれまでの総理にない魅力を持って いそうだからアタマの中味に一杯知識や考え方を詰め込めば、安倍総理の様に モリカケ問題の如き事態にはならんだろう。足を突っ込むことはあるまい。 タイプとしては公明正大型でこの点ではオヤジさんとよく似ている。 10年経ってもまだ48才だからその間じっくり各大臣を経験し研鑽を積むこと だろう。そしてその間、少子化問題やエネルギー問題を日本はどうするかを 具体的にまとめておくことが必要だ。オヤジさんのように総理をやっていた 時は原発を放置して、辞めてから今になって反対しても屁の突っ張りにもな らないのだから。