カテゴリ:旅行
富良野と言えば、「北の国から」関連名所と「ラベンダー」が有名なのだそうです。
私は「北の国から」を見たことがないので、ラベンダーの印象が強いです。 余談ですが、崎谷健次郎の「Realism」というアルバムに、「ラベンダーの中で」という曲があります。学生の頃にこの曲をきいて、ラベンダー畑って素晴らしいのだろうなぁと思っていました。 社会人になり、ガーデニングに興味を持った時にラベンダーを調べてみたところ、ラベンダーの王道「イングリッシュラベンダー」系は、寒冷地で無ければ育たないと知り、暑い広島での栽培は難しいと断念したことがあります。 仕方なく、暑い地方でも栽培可能なラバンディン系のラベンダー「スーパーセビリアンブルー」の苗を3株買って、大きな植木鉢に植えたところ、背が高く見事なラベンダーの花がたくさん咲き、素晴らしい芳香とともに楽しむことができました。 スーパーセビリアンブルーは、日清ガーデンメイトが10年以上前に品種改良した、ラバンディン系のラベンダーです。 スーパーサファイアブルーと比較して、フレンチ系よりはラバンディン系の方が好みだったので、スーパーセビリアンブルーに決めました。 今ではプロバンスブルーなど、他の種類もあります。 暑さには強くて樹勢が強いので、栽培は簡単です。 さて、中富良野駅からファーム富田を目指して徒歩で行く途中に、ガイドさんから勧められた「中富良野町営ラベンダー園」を見つけ、立ち寄ってみました。 広い道沿いに、大きな無料駐車場があり、背が低い北星山の中腹に沿って、一人乗りリフトが1機あります。 冬場はスキー場になるのだそうです。 夏場はラベンダー、サルビア、ひまわり等がたくさん植えられていて、7月上旬では、まだ四分咲きといったところです。 こじんまりとした感じです。 リフトを使って、見晴らしのよいところまで登ってみることにしました。 リフトは大人往復300円です。 「北の国から」のテーマ曲が流れていて、そういえば、フラノラベンダーエクスプレスでも到着前には流れていたなぁと、思い出しました。 山の中腹に植えられているたくさんの花を眺めながら数分間ぼーっとしていると、山頂(に近い場所)へ到着します。 目の前にラベンダーの花畑、近くに中富良野町内の畑や水田がたくさん見え、遠くは十勝山連邦の山々がそびえています。 空気はきれいですがすがしく、北海道に来たんだ~と感動です。 目の前にあるラベンダーの花畑へ降りることができますので、行ってみました。 品種が何か分からないのですが、ウールのように少しもこもこした、濃い紫色の蕾がたくさんついています。 茎や葉を軽くさわってみると、ラベンダーの香りが手につき、香りが立ちこめました。 ラベンダーの香りは、花というよりも木(特に檜)に近い香りだと思います。 ベンチに座って景色を眺めていると、奥に遊歩道があるのを見つけました。 山頂まで数百メートルあり、きっと景色が良いのだと思います。 入り口まで行ってみました。 冷涼な土地で見かける白樺の木が、たくさん植えてあります。 白樺の木の幹は本当に真っ白で、ところどころ皮がむけて黒っぽくなっていました。 白樺の木を見るのは、フィンランドへ行って以来4年ぶりです。 初夏の緑の木々を抜けて行くのは気持ちよさそうです。 今回は時間が無いので、また次回来た時には、是非登ってみようと思います。 下りのリフトからの眺めは格別です。 少し観光客が少ない場所ですので、のんびりと素晴らしい景色を楽しむことができます。 中富良野町営ラベンダー園 〒071-0703 空知郡中富良野町字中富良野3065番地の4 電話 0167-44-2523 入園無料 駐車場(無料) 100台 リフト往復 大人300円、小人200円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年07月24日 10時35分32秒
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