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前回の日記で「男前豆腐店」について書いた後に、毎日閲覧している「日経Biztech」で、「インディーズ豆腐がクチコミでメジャーに」という男前豆腐店の記事を見つけました。
日経で取り上げられるということは、余程マーケティングネタとして面白いのだろうと思います。 その記事によると、男前豆腐店の戦略は、 「男前豆腐店の成功は、資金力のないビジュアル系インディーズバンドが音楽業界でメジャーデビューを果たすまでの過程と酷似している。ド派手な衣装で注目を集めて、期待以上の腕前と音楽性の高さでファンを魅了する戦略だ。」 とあります。 全くもってその通りですね。 私の日記に、以下のように書きました。 ・独特の商品名とパッケージによる印象づけ ・安全(国産大豆と国産にがり)で極上品質の豆腐 注意が必要な点は、「男前豆腐店の豆腐は、豆腐として大変おいしい」という事実です。 豆腐が美味しくなければ、短期的に注目を集めても、長期的に販売を継続することができません。 世の中の豆腐で、国内産原料(大豆、にがり、水)を使用したおいしい豆腐は沢山ありますが、私のような素人が食べて、これはおいしい!と思う豆腐はあまりありません。 ただ固くて大豆風味がするだけの豆腐ばかりです。 男前豆腐店の豆腐は、以下の2点で他店を引き離しているのです。 ・食感がなめらかでクリーミーである ・大豆の風味がかなり濃く甘い あとは知名度を高める戦略があればよいので、奇抜な名前付けやパッケージで差別化を図り、成功したのです。 ----- さて、前回買った「男前豆腐」に続いて、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」を頂いてみました。 充填豆腐なので、絹ごし豆腐かな?と思って出したところ、絹ごし豆腐より密度があり、ぷるぷると弾力があります。 しかし大変柔らかいので、みそ汁に入れるのは難しそうです。 そのまま食べることにしました。 ・・・男前豆腐より柔らかくなめらかで、さらにクリーミーな食感です。 豆腐でここまでクリーミーとは、自家製豆腐をたまに作る私として、製法に非常に興味があります。 醤油をかけると甘さが際だっておいしいです。 葛で作ったごま豆腐の食感にも似ています。 大豆の風味も立っています。 2ちゃんねるの「男前豆腐食ってるか!! 」スレを見ると、メープルシロップやオリーブ油+天然塩で食べている人もいるようです。 これだけクリーミーで甘みがあれば、それも納得です。 続いて、「おたま豆腐」を買ってきたので、頂いてみました。 2000年に発売されてヒットしたそうです。 豆腐はかなり大きく、私の握り拳より一回りは大きいものが2個入っています。 絹ごし豆腐より少し固めの様子でしたので、湯豆腐にしました。 食感は普通の絹ごし豆腐と似ていて、味は国産大豆を売りにする生協の豆腐と同程度でした。 豆乳が並の濃さなのか、取り立てて感動するようなものではないと思いまました。 数日前、町内の小さいスーパーに「男前豆腐」と「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」が売られていました。 こんな田舎のスーパーにも男前が!と、それぞれ一つずつを再度購入して頂きました。 男前豆腐店には、私が頂いた3種類の豆腐以外に、様々なおいしい豆腐があるそうです。 近所のスーパーに並ぶことがあれば、是非購入してみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年12月18日 15時25分35秒
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