カテゴリ:【研究】
俺「このマニュアルに○○と書いてあるから、
ここはこうなって、こうなるはずです。」 指導教官「なんで、そのマニュアルを信じるんだ! 自分の目で見て確認したのか?」 怒られました、朝一番で。 でも、この言葉はよく俺ら研究者の世界では言われる。 初めてこんな雰囲気を持つ言葉を聞いたのは、 大学3年生の学生実験で超伝導の実験をしていたときでした。 作成した銅酸化物(←超伝導する物質)を作成&評価をして、 レポートにまとめて発表したときに俺はこう言いました。 「理論値と実験値が違うのは、自分たちで作ったからだと思います」 そしたら、速攻でこんな風に返されました。 「自分の創ったものを何で信じないんだ?」 「理論が間違っていると何で思わないんだ?」 そうなんですよ。 俺を指導している方々はその業界では「権威」またはそれに順ずる人々。 研究者というのは常に自分が一番だと思う存在だったりするわけで、 自分の研究がもっとも正しいと考えているし、信じている。 だから、指導教官は言うんです。 『自分の目で確認するまで疑いなさい』 『私(←指導教官)のいうことも疑いなさい』 これはどんなことに対しても当たっていると思う。 以前バイト先のビジネススクールで行った 有名企業CEOの経営セミナーのアンケートを集計していたときも感じた。 どうして、「権威」の言うことを鵜呑みにするのだろう。 どうして、自分の目で見る前に信じてしまうのだろう。 って、感じていたのに俺が出来てませんでした(ToT) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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