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私は家事全般に渡って嫌いで、毎日だらだら過ごしたいのは周知の事実であります。その家事の中で唯一燃えるのが料理です。
料理が好きなわけではありません。安全なものを楽して家で作って食べたいのです。外食の際には、自分で作ることが難しいものばかり選んで行きます。 和食、中華、フレンチ、イタリアンなどいろいろと食べましたが、家で一番作りたいのは中華料理なのです。 炒飯は学生の頃よりあれこれと素人研究をし、これならという炒飯を作ることができるようになりました。しかし、それ以外の中華料理はさっぱり作れません。 そこで、料理店を持つシェフが書いた本を中心に、あれこれと買って読んでみました。確かに多種多様なメニューが掲載されており、どれも大変美味しそうです。それなのに、一向に作りたいメニューがありません。 考えたところ、いくつか作る気が失せる要素があることが分かりました。 ・揚げ物をほとんどしない我が家では、油通し作業をする気にならない(湯通しはします) ・同様の理由で、たっぷりの油を使った揚げ物を作る気にならない ・偏食が激しい私は嫌いな食材が多く、それを多用したメニューが多い(嫌いなものの例:牡蠣、柿、きゅうり、チーズ、牛乳、生のいか、ゆでただけのじゃがいも、糸を引くもの全部、おくら、れんこんなど) ・食べるのは好きでも、料理の食材として使うのが嫌いなものが多い(嫌いなものの例:レバー、牛肉、骨付き肉、生きた貝類、えび、いか、たこ、かになど。後半の魚介類は高いから買えないという理由もあります) ・作るのに手間がかかりすぎるわりには、作りおきがきかないものが多い この駄文を読まれた編集者の方、こんな中華料理の本を作って頂けないでしょうか。 ・中華料理の定番が網羅されている(麻婆豆腐、天津丼、杏仁豆腐など) ・揚げ物は少なめで、どうしても揚げ物をしたい場合は、フライパン多めの油で炒め揚げするような感じに。 ・私の嫌いな食材をほとんど使っていないこと(^^;;;) ・杏仁豆腐、白菜のクリーム煮は大好きですが、牛乳臭いレシピは嫌です。 ・キャベツ、レタス、ほうれん草、もやし、しいたけなどごく一般的な食材を、中途半端にあまらない量で計量したもの。(卵20gとかは困ります) ・豆板醤、テンメンジャン、八角、五香粉、干しエビ、干し貝柱、唐辛子など一般的な中華の調味料はよいのですが、ニョクマムやハムユイなど滅多に使わない調味料は代用品を明示して欲しいです。 ・煮る時間が長いのは一向に構わないのですが、煮たり出したり揚げたりと手間が多過ぎるのは嫌です。 ・中華デザートも本格的なものを。(杏仁豆腐、マンゴープリン、中国蒸しパンは必須) ・著者はお店を持つシェフにお願いして下さい。料理研究家は説得力がないので嫌です。 ・写真は手前の一点だけピントが合っているようなものにしないで下さい。最近の洋書料理本は隅から隅までぴったりピントが合っています。 ・本は全てフルカラーでお願いします。白黒ページが多いと、本が古臭い印象を受けます。 ここまで書いておいて、おすすめの本はないんかいと思われることでしょうから、私のお勧め中華本を挙げておきます。 ・フライパンで作る脇屋流基本のチャイニーズ(脇屋友詞) ・本音で作る僕の料理(陳健一) ・101の幸福なレシピ(山本麗子) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年05月22日 11時46分48秒
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