カテゴリ:旅行
猫がうちに来てから2年間、泊まりがけで旅行に行ったことは一度もありませんでした。
旅行好きというわけではありませんが、うまいもんを食わせろー!のために1年に一度だけ、国内旅行に行っていたのを、そろそろ復活させようということになりました。 2泊3日が理想ですが、休みもあまりないので、1泊2日で行くことができるところ=くいだおれの大阪・京都しかない!と決まりました。 今回は3回に分けてお送りします(^^)。 和食で一番おいしいところは京都だと思います。 だしがきいているのにくどくなく、素材を生かしながら薄味に仕上げる手法は、素晴らしいの一言に尽きます。 高級料亭や割烹へ行く程予算がないので、京都へ行くと、たいがい京都駅に隣接する百貨店伊勢丹の松山閣へ行きます。 松山閣は湯葉と京料理のお店で、予算は一人4000~5000円と少し高めですが、広島で食べることができないレベルの和食を堪能することができます。 今回は3970円のコース(昼)を頼んでみました。 料理の名前をすっかり忘れてしまっているのでうろ覚えですが、 ・前菜(生ゆばのあんかけ、生餅麩、こんにゃくなど) ・野菜のてんぷら盛り合わせ ・豆乳にたくさんの乾燥ゆばが巻いていれてあるもの ・水菜の湯豆腐 ・ご飯と赤だしのなめこ汁 ・湯葉のあべかわ風(きなこと黒蜜がけ) で、これを全部食べるとおなかいっぱいになります。 前菜の餅麩はすごくもちもちしていて、生湯葉は甘くてつるつるしていて、昆布系のだしが絶品です。 上に載せてある木の芽がいい感じです。 マットな朱色のこんにゃくは、京都ではよくあるこんにゃくのようで、酸化鉄系のものを添加しているようです。 野菜の天ぷらはかりかりしてちょっとクリスピー気味です。お客さんで一杯なので、すごく忙しいのでしょうか。 料理の進行も少し遅かったような。 つけだれのぽん酢が絶品!酸味がちょうどよいです。 木の桶に薄目の豆乳がたくさんいれてあり、その中に乾燥ゆばを戻した物が、だし巻き卵並の厚さで浮かんでいます。 このゆばの量が大サービスと言えるくらいたくさんあり、すっきりとした水の味と相まって大満足です。 水菜の湯豆腐は、目の前で固形燃料を燃やして沸騰させるので、ゆでたてを頂くことができます。 柔らかい豆腐は自然な甘さで、たれがまたおいしいです。 客単価が高めなためか、ご年配のお客さんがかなり多いです。 どの方も残さずにほとんど食べきっているので、かなりおいしいのではないでしょうか。 夜のコースは、上記の料理にさらに京料理があれこれと追加されるようです。 以前、夜のコースを頂いた時は、かぶら蒸しなど珍しい料理が出ていました。 同じフロアにある和久傳にも行きましたが、少し味が薄すぎる気がします。 気軽に行けて、コストパフォーマンスがよくおいしいお店だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年02月12日 21時51分00秒
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