やさしいきもち

今日は母の命日です。

親不孝ながら、いつも命日を迷うのよ私

なぜかというと、母が倒れたのが７日の夜
なくなったのが８日の早朝だったから・・・いつも迷ってしまうの。

母が他界して今年で７年。

時がたつのは早いものです。

日々の生活の中で、母を思い出さないことが少なくなるのかなぁなんて思ってたけど、
けしてそんなことはなく、ほぼ毎日母のことを思ってるなぁって思います。
ちょっとしたことで、あぁ、こういうときお母さんこうしてたなぁとか、
お母さんがいてくれたら頼めるのになぁとか。（まぁ、こっちのほうが多いんだけど汗）

子供たちは母に一度も会ったことがないけれど、家に飾ってある写真と、
毎回実家に帰ってちゃんとお仏壇に手をあわせて、ばぁばにただいまと
遺影にむかってはなしかけてることもあって、
「○○（旧姓の苗字）ばぁば！」といつも言ってくれる。
イモウトちゃんも、母の写真をみると「ばぁば」っていえるし。

アニは何度か「○○ばぁばに会いたい」と言ってくれていて、
一回ばぁばに会いたい～とおお泣きしたこともあって、親子そろって泣いたっけ。

子供好きな母。
孫ができるのを楽しみにしてた。
結婚が決まってたから、
『子供が生まれたら、子守りよろしくね』
って言ったら
『悪がきに育ててやるわ』って
うれしそうに言ってたな。
（母が育てなくても十分悪がきに育ってるけど）

けして、すべてを見習いたい母というわけではなかった。
どちらかというと母のようにはならないように・・・
と思うことのほうが多かった母。
精神的に弱くて、体も弱くて、小学生のころからスーパーへ買い物へ行き夕飯を
作っていたころは「なんでうちだけこんなんなんだろう・・・」って
思うことが多かったな。

でも、元気なときの母はとても料理が上手だった。
山菜が大好きで、春になると元気になっていろんな山菜をとりに父とでかけていたな。

漬物を漬けるのも上手で、毎年冬にはたくさんの白菜と大根が大きな漬物樽につかっていた。
夕飯前にボウルに漬物樽から漬物をとってくるお手伝い。
寒くていやだったけど、白菜の切漬けをつまみ食い
するのが楽しみだった・・・・。

もっとお母さんにたくさん料理教えてほしかったなぁ・・・。

思い出していたら、忘れていたことも思い出せたよ。

今日1日母のことをいっぱい思い出して
母との思い出にひたろうとおもいます。