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「美味しんぼ」を読まれている方はよくご存じかと思います。
広島市中心部の本通りにあるアンデルセンの1階で、ハモンイベリコとヴァイスヴルストを販売しているので、一度食べてみなければ!と大奮発して購入しました。 12月だというのに、懐が寂しくなってしまいました・・・ 「ハモンイベリコ」 ハモンイベリコとは、スペインのイベリア半島で作られた、イベリコ黒豚の生ハムのことを言います。 イベリコ黒豚は、コルク樫の原生林に放されて長期間飼育されるため、脂身はオレイン酸(オリーブ油にたくさん含まれる不飽和脂肪酸)が多く、肉類なのに健康食品という側面を持っています。 熟成期間は長く、味は世界最高と言われているそうです。 100g2500円と超高いのですが、生ハム.comでの原木卸売り価格は1Kg12500円ですので、小売りでは倍になるのは仕方がないのかなー(T_T)と思います。 http://www.gourmet-meat.com/shop/spain/jamon_iberico.html 薄く切って生で頂くのが定番のようで、クッキングペーパーのような紙に18枚切りで貼り付けてありました。 少し苦労しながらはがして食べてみました。 ・薫製ではないのに、薫製のような香りが少しする。 ・市販の生ハムが肉の食感を残しているのに対して、ハモンイベリコは肉の食感が無い。口に入れると、脂身、肉ともに溶けるような食感。 ・味は肉というより、肉の旨味の粋だけを昇華させたような味。臭みは全く無い。このまま溶かしてスープにしたら、すごくおいしそう。 ・冷えた状態で食べると、ろうのような香りがある。 ・のどを通る時に、少しぴりぴり感がある。 試しにお湯に少しくぐらせると、脂身がすぐに透明になり、溶け始めています。そこをぱくっと頂くと、肉の香りが立って、ろうの香りが消えて、とってもおいしいです。 これが生ハムなら、これまで食べてきた生ハムは肉だなーという食感です。 確かにおいしいのですが、ろうのような香りとぴりぴり感があるので、リピートして食べたいとは思いませんでした。 プロシュートもこんな感じなのでしょうか? 生ハム.com http://www.namaham.com/ 「ヴァイスヴルスト」 ミュンヘナー ヴァイスヴルストとも言うようで、ドイツのミュンヘン地方で食べられる、白いソーセージです。 ヴァイスヴルストは朝に食べるものらしく、美味しんぼでは本場のものでなければだめとのことなので、鮮度に厳しいものなのかもしれません。 豚の腸を使い、本場では仔牛肉とハーブで作るのだそうですが、ドイツ輸入物に豚肉+子牛肉+ハーブのヴァイスヴルストがありますので、豚肉もOKなのでしょう。 アンデルセンで売っているものは、豚肉+ハーブですので、牛関連を心配する必要がありません。 2本入り1パック398円で販売していたので、1パック購入して、お湯でゆでて、大きい器にヴァイスヴルストとお湯を一緒によそって用意しました。 豚の皮は厚いので、食べずにはがして中身だけ頂きます。 ・直径は太くて長さもあるので、食べ応えは十分。 ・白くてふわふわしていて、ハーブがきいた上品な味わい。 ・脂は少ない気がしたが、食べた後のお湯の表面には、それなりに脂が浮いていた。 確かに、朝食にすごく合いそうです。 朝からこんなおいしいソーセージを食べられたら、幸せだろうなぁ。 ぜひリピートしたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年12月05日 12時22分34秒
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