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私のような料理下手&建築素人が何を語ってもおこがましいのですが、だらだら生活を成功させるためには、安全な食生活と作業と片づけが楽なキッチンがあってこそと思います。
キッチンの形態として、オープン、セミオープン、クローズがあり、それぞれに良い点と悪い点があります。皆さんそれぞれに好みがあると思いますので、私が一番好きなオープンキッチンについてお話をします。 オープンキッチン成功の秘訣とは、 1.リビングとの意匠面の統一 2.隠す収納の充実 3.設備の充実 と考えるとよいでしょう。 1について、オープンキッチンは仕切りのないワンルームの部屋の中に、リビング(とダイニング)とキッチンが同居するため、全体の意匠(デザイン)を統一する必要があります。素材を統一できればよいのですが、異素材が一緒になったときの効果というものもありますので、全体の意匠の傾向を統一するということでよいでしょう。 具体的には、モダン、ナチュラル、カントリー、和風、和風モダンなどの意匠を統一することです。 例えば我が家は、全体を北欧ナチュラルでまとめていて、かつリビングは琉球畳という変則的な意匠ですが、キッチンの面材はシナベニヤ(木目がほとんどなく、明るいベージュにワトコオイルのクリアを塗装)、リビングの作りつけ家具の面材もシナベニヤと統一しています。 シナベニヤに合うオフホワイトの人造大理石ワークトップ(コーリアン)を入れて、明るい感じにしました。 面材や意匠を合わせることにより、リビングとキッチンの統一感が生まれ、リビングの延長に違和感なくキッチンが続きます。 面材だけではなく、設備の意匠もできるだけ合わせるようにしましょう。 我が家は水栓がグローエのレディラックス、アルカリイオン整水器はナショナルのビルトインでグースネックのもの、見える家電は全てシンプルな白(ミーレのビルトインオーブン、冷蔵庫)、ビルトイン熱源はガラストップで黒、金具類は全てシルバーに統一しています。 2の隠す収納は、キッチンの中が丸見えのオープンキッチンでは必須です。意匠を統一しても、ワークトップ上にあれこれ物が置いてあり見えるようでは、全体の意匠が混乱してしまいます。 隠す物は、食器、調理器具、小さい調理家電、調味料などたくさんあるので、綿密な収納計画が必要になります。 逆に見せてもいいものは、冷蔵庫(できればこれも隠したいですが)、ビルトインオーブン、換気扇、熱源、水栓ぐらいにしましょう。何もない方が、作業をしやすいし気持ちよく作業できます。 我が家は食器洗い機のすぐ前に作業台兼食器棚、小物調理家電や調味料は作業台の裏の収納へ、炊飯器・オーブントースター・ホームベーカリー・生ごみ処理機・電子レンジは専用の引き出せる収納棚へと完全に隠す収納にしました。 3の設備の充実は、オープンキッチンだからこそ楽に片付けができて、簡単に掃除ができるための設備です。 換気扇が完全に油を外へ出せば、ワークトップをさっと拭くだけできれいになります。一番のおすすめ換気扇はグリーンハイキで、周囲10cmに油が飛ぶ以外は、完全に油をシャットダウンできます。カレーを作っていても匂いが部屋に回らないくらい性能がよいです。次に、シンクの中にたくさんの食器や調理器具がたまっていたら、見た目も精神衛生上も疲れます。AEGやミーレなど、外国メーカーの60cm幅ビルトイン食器洗い機があれば、食器も鍋も調理器具もどんどん入れることができるので、シンクはいつも空っぽです。 さらに可能であれば、扉付きビルトイン乾燥洗濯機を導入しましょう。家事が1箇所で完結するので便利になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年05月16日 03時27分12秒
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