カテゴリ:【その他】
この日はリーダードリームに参加していただいた方が組織する
『エコール・ド・名古屋』のイベントに参加してきました。 ある出版社の社長さんの話を聞いて、 それに対して自分が感じた事を返すという形式で 社長さんを含め、15人で行われたイベントでした。 15人中4人以外は全くの初対面で まさしくエンカウンターグループのような感じでした。 (エンカウンターグループとはアメリカの心理学者の カール・ロジャースが確立したもので、偶然であった人同士で 深い話をさせるという心理療養の方法。だったと思う。。。) その中で俺が一番ズキュンと来たのは、社長さんがおっしゃった、 「27歳のときに、友人がガス自殺をした」 ということでした。 このことで、社長さんは「27歳からの人生はおまけだ。」と 考えることが出来るようになり、楽になったといっていました。 そのことを聞いて、自分の体験を思い出してしまいました。 俺が16の時に中学校で仲良かった女の子が自ら命を絶ちました。 彼女が何気なく俺に貸してくれた本(松本一志の『遺書』)で、 俺は生まれて初めて夢を持つことが出来ました。 「俺は漫才師になる」 本当にただの憧れだったんだと思うけれど、 俺は自分が何がしたいのか、どうなりたいのか 初めて明確にイメージすることが出来ました。 俺はこんなことを気が付くと話していました。 最近あまり人にこんなことを言っていなかったので、 エンカウンターグループの効力を身を持って実感してしまいまいた。 話を進めていきながら、自分のなかで彼女のことを もう一度整理することが徐々に出来て来ました。 彼女の死が、俺に与えてくれたもの。 人間のはかなさ、生が有限であること、夢を持つ大切さ、 人に与える大切さ、数えあげればキリがない。 その重さ、そして、大きさに改めて気が付きました。 彼女に感謝しながら、彼女にもらったモノ以上の感動を 世界に発信して行きたいと、今強く感じています。 彼女が亡くなったときに書いた日記から一文抜粋します。 これはその当時、自分に言い聞かせた一言です。 「勇気を持って、希望を考え、夢を見る」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/10/26 05:03:04 PM
コメント(0) | コメントを書く |